こんにちは、イッシーです。
僕は大型の長距離運転手を20年近くやっていますが、最初に乗ったトラックは2t車でした。
当時は建材屋の2tドライバーで、木材やプラスターボード、金物、サッシなどを満載にして、1日何十件も配達していました。
今では大型長距離に乗っていますが、振り返ってみると2t時代はかなりきつかったです。
車が大型より小さいので「2tなら楽そう」と思う人もいるかもしれません。
でも実際には、配送件数、手積み手降ろし、乗り降り、時間指定などが重なると、2tドライバーでもかなり体力を使います。
むしろ僕の場合は、大型長距離より2tや4tで何件も配送していた頃の方が、身体を動かす時間は長かったです。
この記事では、2tドライバーがきついと言われる理由、僕自身の2t時代の実体験、給料、4t・大型との違い、未経験でもできるのか、比較的きつくない2tの仕事、会社選びまで詳しくお話しします。
2tドライバーの月給・手取り・ボーナスは、
運ぶ荷物・担当エリア・会社の給与体系で大きく差が出ます。
「今の給料は安いのかな?」「他の会社も見てみたい」と思ったら、
ドライバー専門求人サイト『ドラEVER』をチェックしてみてください。
地場・中距離・高収入・賞与ありなど、希望条件で求人を簡単に検索できます。
経験者を優遇する会社も多数掲載されています。
2tドライバーは本当にきつい?
結論から言うと、2tドライバーでも仕事内容によってはかなりきついです。
ただし、すべての2tドライバーが同じようにきついわけではありません。
何を運ぶのか、1日に何件回るのか、自分で荷物を積み降ろしするのか、何時から何時まで働くのかで負担は大きく変わります。
車が小さいから仕事まで楽とは限らない
2tトラックは大型と比べれば車体は小さいです。
そのため「大型より簡単そう」「地場だから楽そう」というイメージを持たれやすいと思います。
でも、配送件数が多い仕事なら話は別です。
1件配達して、また乗って、次へ走って、また荷物を降ろす。
これを何十回も繰り返せば普通に疲れます。
運転より配送作業の方がきついこともある
2tドライバーの仕事では、実際にハンドルを握っている時間より、荷物を扱っている時間の方がきつい場合があります。
特に手積み手降ろしで重量物を扱う仕事は体力勝負です。
僕がやっていた建材配送も、運転より荷物を運ぶ方がきつかったです。
僕自身、2t時代はかなりきつかった
僕の2t時代は、建材を一車いっぱい積んで一日何十件も配達していました。
朝から晩まで荷物を持って、降ろして、また次へ行く。
当時は若かったので何とかやっていましたが、今同じ仕事をやれと言われたら正直考えます(笑)
\会員数13万人突破!実際のトラックを動画で見れる/
2tドライバーがきついと言われる6つの理由
2tドライバーがきついと感じる原因を整理すると、僕は主に次の6つだと思います。
| きつい理由 | 主な負担 |
|---|---|
| 配送件数が多い | 1日に何件も回る |
| 手積み手降ろし | 腰・腕・体力 |
| 乗り降りが多い | 足腰への負担 |
| 時間指定 | 焦り・プレッシャー |
| 狭い道 | 運転・駐車の難しさ |
| 拘束時間 | 朝から夕方・夜まで働く場合もある |
配送件数が多い
2tトラックは地場の小口配送や店舗配送などで使われることがあります。
仕事内容によっては1日何件も配送することになります。
僕は建材屋時代、一日何十件も配達していました。
大型長距離のように「積んで数時間走って1箇所で降ろす」という仕事とは疲れ方が全然違います。
手積み手降ろしで体力を使う
2tドライバーで一番きついと感じる人が多いのは荷役かもしれません。
荷物を一つずつ手で積み、配送先でまた一つずつ降ろす。
これを一日繰り返します。
荷物が軽ければまだいいですが、重量物が多い仕事では腰や腕への負担も大きくなります。
