皆さんは居眠り運転を経験したことがありますか?
僕は仕事上、居眠り運転の怖さをすごく理解しています。
居眠り運転による交通事故の発生件数は毎年上位にランクインしています。
今回は現役の長距離ドライバーである僕が普段からやっている眠気防止や居眠り運転対策をお伝えします。
目次
眠気が襲う時間帯とは!
我々長距離のドライバーは昼間に寝て夜間走行するパターンが多いです。
昼間どれだけ寝ても夜はどうしても眠くなります。
眠くなる時間帯は午前 2時から4時そして、明け方です。
事故の発生も増える傾向にありますね。
この時間をどう乗り越えるかが長距離ドライバーの課題でもあります。
また居眠り運転は夜のイメージがありますが、実は昼間でも眠気は襲ってきます。
それは昼食後です。
昼飯をたっぷり食べた後、ポカポカ天気で運転をしていると猛烈な眠気に襲われることがあります。
日中に車を利用される方には注意して頂きたい時間帯です。
居眠り運転の怖さとは!
誰もが経験しがちな居眠り運転ですが、どれ程怖いか想像したことがありますか?
車は鉄の塊です。
普通の乗用車でも人間が乗ると2トン弱、大型トラックになると荷物を満載に積むと25トンにもなるんです。
そんな鉄の塊が時速60キロや80キロで走っているんです。
そのドライバーが眠っていて意識の無い状態で運転しているとしたら…
想像しただけでも怖い居眠り運転ですが、どんな事故でも未然に防ぐことは可能です。
今回は眠気を覚ます方法や対策をいくつかご紹介します。
長距離ドライバー直伝の眠気対策!
これからご紹介する方法は普段から僕ら長距離ドライバーや僕個人が居眠り運転対策でやっている5つの方法です。
前日の疲れを残さない、しっかりと睡眠を取るなどの基本的な話ははぶきます。
№1 窓を開けて空気の入れ替えをする!
この方法は特に冬に効果があります。
窓を閉め切っていると自分の吐いた二酸化炭素が眠気を誘います。
窓を開けて空気の入れ替えをすることで眠気対策になります。
また冬に窓を開けると冷たい風が車内に入ってきて一気をめが覚めます。
眠気がきたらまず窓を開けて空気の入れ替えをしましょう。
№2 ガムを噛む
これもよくある方法ですがガムを噛むと眠気防止になります。
ブラックガムなどの刺激の強いガムのほうが効果はありますが、要は口を動かすという行為が脳を刺激して眠気覚ましになるんです。
お菓子やチョコレートでもオッケーです。
食べ過ぎは逆に眠くなるので注意しましょう。
№3 大音量で音楽をかける
これは僕がよるやる方法です 笑
できればハードロック系がいいです。
ノリのいいヘビメタやハードロックを大音量でかけて、更に大声で歌うとなおよしです。
興奮して一気に目が覚めます。
№4 体を動かす!
お急ぎなのはわかりますが、上記を方法でもダメなら駐車場などに運転を止めて軽いストレッチや運動をしましょう。
冷たい水で顔を洗うのも効果的です。
両手を上げ、背筋をピンと伸ばし、外の空気で深呼吸をするととても気持ちがいいです。
№5 仮眠を取る
それでも無理なら諦めて寝ることです。
寝るといってもがっつり寝る時間があればいいですが、時間がない場合でも10分でもいいから仮眠とりましょう。
本当に全然違いますから!
さいごに
今回は僕が普段からやっている5つの居眠り運転対策をお伝えしました。
最後には寝る(仮眠をとる)と書きましたが、これが1番大事かもしれません。
どれだけ約束の時間に遅刻したり延着してでも事故をするよりは1000倍マシです。
事故をしたらヘタすると一生を台無しにしてしまいます。
遅刻しても命まではとられません。
でも事故をしたら命までだって落とすこともあるんです。
もちろん運転をする前日の過ごし方、睡眠、体調管理はしっかりとすることが前提です。
しかしそれでも眠気がきた時は、今回お伝えしたことを試してみて下さい。
それでも無理なら『寝る勇気』をしっかりと持ちましょう。
今回の記事で少しでも事故が減れば幸いです。