大型トラックの運転のテクニックとコツを現役長距離ドライバーが伝授!

現役の長距離運転手のイッシーです。

もうかれこれ20年近く大型トラックに乗っていますが初めて乗った時はあまりの大きさにドキドキしました。

今でこそ慣れましたが、たまに初心者ドライバーの運転を見ていて思うことがあります。

運転の経験を積めば慣れてはいくのですが、トラックの運転にはコツがあります。

今回は大型トラックを運転するにあたりコツと注意点をお伝えします。

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車幅感覚

大型トラックは本当に大きいです。

車幅も広く左のミラーなんか注意をしないとあっという間に吹っ飛ばしてしまいます。

道路を走っていても車線ギリギリだし、高速道路の料金所も幅はカツカツです。

狭い道路で大型トラック同士が並走する時や対面通行ですれ違う時など車幅感覚がしっかりしてないと接触事故を起こしてしまいます。

車幅感覚を養うコツとは!

車幅感覚を養うコツは、まずしっかりと左のミラーの位置を覚えることです。

左のミラーはトラックの幅より外に出ています。

左のミラーを意識することは車幅感覚を覚えるステージ1です。

また道路の車線を意識することも大事です。

初心者のうちは走行中にバックミラーを見て車線とトラックの位置を確認して見ましょう。

右左折時のコツと注意点!

大型トラックの全長は約12メートルあります。

ハンドルを切るタイミングで曲がる位置がかなり変わってきます。

そこで気をつけないといけないのが内輪差とオーバーハング(けつ振り)です。

交差点での左折時の内輪差による巻き込み事故は後をたちません。

ミラーでしっかりと確認しましょう。

また大型トラックは大きくハンドルを切るとその分テール(お尻)も車線をはみ出し大きく振ります。

そのオーバーハングでの引っ掛け事故も意外と多いんですよね。

内輪差とオーバーハングのコツとは!

まずは内輪差のコツです。

内輪差を把握するにはタイヤのあるポイントが大切になってきます。

画像に2つタイヤが並んでますが、その2つのタイヤのちょうど真ん中です。

この真ん中の位置が曲がりたいポイントを過ぎれば内輪差は大丈夫です。

タイヤの真ん中の位置より早くハンドルを切ってしまうと内輪差によりトラックが寄りすぎてしまいます。

なので少し行き過ぎてしまうくらいがいいかもしれません。

オーバーハングのコツはハンドルを切り過ぎないことです。

特にスピードが出ていない状態でハンドルを思いっきり切ると車線をはみ出し大きくケツを振ってしまいます。

右左折時のコツやポイントはこちらの記事で更に詳しく説明しています。

>>大型トラックの右折、左折の注意点!ポイントとコツを徹底解説!

バックでのトラックホーム接車、車庫入れのコツ!

雑貨の路線便ではよくホームにトラックがズラリと並んでいます。

あそこにトラックを入れるの意外とキツいんですよね^^;

広いホームならいいですが、前が狭いと大変です。

右にも左にもトラックが止まっていて、あてるとえらいことになります。

そのような時のコツですが、なるべく角度をつけずにトラックのケツを侵入させることです。

角度が大きいと内輪差やオーバーハングも大きくなってしまいます。

なのでできるだけ進入角度をつけずに止まっているトラックに対してまっすぐに入るようにしましょう。

その時に大事になるポイントが先程の後輪のタイヤの真ん中の位置です。

あのタイヤの位置が止まっているトラックの中に入れば立て直す為にハンドルを切っても寄ることはありません。

トラックを真っ直ぐにしましょう。

ハンドルを切りながらバックする時の注意点!

もう一つ注意してほしいのが、ハンドルを切りながらバックするときです。

ハンドルを切りながらバックするとトラックのキャビン側は大きく膨らむイメージになります。

右にハンドルを切ってバックする時は助手席側、左にハンドルを切ってバックする時は運転席側を必ず確認しましょう。

トラックの坂道発進時の注意点とは!

最近のトラックにはほとんどイージーゴー(フソー)のようなブレーキシステムが付いています。

止まっている状態でブレーキを踏むとサイドブレーキがかかり、アクセルを踏むと解除になります。

ここで注意してほしいのが、たまにこのブレーキシステムのスイッチがオフになっていることです。

これに気付かずブレーキから足を外すと坂道なら勝手に車が動きだします。

この事故は意外にも多いんです。

車検や点検でメーカーからトラックが帰ってくるとオフにされていることがあります

下り坂でのコツや注意点とは!

現在大型トラックにはリミッターという速度制御装置が付いており時速90キロ以上は出ないようになっています。

しかし下り坂ではぐんぐん速度がでていきます。

気がつくと140キロなんてことも!

なので注意して速度を調整する必要があります。

合わせて注意したいのがブレーキです。

ブレーキをかけすぎるとエアーも無くなるし、ブレーキシステムが熱を持ちブレーキが効かなくなってしまいます。

下り坂でブレーキが効かなくなるとかなり危険です。

コツとしてはエンジンブレーキや排気ブレーキを使いわけ速度が出過ぎないようにすることです。

トラックの高さを知っておく!

大型貨物トラックの高さは3.8メートルです。

トラックの仕様により高さは変わりますが自分の乗るトラックの高さは把握しておかないと、歩道橋や高架にぶつける大事故になりかねません。

渋滞で止まる時のコツ!

高速道路の渋滞に引っかかりやむなく停車する時があると思います。

その時に注意してほしいのが最後尾に止まっている車にひっついて止まらないという点です。

前の車と距離をとらずに停車すると、もし後ろからきた車に追突(おかま)されたときに挟まれる可能性があります。

実は追突事故で挟まれて亡くなる方がかなりいらっしゃいます。

追突事故で最悪の事態を避けるためのコツは、前で止まっている車と距離をおき、後ろからきている車が自分と渋滞に気づいて減速していることを確認してから前の車との距離を縮めましょう。
 

さいごに

今回は大型トラックの運転のコツや注意点を書いてみました。

結局のところ慣れなのですが、ポイントを掴んでおくと慣れるのも早いです。

狭いところでは無理をせず焦らずにゆっくりと慎重に運転しましょう。

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