乗り降りを何度も繰り返す
配送件数が多ければ、その分トラックへの乗り降りも増えます。
1回だけなら何でもありません。
でも10件、20件、30件と繰り返していくと、地味に足腰へきます。
2tドライバーは走行距離より、この細かい動作の繰り返しで疲れる場合があります。
時間指定に追われる
配送の仕事では、納品時間を意識することがあります。
朝一で持ってきてほしい。
午前中に届けてほしい。
何時までに来てほしい。
件数が多い日に時間指定が重なると、精神的にもきつくなります。
住宅街や狭い場所へ入る
2t車は大型では入れないような場所へ配送できるのがメリットです。
逆に言えば、住宅街や狭い店舗前などへ入る仕事もあります。
細い道、電柱、対向車、路上駐車などを気にしながら走るので、未経験の頃はかなり神経を使います。
拘束時間が長くなる仕事もある
地場配送だから短時間勤務とは限りません。
配送件数が多かったり、積み込みに時間がかかったりすれば、朝から夜まで働くこともあります。
僕自身、2t時代は朝8時から夜8時まで働いていました。
僕が実際に経験した2tドライバー時代はきつかった
僕が初めてトラックへ乗ったのは10代の頃です。
建材屋の2tドライバーでした。
木材、プラスターボード、金物、サッシなどを積んで、各現場へ配送していました。
建材を満載して1日何十件も配達
朝から2t車へ建材を積み込みます。
それを一日何十件もの現場へ持っていきました。
当然、配送先へ着けば荷物を降ろします。
そして終わったら次の現場へ向かいます。
一日がずっとこの繰り返しでした。
木材・ボード・金物・サッシなどを扱っていた
建材といっても荷物は一種類ではありません。
木材もあればボードもある。
金物もサッシもあります。
形も重さも違う荷物を毎日扱うので、積み方も考えなければなりません。
運転より積み降ろしの方がきつかった
2tドライバーというと「運転する仕事」に見えます。
でも当時の僕は、運転そのものより荷物の積み降ろしで疲れていました。
目的地に着いても休憩ではありません。
そこから荷物を降ろして、またトラックへ乗って次へ向かいます。
朝8時から夜8時まで働いていた
当時の僕は朝8時から夜8時まで、1日12時間ほど働いていました。
これは今から約25年前の僕自身の体験談です。
現在のすべての2tドライバーに当てはまる話ではありません。
ただ、2tだから短時間で楽な仕事というわけではないことは、自分の経験からよく分かっています。
2tドライバーは配送件数が多くてきつい
2tドライバーのきつさを大きく左右するのが配送件数です。
一日数件だけ回る仕事と、何十件も回る仕事では負担がまったく違います。
1日何十件も回る仕事もある
僕の建材配送は、一日何十件という日がありました。
荷物を積んで走る。
現場へ着いたら降ろす。
また次へ走る。
これを繰り返すので、仕事が終わる頃にはクタクタでした。
1件ごとに停車・荷降ろし・出発を繰り返す
大型の長距離だと、一度高速へ乗れば何時間も走り続けることがあります。
2t配送は逆です。
短い距離を走って止まり、また走って止まる。
体を動かす回数はかなり多くなります。
件数が増えるほど時間に追われやすい
1件目で10分遅れた。
2件目でも少し遅れた。
すると後ろの配送予定まで少しずつズレていきます。
件数が多いほど、この時間のズレがプレッシャーになりやすいです。
固定ルートで件数が少ない仕事もある
ただし、すべての2tドライバーが一日何十件も回るわけではありません。
固定ルートで配送先が少ない仕事もあります。
だから求人を見る時は「2t配送」という職種名だけで判断せず、実際に一日何件くらい配送するのかを確認してください。
\会員数13万人突破!実際のトラックを動画で見れる/
2tドライバーは手積み手降ろしがきつい?
