トラック運転手の仕事をしていると、一日にどれくらいの走行距離を走るのか気になるところ。
実は、仕事内容によって一日に走る走行距離が違ってきます。
短距離や中距離、長距離で比べてみると、だいぶ走る距離が違うのがわかります。
そこで、今回の記事では、トラック運転手は一日にどれくらいの走行距離を走るのかについて、短距離、中距離、長距離別で解説していきます。
これからドライバーを目指してみたい方やトラックの仕事に興味のある方は、この記事を参考にしてください。
近距離ドライバーの一日に走行する距離とは!
近距離ドライバーが一日に走る走行距離は、約100㎞。
実際に私の知り合いのトラック運転手が、近距離ドライバーの仕事をしていて、一日で約100㎞走るときが多いよう。
仕事が多いときは、100㎞少し超えるときもまれにありますが、100㎞に近い日が多いです。
ですので、近距離ドライバーを担当するのであれば、走行距離が短いということもあり、そこまで疲れたくないという方には向いています。
あとは、道に慣れるのが苦手な方や高速道路を走るのが苦手な方も近距離が向いていますので、そちらもおすすめ。
近距離は、中距離や長距離と比べて負担は少ないです。
中距離ドライバーの一日に走行する距離とは!
中距離ドライバーが一日に走行する距離は、約250㎞。
中距離ドライバーの方の多くは約250㎞で走る方が多く、近距離と比べて少し負担は増えるものの、ある程度運転が上手い方は問題ありません。
中距離ドライバーは、高速道路をたまに使うことがありますが、下道で走らなければいけないときもありますので、そこは知っておくといいでしょう。
また、日帰りでいける距離でもありますので、休みを取りたいという方や家庭生活を大切にしたいという方でも、大丈夫です。
近年では、中距離で働く方が増えているようなので、その距離もおすすめ。
給料と休みのバランスを上手くしたいという方であれば、中距離ドライバーが向いています。
長距離ドライバーの一日に走行する距離とは!
長距離ドライバーが一日に走行する距離は、約500㎞。
長距離の運転だと、短距離や中距離と比べて距離は長く負担も大きいのが特徴です。
高速道路をよく使って運送するときが多いので、運転が得意な方や遠くへ行ってみたいというのであれば長距離が向いています。
長距離運転のお仕事で例えると、東京から名古屋、大阪へ運送する仕事が多いです。
そのような日帰りでは行けないところへ運ぶので、できそうであるならばやってみると良いかもしれません。
また、稼ぎやすいというのも特徴的で、家庭生活よりも仕事を頑張りたい方やお金を増やしたい方でも大丈夫な仕事です。
実際に求人サイトや求人アプリを見て頂ければわかりますが、長距離運転はトラック業界の中でも高収入です。
走行距離は長いですが、興味ありましたらチェックしてみてください。
一日に走る走行距離の制限てあるの?
現時点では、ありません。
走行距離の制限は設定されていませんが、過労な労働をしないようにするために時間で制限を設けている仕組みです。
大半の会社では、一日の走行距離には制限をかけていませんので仕事をたくさんこなすことは可能です。
短距離でも中距離でも長距離でも問題ありません。
ただし、トラック業界では、時間で制限をかけているということですので、その時間を超えてしまったら、距離をたくさん走るのは無理です。
時間にも気を付けて距離を走っていくことです。