大型トラックの違法改造!リミッター解除とは!

皆さん、こんにちは!

長距離トラック運転手のイッシーです。

大型トラックにリミッターという速度制御装置が装着されているのをご存知の方も多いと思います。

そのリミッターのおかけで大型トラックは90キロ前後の速度しか出すことができません。

アクセルを目一杯踏んでもそれ以上速度が出ないのです。

このリミッターの認識は一般の方にも近年では広がっており、大型トラックに追い越し車線で引っ張られるとイライラされる方も多いと思います。

しかし中にはとんでもなく早い大型トラックもいますよね!

あれって何で早いの?と私もよく聞かれることがあります。

今回は、そんなリミッターがついてるはずのトラックの中で、なぜ早いトラックがいるのかを説明致します。

スポンサーリンク

なぜ早いトラックがいるのか?

リミッターがついているはずの大型トラックですが、中には早いトラックもいます。

なぜそんなトラックがいるのかというと、リミッターを解除しているからです。

個人でこっそり解除しているドライバーもいれば、会社という組織ぐるみで解除している会社もあるようです。

理由としては荷物を早く届けたい、到着時刻まで余裕がないなどの理由です。

しかしそれは皆同じ条件ですから、リミッターを解除して走っている会社はドライバーからよく思われず警察機関などに通報されることもあります。

たまにニュースなどでも報道されますよね!

リミッター解除の仕組みとは!

あまり大きな声では言えないのですが、リミッター解除には幾つかの方法があります。

まずはコンピューターの設定を変えてしまうやり方です。

ドライバーの中では根元を上げるなどと言ったりします。

そして次に多いのはコマ(ジョイント)を付ける方法です。

このジョイントというのはトラックの速度のズレを補整する装置です。

このジョイントを悪用して速度を上げるのです。

3%から20%くらいまであり、例えば10%のジョイントを付けると今までの速度プラス10パーセントの速度が出るようになるのです。

90キロなら99キロですね!

そもそもトラックだけでなく普通車でも多少の速度のズレは全ての車にあります。

なので車検に通る範囲ならオッケーですが、それ以上の速度アップをしているトラックは違法改造となり刑罰の対象になります。

会社まで摘発されることになり相当なリスクになりますが、いまだにリミッター解除しているトラックを見かけます。

リミッターの限界値を操作するコマいじりに関してはこちらの記事で詳しく説明しています。

大型トラックにはリミッターという速度制御装置が付いています。 これにより時速約90㎞以上がでない設定になっています。 リミッターを解...

併せてご覧ください。

リミッター解除していないのに100キロ以上?

大型トラックにはリミッターが装置されており90キロ以上はでないようになっています。

しかしリミッター解除をしていないのに100キロ、120キロと速度がでる場合もあります。

それは『下り坂』です。

実は下り坂ではリミッターは効かずにアクセルを踏みっぱなしにしているとグングン速度が上がっていきます。

重量が重ければ重いほど加速度も大きくなります。

なので荷物を満載に積んで走るときは気をつけないと速度オーバーで警察に捕まるなんてこともあり得るわけです。

多くの運送会社では車内制限速度を設けられており、それ以上の速度を出すとペナルティが課せられる場合もあります。

下り坂で大型トラックがブレーキを踏むのはその為です。

追伸

今回は大型トラックのリミッター解除について書いてみました。

気持ちはもちろん分かりますが、リミッターは法律で定められた規則です。

守ってもらいたいものですね!

スポンサーリンク