僕の場合はかなりきつかったです。
特に建材配送では、身体を使う時間が長かったです。
建材は重量物もあり体力を使う
木材やボードなどは、物によって重さも大きさも違います。
一つなら持てても、一日中何度も運べば疲れます。
若い頃は勢いでできても、年齢とともに身体への負担を感じる人もいるでしょう。
積んだ荷物を自分で降ろす仕事もある
積み込みだけならまだしも、配送先へ着いたら自分で降ろす。
この往復がきついです。
「運転している間に少し休める」と思っても、現場へ着けばまた力仕事になります。
運転より荷役で疲れることもある
僕は2tを経験しているので断言できますが、トラック運転手のきつさは車の大きさだけでは分かりません。
むしろ2tでも荷役が多ければ、大型より身体を動かす仕事になることがあります。
台車・カゴ・パレットなら負担が変わる
同じ2tでも、荷役方法が変わればきつさも変わります。
台車やカゴを使える。
荷物が軽い。
手で持つ回数が少ない。
こういう仕事なら負担を抑えやすいです。
求人を見る時は、何を運ぶかだけでなく、どうやって積み降ろしするのかまで確認しましょう。
2tドライバーは乗り降りが多くてきつい
2t配送は、トラックへの乗り降りが多くなりやすい仕事です。
これは実際にやってみると意外と疲れます。
配送先ごとに乗り降りする
配送先へ到着。
トラックから降りる。
荷物を降ろす。
また乗る。
一日何十件なら、それだけ何十回も乗り降りすることになります。
足腰への負担が積み重なる
一回一回は大した動作ではありません。
でも何度も繰り返せば疲れてきます。
そこに荷物を持つ作業まで加われば、足腰への負担も大きくなります。
短距離だから楽とは限らない
「長距離じゃないから楽」
これは必ずしもそうではありません。
長距離は長距離のきつさがありますが、2t地場には2t地場のきつさがあります。
短い距離を何度も走って荷物を扱う方が自分にはきつい、という人もいるでしょう。
2tドライバーは時間に追われるのがきつい
配送件数が多い2tドライバーでは、時間も大きなストレスになります。
道路状況は毎日同じではありません。
納品時間が決まっている仕事もある
配送先によっては到着する時間帯が決まっていることがあります。
「午前中に」
「何時までに」
といった予定があれば、それを意識して走ることになります。
渋滞すると後ろの配送まで遅れる
1件だけなら多少の渋滞でも対応しやすいです。
しかし何件も予定が入っていると、一つの遅れが後ろまで響きます。
僕も配送件数が多かった頃は、時計を気にすることが多かったです。
件数が多いほど焦りやすい
まだ10件残っている。
時間はもう午後。
こんな状況になると焦りが出ます。
でも、焦ったところで道路が空くわけではありません。
焦って無理な運転をしない
配送時間が気になっても、安全より優先するものはありません。
遅れそうなら会社へ連絡する。
分からない時は確認する。
無理に飛ばしたり、危険な場所へ突っ込んだりしないことが大切です。
\会員数13万人突破!実際のトラックを動画で見れる/
2tドライバーは狭い道を走るのがきつい
2tトラックは大型ほど大きくありません。
だからこそ、狭い場所へ配送することがあります。
ロングタイプは内輪差に注意
2tトラックにもショートタイプやロングタイプがあります。
ロングタイプはホイールベースも長くなるので、右左折では内輪差に注意が必要です。
普通車と同じ感覚で曲がると、後輪側が思った以上に内側へ入ります。
住宅街や狭い納品先へ入ることがある
2t車は住宅街や現場などへ入る仕事もあります。
大型では行けない場所へ入れるのが2tの強みですが、運転手からすれば神経を使う場面も増えます。
バックや駐車に慣れが必要
狭い場所でのバックは最初怖いです。
配送先では後ろから車が来たり、人が歩いていたりすることもあります。
一発で入れようとせず、無理なら切り返せばいいです。
高さ制限にも注意する
トラックは普通車より高さがあります。
自分のトラックの高さを知らずに低い場所へ入れば、荷台をぶつける危険があります。
車幅と長さだけでなく高さも覚えておきましょう。
普通車と同じ感覚では運転しない
2tなら普通車に近いと思う人もいます。
ショートタイプは比較的扱いやすいですが、それでもトラックです。
ミラーの見え方や内輪差、車高などは普通車と違います。
初めて2tトラックに乗った時に感じたこと
僕が初めて2tトラックに乗った時は、かなり大きく感じました。
それまで普通車しか運転したことがなかったからです。
