トラック業界はたくさんの仕事や会社があり、仕事内容や給料はそれぞれ違い、また地域や荷物によっても変わります。
就活をする際は、求人票をよく確認して就職先を選びをするようにしましょう。
今日は長距離ドライバーについて、地方のデータを元に解説していきます。
目次
4tトラックでの長距離とは?
大型の長距離ドライバーと仕事内容は変わりません。
4tトラックの長距離の求人は、大型車に比べると、現状ではあまりありません。
4tトラックでの長距離の仕事があまりないので、稀ですが大型ドライバーが4tトラックに乗り換えて配送作業をする場合もあります。
この事柄については地域によって違ってくるでしょう。
4t長距離ドライバーの行程とは!
配送先によって違いますが、4~5日行程が一般的です。
流れはこちら
⇒ 納品場所によっては、待機(順番待ち)のトラックがいるため早く行く到着するに越したことはありませんが、道路状況などもあると思いますので、安全第一で走行しましょう。
とはいえ、早めに到着しても待機の場合も十分ありえますし、ギリギリや遅めに到着したとしても待ちもなくすぐ降ろせたなんてこともあります。
こればっかりはその日の運みたいなものになってきますね。
荷降ろし後は翌日降ろしの荷物を積み込むために現場へ向かいます。
荷降ろし後、会社に連絡し帰社となり、5日目の業務終了後休みになります。
ここまでが4t長距離ドライバーの1週間の行程です。
上記の工程はあくまで一例です。
参考程度にしておいて下さい。
4トンで長距離はきつい?
ドライバーの仕事は、積み降ろしに体力を使うので一番きついです。
その他には、運転はほぼ深夜になる場合が有るので、暗い道を運転する集中力と睡魔に勝てるように頑張っています。
4t長距離ドライバーの給料はいくらなのか?
中距離ドライバーの給料の相場は30万円~35万円前後です。
それに加えボーナスの支給が約10万円位ほど、年収の相場は400万円位です。
そして、年齢や勤続年数によっても給料は変わってくるでしょう。
また、会社によって違いますが、精密機械や危険物などの荷物は慎重に扱わなければいけません。
これらの荷物から破損を出してしまうと結構な問題になる場合があります。
破損や事故などのリスクが高いので若干多いいのではないでしょうか。
面接時に気になる点はしっかり質問しておくといいでしょう。
4t長距離ドライバーのメリットデメリットとは!
仕事をする上で必ず出てくるメリットとデメリットをご紹介します。
《メリット》
・運転が上手になります。
乗用車に比べて車体が大きいトラックに乗るからです。
毎日乗ることで、確実に運転技術が向上します。
また毎日乗ることで安全確認が習慣化され、安全運転をするようになり事故を起こすリスクが減ってきます。
安全確認が習慣化されていることで、プライベートでも安全運転をする様になります。
・人間関係のトラブルが少ないです。
勤務中のほとんどの時間はトラックで1人で過ごすことが大半です。
配送件数が少ない為、人と関わることがあまりありません。
納品時は倉庫の作業員くらいなので、多くの人と関わることが少ないです。
《デメリット》
・長時間労働の恐れがあります。
渋滞やトラブルなどで遅れた場合、現場への到着が遅れてしまいます。
そうなった場合、睡眠時間や休憩時間を削って調整するしかないのでその点はストレスになります。
・人身事故のリスクが有ります。
近距離配送に比べて運転時間が長くなるのでその分必然的に事故に遭遇するリスクは上がります。
朝方の通勤通学帯や夕方の帰宅ラッシュ時は、人が多く行き交うので人身事故を起こすリスクが高まります。
・1行程4日~5日家を空けることにより、家族と会える時間が少ない。
仕事終わりは毎日家に帰ってゆっくり過ごしたいところですが、毎日家に帰ることができないので家族と会う機会も少なく寂しいと感じます。
まとめ
大型長距離ドライバーの仕事はありますが、4tの長距離ドライバーの仕事は近距離や中距離に比べて少ないように感じます。
とはいえ、運転が好きな人や、人と関わることが少ない仕事を好む方には向いています。
給料もそこまで低いわけでもなく、毎日家に帰ることができなくても苦にならない方は是非挑戦してみてはいかがでしょうか?