トラックに乗る場合に必要な免許が、普通免許・準中型・中型・大型とあり、そのトラックに乗るためにはそれぞれの免許を取得する必要があります。
普通免許でも、取得した年月日によっては運転することが出来ないトラックがあります。
今回は、普通免許で乗れるトラックは何トンまでなのか、2tトラックは運転できるのかについて解説していきます。
自分の免許の取得年月日をよく確認しておきましょう。
目次
2tトラックは普通免許で運転できる?
免許の取得年月日関係なく普通免許で2tトラックを運転することが出来ます。
但し、仕事をする上でトラックは普通車に比べて若干大きく車高が高いため、運転感覚が違います。
さらにトラックの種類によっては複雑な操作があり、運転する前に練習する必要があります。
普通免許で運転できるトラックは何トンまで?
自分がいつ免許を取得したのか、その取得年月日でどのトラックが運転できるのか変わってきます。
以下は免許の種類で運転できるトラックがどれになるのかをまとめました。
【普通免許】
2tトラックは、取得年月日に関係なく運転することが出来ます。
※2tトラック:車両総重量5000㎏未満、最大積載量2000㎏以上、3000㎏未満のものです。
【準中型免許】
普通免許の取得年月日によっては、運転出来ない場合が有ります。
※準中型免許で運転できるトラックは、車両総重量3500㎏以上7500㎏未満、最大積載量2000㎏以上4500㎏未満のものです。
【中型免許】
普通免許の取得年月日によっては、運転出来ない場合が有ります。
※中型免許で運転できるトラックは、車両総重量7500㎏以上1100㎏未満、最大積載量4500㎏以上6500㎏未満のものです。
【大型免許】
取得年月日に関係なく普通免許では運転することが出来ません。
大型免許を取得するには条件がありますので参考にして下さい。
※大型免許で運転できるトラックは、車両総重量11000㎏以上、最大積載量6500㎏以上のものです。
◆普通免許の取得年月日によっては、4tまでのトラックを運転することが出来ます。
⇒ ※4tトラックは運転出来ません。
4tトラックを運転する時は『中型免許』が必要になります。
⇒ ※4tトラックは運転出来ません。
4tトラックを運転する時は『準中型免許』を取得したあとに『中型免許』が必要になります。
普通免許で運転できるトラックの車種は?
免許の取得年月日や免許の種類で運転できるトラックが変わってきます。
運転できる範囲の免許を持っていれば車種は問いません。
車種によっては特殊な設備や操作があるので、その技術をしっかり習得する必要があります。
但し、ユニック車やタンクローリーの様な危険物を取り扱う場合は、別に資格が要ります。
※ユニック車は運転出来ますがユニックの操作は出来ません。
(ユニック車とは…トラックにクレーンが付いている車両のこと)
タンクローリーは危険物の資格が乗車していれば運転することは出来ます。
普通免許と準中型免許の違いとは!
【普通免許】
2tトラックは、取得年月日に関係なく運転することが出来ます。
取得年月日によっては4tまでのトラックを運転することが出来ます。
※2tトラック:車両総重量5000㎏未満、最大積載量2000㎏以上、3000㎏未満のものです。
【準中型免許】
普通免許の取得年月日によっては、運転出来ない場合が有ります。
取得年月日によっては4tまでのトラックを運転することが出来ます。
※準中型免許で運転できるトラックは、車両総重量3500㎏以上7500㎏未満、最大積載量2000㎏以上4500㎏未満のものです。
免許の取得年月日や免許の種類によっては、準中型免許が不要な場合が有ります。
平成19年(2007年)6月1日以前に取得した人は、普通免許で4tトラックを運転することが出来ますが、平成19年(2007年)6月2日以降取得の人は、普通免許では3t未満のトラックしか運転できません。
準中型免許が必要になります。
普通免許でトラックドライバーになれるの?
トラックドライバーになる事は可能です。
但し、運転できるトラックの大きさは免許の取得年月日によって違います。
条件と最大積載量別を簡単に紹介します。
【条件】
⇒ ※4tトラックは運転出来ません。
4tトラックを運転する時は、『中型免許』が必要になります。
⇒ ※4tトラックを運転する時は、『準中型免許』を取得後『中型免許』が必要になります。
まとめ
普通免許でのトラックドライバーは出来ます。
免許の取得年月日で運転できるトラックが限られています。
自分がいつ普通免許を取得したのか取得年月日を確認し、運転できる大きさをあらかじめ確認しておきましょう。
ユニック車などの特殊車両の場合は、運転が出来たとしても、操作するためにはまた別の資格がいる場合ありです。
職種によってもタンクローリーの様に、資格を持っている人が乗車していれば運転が可能の場合もあります。
ドライバーになる時は、自分がどのトラックを運転したいのか、どういう免許が欲しいのかを考え、しっかり下調べをし就職活動をしていきましょう。