普通車しか乗っていなかった僕には大きく感じた
今は大型へ乗っているので、2tを見ると小さく感じます。
でも初めて乗った時は全然違いました。
「これ運転するんか」と思うくらい大きく感じたことを覚えています。
鼻がないキャブオーバー形状が怖かった
普通車と違って、トラックは運転席の前が短いキャブオーバー形状の車両があります。
目の前がすぐフロント部分なので、最初はかなり違和感がありました。
事故をしたら怖いな、という印象もありました。
最初は事故への不安もあった
内輪差。
車幅。
バック。
高さ。
最初は気になることばかりです。
でも、それは慎重になっている証拠でもあります。
少しずつ車体感覚には慣れた
最初から上手く運転できたわけではありません。
毎日乗っているうちに少しずつ感覚が分かってきました。
トラックは経験を積みながら覚える部分も大きいと思います。
未経験で2tドライバーはきつい?
未経験からトラック運転手を目指す人にとって、2tは比較的挑戦しやすい車格に見えると思います。
ただ、車体が小さいだけで仕事内容まで簡単とは限りません。
普通車との車体感覚の違いに戸惑う
初めてトラックへ乗れば、2tでも普通車との違いを感じます。
ハンドルの位置。
車幅。
後輪の位置。
最初は慣れなくて当然です。
最初はバックや内輪差が怖い
特にバックと右左折は慎重になった方がいいです。
「これくらいいけるやろ」と無理をする必要はありません。
分からなければ一度降りて確認するくらいでいいです。
配送先のルールを覚えるのが大変
未経験者が覚えるのは運転だけではありません。
どこに停めるのか。
誰に声をかけるのか。
どこへ荷物を置くのか。
こうした配送先ごとのルールも覚えていきます。
横乗り研修がある会社を選ぶ
未経験なら、先輩と一緒に仕事を覚えられる会社の方が安心です。
僕も大型へ初めて乗った時は、年下の先輩に横乗りして仕事を教えてもらいました。
横乗りについてはこちらの記事でも詳しく書いています。
慣れるまで焦らない
最初は遅くて当然です。
何度も切り返してもいい。
分からなければ聞けばいい。
事故をせず、仕事を一つずつ覚えることの方が大切です。
2tドライバーの給料はきつさに見合う?
僕が2tドライバーだった頃の給料は、正直かなり厳しかったです。
ただし、これは今から約25年前の僕自身の体験談です。
現在の2tドライバー全体の給料が同じという意味ではありません。
僕は当時12時間働いて手取り15万円だった
朝8時から夜8時まで1日12時間働いて、当時の手取りは15万円でした。
その15万円から家賃、食費、車のローンなどを払っていました。
当然、余裕はありませんでした。
これは約25年前の僕自身の実例
ここは現在の相場と混同しないでください。
会社も時代も違います。
僕自身が当時、「この仕事内容でこの給料では生活が厳しい」と感じていたという実体験です。
現在のトラックドライバーの公的な賃金データ
現在の給料を見る時は、僕の約25年前の体験談とは別に、公的な統計を確認した方が分かりやすいです。
厚生労働省の職業情報提供サイト「job tag」では、トラックドライバーの全国の賃金(年収)は507.2万円、労働時間は月175時間と掲載されています。これは令和7年賃金構造基本統計調査を加工した数値です。
ただし、この507.2万円は「2tドライバーだけ」の平均年収ではありません。
大型・中型・小型などを含むトラックドライバー全体の統計として見る必要があります。
そのため、「現在の2tドライバーなら平均で507.2万円もらえる」という意味ではありません。
元データとなる賃金構造基本統計調査は厚生労働省が公表しています。
厚生労働省 job tag「トラックドライバー」の賃金データを見る>>
現在の給料は会社・地域・仕事内容で違う
2tドライバーでも、ルート配送、企業配送、建材、食品など仕事はさまざまです。
当然、給料も同じではありません。
求人を見るなら月給だけではなく、基本給、手当、残業、賞与なども含めて確認した方がいいです。
月給だけでなく拘束時間も見る
例えば給料が少し高くても、一日中走り回って拘束時間が長い。
逆に少し給料が低くても、日勤固定で毎日決まった時間に帰れる。
どちらが良いかは人によります。
給料だけでなく、「その金額をもらうために何時間、どんな仕事をするのか」を見てください。
2tドライバー時代の給料についてはこちらの記事でも詳しく書いています。

2tドライバーと4t・大型はどっちがきつい?
