さまざまなトラックドライバーの仕事があるなか、ユニック車のドライバーの仕事はどんな内容なのでしょうか。
車を運転する事は共通していえることですが、どんな点が違うのか気になるところです。
また、ユニック車の運転手の仕事はきついのかも知りたいですよね。
今回は、ユニック車の運転手はきついのか、必要な資格や免許、1日の仕事内容などについて解説していきます。
目次
ユニック車の運転手とは
ユニック車とは、正式には車両積載型トラッククレーンと言います。
トラックにクレーンが付いていて、積載用の荷台がある移動式クレーンです。
トラックの左右にはアウトリガーが装備されていて、積載作業時に転倒防止の役割があるものが付いています。
2トンの小型なものから、4トンの中型や10トン前後の大型車両などさまざまな大きさの車両があります。
ユニック車の運転手に必要な資格や条件とは
必要な資格は主に3つあります。
⇒ 運転免許証は、とうぜんトラックの大きさによって大型から中型、そして準中型などの種類がありますから、それに合わせた運転免許証も必要になってきます。
⇒ クレーンの資格の種類には、5つほどに分類されていますが、ユニック車で必要になるのは移動式クレーン運転士です。
吊り上げ荷重0.5トン~1トン未満は移動式クレーンの運転業務に係る特別教育の受講
1トン~5トン未満は移動式クレーン運転技能講習
5トン以上は移動式クレーン運転免許の取得が必要になっています。
⇒ 移動式クレーン運転免許はクレーンの操作ができる資格ですので、荷掛け荷外しを擦るためには「玉掛け技能講習」の資格が必要です。
ユニック車の運転手の一日の仕事内容とは
ユニック車の運転手の一日は、仕事の内容によっていろいろと変わってくる所はありますが、メインは他のトラックドライバーと同様に車の運転です。
トラックドライバーと違う所は、荷物の積み込みや荷降ろしがクレーンで出来るところでしょうか。
ユニック車の運転手はきつい?
ドライバーの仕事は集中力や判断力、道を覚えたり荷物の積み込みなど、やらなくていけないことが中々多いと思います。
ですので、運転手がきついと聞かれたら「はい」と言えるでしょう。
しかし、運転が好きな方などは、車を運転するということに関してはそこまできついとは感じないと思います。
じゃあ何がきついのか聞かれれば、重い荷物の積み込みや、荷降ろしだと思います。
その点ユニック車では、クレーンがトラックに付いているので重い荷物もラクに積み込みや荷降ろし出来ると思います。
そのことを踏まえて、ユニック車の運転手はきつい仕事であるかといえば、手積み手降ろしのストレスや体力面では楽だと言えると思います。
ユニック車の運転手を辞める理由とは
ユニック車に限らず、トラックなどの運転手は座りっぱなしなことが多い仕事でもあるため、腰痛や長時間の運転によるストレスなど体調管理が必要になります。
長年勤めていると、体力的な面からそれらが辞める理由になる人もいます。
ユニック車の運転手は女性でもなれる?
最近は女性のトラックドライバーもよく見かけることが多くなりました。
その中で、ユニック車の運転手でも働いている方もいます。
運転手の仕事の中で荷物の積み込みや、積み降ろしなどは中々の力仕事になることがあります。
しかし、ユニック車にはクレーンと言う力持ちがいますから女性でも重い荷物をラクラク扱えるので女性ドライバーにはいい仕事だと思います。