こんにちは、イッシーです。
長距離の運転手になって早20年、今ではベテランと呼ばれるほどの年月が経ってしまいました。
こんな僕でも会社に就職した時は新人でした。
それまでトラックには乗っていましたが、貨物用の大型トラックは初めてで長距離も未経験でした。
トラック運転手は辛い?とよく聞かれます。
また独り立ちが不安という方もいらっしゃいます。
そのような方へ今回は僕が長距離の運送会社に転職して最初の3ヶ月を時系列で書いてみますね。
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長距離ドライバーになろうと思ったきっかけ!
まず簡単に僕が長距離の運転手になろうと思ったきっかけだけ先に書かせてください。
僕は長距離に乗る前に 2トン車や4トン車に乗っていました。
ミキサー車にもちょっとだけ乗った経験もあります。
「トラックの花形は大型のトラック運転手」
小さなトラックに乗っていると大型トラックに対しての憧れややってみたいという気持ちがでてくるものです。
2トン車で仕事をしていると1日に何十軒も配達をしないといけないし残業が多いわりには安い給料しか貰えませんでした。
そこで頑張り次第では月給50万以上稼げると聞き長距離の運転手になる決意をしました。
トラック30台程度の庸車(下請け)会社に面接!
僕が選んだ会社はトラックの台数が30台程度の庸車といわれる個人経営の運送会社でした。
実はその前に大手の運送会社を面接していたのですが落ちてしまいました。
当時の僕は20代と若く大型免許とけん引免許まで取得しているのに何故か落ちました。
後で分かった話ですが落ちた原因は未経験ということと交通違反が過去1年間に1度あり免許の点数が満点ではなかったという理由でした。
そして今の会社に面接をお願いしたわけですが面接は社長がしてくれました。
そんなに細かな話はなく仕事内容と給料面を簡単に説明した後にいつから来れる?と言われたので来週の頭よりお願いしますと返答しました。
新人研修の横乗り期間は1週間だった!
運送会社に就職するとまず先輩ドライバーと横乗りをします。
横乗りとはその名の通り先輩が横に乗り現場や仕事内容、積み込み方などを教わる研修期間です。
僕は1週間で済みましたが、これはかなり早い方で普通は1ヶ月ほど横乗りをします。
大手の路線会社の定期便の横乗りだったので路線会社さんに仮眠室を借りれたので先輩とトラックの中で一緒に寝ることはなかったです(^^;;
この横乗りは大変貴重な経験となりました。
晴れて独り立ち!さぁ、ここからが大変!
2週間目から独り立ち、ここからが本当に大変でした。
今まで先輩が横にいたので何気に積み込みもできたし道も迷うことなく現場に行けていました。
1人になると
「あれっ、どうやって積むんだ?」
「あれっ、現場はどこだったかな?」
「この道であってるのかな?」
クエスチョンマークだらけで頭がパニックになりそうでした ^_^;
あの大きなトラックで道を間違うとUターンもできないし泣きそうになります。
積み込みもバラ積みの仕事だったので、あの大きなトラックにヘトヘトになりながら荷物を満載になるまで積み込みました。
さぁ、そこから約7時間のロングドライブです。
昼と夜が逆の夜間走行です。
眠い目を擦りながら慣れない大きなトラックを運転するわけです。
正直、このまま事故ったほうが楽だと何回も思いました。
積み込みや生活のリズムに慣れるのに約3ヶ月はかかりますね。
勝負は最初の3ヶ月だと思って下さいね。
2ヶ月目に突入!少し慣れた時に起こる事故!
なんとか踏ん張り 2ヶ月目に突入しました。
この頃になると少しだけ慣れてきて余裕も少しでてきます。
でもそんな時に
「落とし穴」
が待ち構えているんですよね。
まずは荷物事故です。
初めは慎重に慎重を重ねて積み込んでいたのが
「いけるだろう、大丈夫だろう」
と慎重さが欠けてくるんですよね。
案の定、現場に着いたら荷物はぐちゃぐちゃになっています。
うちの会社は荷物事故は自腹なので高い勉強代を支払うハメに。
そして車両事故です。
大きな事故はしませんでしたが、ケツのマーカーをあてたりホームに接車するときに隣のトラックのミラーにあてたりと小さな事故がありました。
「慣れた頃に落とし穴」
皆さんも注意しましょう。
初めて貰った月給50万円!
3ヶ月目で初めてまともに1ヶ月分丸々の給料を貰いました。
なんと「人生初の月給50万円」でした。
所得税や住民税、社会保険や厚生年金、それとは別で厚生年金基金などを支払っても飯代を含めると手取りで45万以上貰いました。
そのおかげで1年間で借金を全て返して更に200万円ほど貯金もできました。
ほんとに月給で50万以上貰えるんだと感激したのを今でも覚えています。
失敗しない運送会社の選び方や転職へのコツとは
人手不足の運送業界は今どの会社も人材を欲しがっています。
今はドライバーが会社を選べる時代と言っても過言ではありません。
そこで良い会社を見つけるコツがエージェントの利用です。
現在では転職エージェントからドライバーに転職するケースが主流になっています。
数多くの会社が存在する運送業界では個人が面接のみで会社を決めてしまうのは危険を伴います。
そのなかでもおすすめのエージェントがリクルートエージェントです。
リクルートエージェントは日本最大手の転職エージェントです。
また大手や人気の運送会社は非公開求人になっているケースが多いです。
非公開求人にする理由は企業が社内の採用情報を外部に漏らしたくないのと採用コストを抑えるためです。
あなたがネットで探してもいい企業が見つからないのはこの非公開求人になっている可能性が高いです。
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運送業の独り立ちに不安はつきもの
今回は僕が長距離の運転手になって最初の3ヶ月間で思ったことや出来事を書いてみました。
会社によっては仕事内容や給料体系も違うでしょうが僕はこんな感じでしたよ。
よっぽど肌に合ったのでしょうね。
もう20年が経ってしまいました 笑
この記事が何かのお役に立てれば幸いです。