僕は2t、4t、大型を全部経験しています。
その経験から言うと、単純に「大きいトラックほどきつい」とは思いません。
きつさの種類が違います。
| 比較 | 2t | 4t | 大型 |
|---|---|---|---|
| 配送件数 | 多い仕事もある | 多い仕事もある | 少ない仕事もある |
| 車体 | 比較的小さい | 大きい | かなり大きい |
| 荷役 | 手作業が多い仕事もある | 仕事次第 | バラ・パレットなど様々 |
| 距離 | 地場中心が多い | 地場〜中距離 | 長距離も多い |
| 主なきつさ | 件数・乗降・荷役 | 件数・荷役・車体 | 長距離・夜勤・車体 |
2tは件数と乗り降りがきつい
僕の2t時代はまさにこれです。
一日に何件も回って、荷物を降ろして、また次へ走る。
身体を動かす回数が多い仕事でした。
4tは配送件数と荷役が重なるときつい
僕は2tから4tへ転職しました。
4t時代は1日20件以上配達する仕事で、そのうち半分ほどの伝票に朝一のハンコが付いているような状態でした。
当時は朝6時から夜8時まで働き、月の残業時間が120時間ほどになった時期もあります。
これも昔の僕自身の経験ですが、かなりきつかったです。
大型は長距離や夜勤がきつい
大型になると、今度は配送件数とは違う大変さがあります。
長距離。
夜勤。
泊まり。
大きな車体。
そして仕事内容によっては大型でもバラ積みがあります。
結局は車格より仕事内容で決まる
2tだから楽。
大型だからきつい。
そんな単純な話ではありません。
僕自身は、大型長距離へ移ってからの方が性格にも合いました。
仕事のきつさは車格より、配送件数、荷役、運行距離、勤務時間などで見た方がいいです。
僕が2tから4t、そして大型へ進んだ理由
僕は最初から大型長距離を目指していたわけではありません。
2tから始まり、4tへ行き、最終的に大型へ進みました。
2tの給料と仕事内容がきつく4tへ転職
2t時代は仕事もきつく、当時の給料では生活も厳しかったです。
結婚して子どもができたこともあり、もう少し収入が欲しくて4tの会社へ転職しました。
4tでも仕事がかなりきつかった
4tへ行けば給料は手取り25万円ほどまで上がりました。
生活はできるようになりましたが、今度は仕事内容がかなりきつかったです。
1日20件以上の配達。
朝早くから夜まで仕事。
「これを60歳までやるんか」と本気で考えました。
大型免許とけん引免許を同時に取得
そんな時、出入りしていたドライバーから「それだけ働くなら大型乗った方がいいんちゃう?」という話をされました。
そこから大型を意識するようになりました。
僕は手積み手降ろしを減らしたくて、海上コンテナのトレーラーにも興味があり、大型免許とけん引免許を同時に取得しました。
手積み手降ろしを減らしたかった
当時の僕にとって、大型へ行こうと思った理由は給料だけではありません。
毎日何件も回って荷物を手で扱う仕事から離れたかったという気持ちもありました。
結果的に海上コンテナには乗りませんでしたが、生コン車なども経験しました。
最終的に大型長距離へ進んだ
その後、もっと収入が欲しいと思い、今の大型長距離の仕事へたどり着きました。
気がつけば20年近く続いています。
僕には長距離の働き方が合っていたんだと思います。
\会員数13万人突破!実際のトラックを動画で見れる/
大型に乗れば2tより楽になる?
