産業廃棄物という言葉は皆さん聞いたことがあると思います。
しかし、一般家庭から出るゴミとは違うものと知っていても、その詳しい内容は分からないと言う人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、産業廃棄物を回収するドライバーの仕事について解説していきたいと思います。
産業廃棄物ドライバーはきついのか、収入面や必要となる資格、仕事内容を掘り下げていきます。
この仕事に興味を持っている方は是非参考にしてみてください。
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目次
産業廃棄物ドライバーの1日の仕事内容
まず産業廃棄物とはなにか?
廃棄物には「一般廃棄物」と「産業廃棄物」の2種類に別けられます。
皆さんが家庭で出すゴミ(廃棄物)は一般廃棄物となりますので、よくご存知だと思います。
では産業廃棄物とはなにかと言いますと、事業活動で生じた廃棄物を産業廃棄物といいます。
産業廃棄物は、20種類に分けられていてそれ以外を一般廃棄物としています。
区分 種類
あらゆる事業活動に伴うもの (1)燃え殻
(2)汚泥
(3)廃油
(4)廃酸
(5)廃アルカリ
(6)廃プラスチック類
(7)ゴムくず
(8)金属くず
(9)ガラス・コンクリート・陶磁器くず
(10)鉱さい
(11)がれき類
(12)ばいじん
排出する業種が限定されるもの (13)紙くず
(14)木くず
(15)繊維くず
(16)動物系固形不要物
(17)動植物性残さ
(18)動物のふん尿
(19)動物の死体
(20)汚泥のコンクリート固形化物など、(1)~(19)の産業廃棄物を処分するために処理したもので、(1)~(19)に該当しないもの産業廃棄物ドライバーはそれらの廃棄物を処分場に運搬します。
よく皆さんが見るのは、建築現場などの廃棄物をトラックに積んでいる所を見かけていると思います。
その廃棄物を運搬するドライバーが産業廃棄物ドライバーです。
他にも産業廃棄物には特別産業廃棄物もありますが、今回は省略しています。
産業廃棄物ドライバーには資格が必要?
産業廃棄物ドライバーの資格には、トラックを運転するための運転免許が必要になります。
中でも、大型運転免許が必要なことが多いと思います。
ほとんどの場合、汚泥やコンクリートなどの重量物や一度にまとめて運ぶことが多いためです。
また、牽引免許や移動式クレーンなどの資格も持っていれば有利になると思います。
産業廃棄物ドライバーの給料や年収とは
産業廃棄物ドライバーといっても、大型トラックの運転手という感じなので年収400~500万の間が相場でしょう。
産業廃棄物を扱う仕事だから特別○○になるということはありません。
月収でいくと、30万~40万程が多い感じですね。
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産業廃棄物ドライバーはきつい?
運送業界の中では比較的にきつい方ではないと感じます。
さきほども話したとおり重量物が多いので、手積み手下ろしなどの作業はほぼありませんし、アームロール車ならばコンテナの積み下ろしだけですので比較的ドライバーとしては楽なのではないでしょうか。
しかし産業廃棄物の中には上記(16)~(19)のように匂いがキツイ物の運搬もあるので、一概にそれほど楽な仕事とも言い切れません。
大型の場合、手積み手下ろしが必要な力仕事はほぼない事が多いので体力的な面ではきつい仕事には入らないでしょう。
精神的には内容によっては大変な面もあるかもしれません。
産業廃棄物ドライバーに向いている人の特徴とは
産業廃棄物ドライバーだけでなくほとんどのドライバーに言えることですが、トラックの運転が主になるので、安全・慎重に運行できる方がまずは一番でしょう。
特に産業廃棄物の場合は、重量物や汚泥など一般貨物よりも危険なものの搬送になることがありますので、慎重に運行しなければなりません。
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産業廃棄物ドライバーは非常に人気が高く需要のあるドライバー職です。
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まとめ
いかがでしたか?
今回は産業廃棄物ドライバーの仕事についてご紹介しました。
産業廃棄物を扱うからといって特別な手当がでるわけでもなく、基本的には大型トラックドライバーと同じような待遇がほとんどです。
ただ、事業から出たゴミを扱うので他の仕事と比べると少し特殊な部分もあるかと思います。
どんな仕事でも一人ひとりが関係し社会が成り立っています。
この仕事に興味を持った方、既にこの仕事に就いている方どちらも誇りを持って頑張ってもらいたいですね。