2tがきついから大型へ行けば全部解決する。
これは違います。
大型には大型のきつさがあります。
大型でも仕事によってはバラ積みがある
大型トラックでも、一車分の荷物を手積み手降ろしする仕事があります。
その場合、2tより荷物量が増えることもあります。
大型=荷役が楽ではありません。
長距離・夜勤・泊まり運行のきつさがある
大型長距離では、毎日家へ帰れない仕事もあります。
夜間に走ることもあります。
生活リズムが合わない人にはかなりきついです。
配送件数が減る仕事もある
一方で、僕が2tや4tでやっていたような一日何十件という配送から離れられる仕事もあります。
積んで長い距離を走り、一箇所や少ない件数で降ろす。
こういう仕事の方が合う人もいます。
給料が上がる仕事もある
会社や仕事内容によりますが、大型へステップアップすることで収入が上がる仕事もあります。
僕自身は大型へ行って収入が大きく変わりました。
大型だから必ず楽とは言い切れない
結局、自分に合うかどうかです。
僕は細かく何十件も回るより、長い距離を一人で走る方が性格に合っていました。
逆に長距離が苦手な人なら、2t地場の方が向いているでしょう。
大型長距離へ転職して月収50万円を経験した
大型長距離へ転職した時は、10t車の大きさに驚きました。
2tから始めた僕でも、大型は別物に感じました。
年下の先輩と横乗りした
入社後は年下の先輩に横乗りしてもらいました。
道路や仕事の流れなどを教えてもらいました。
年齢は関係ありません。
知らない仕事なら素直に教わるのが一番です。
横乗りは1週間だった
僕の場合、横乗りは1週間でした。
その後一人で走り始めましたが、慣れるまでは本当に大変でした。
これは当時の僕のケースなので、現在の会社すべてが同じ期間という意味ではありません。
独り立ち後3か月で本格的に給料をもらった
独り立ちして3か月目に、まともに一か月分の給料をもらいました。
そこで人生で初めて月収50万円を経験しました。
2t時代の手取り15万円から考えると、僕にとってはかなり大きな変化でした。
当時は1年で200万円近く貯金できた
携帯代など出費も多かったですが、それでも当時は1年で200万円近く貯金できました。
もちろん、これは僕自身の当時の実績です。
現在誰でも同じように稼げるという話ではありません。
横乗りについてはこちらの記事でも詳しく書いています。
収入を上げる考え方についてはこちらでも紹介しています。
2tドライバーに向いている人・向いていない人
2tドライバーがきついかどうかは、その人の性格や体力によっても変わります。
| 向いている人 | 向いていない人 |
|---|---|
| 身体を動かすのが苦にならない | 荷役をしたくない |
| 地場配送が好き | 何件も回るのが苦痛 |
| 時間管理ができる | 時間指定が苦手 |
| 人と接するのが苦にならない | 納品先対応が苦手 |
| 狭い場所でも慎重に運転できる | 運転だけしたい |
2tに向いている人
地元の道を走るのが好き。
身体を動かすのが嫌ではない。
配送先の人と話すのも苦にならない。
こういう人なら2t配送に向いていると思います。
毎日家に帰りたい人にも地場の2tは選択肢になります。
2tがきつく感じやすい人
逆に、トラックでは運転だけしたいという人には合わない仕事もあります。
何十件も回るのが嫌。
荷物を何度も持ちたくない。
時間指定に追われるのが苦手。
こういう人は仕事内容をかなり選んだ方がいいです。
比較的きつくない2tドライバーの仕事はある?
2tドライバーがきついからといって、必ず4tや大型へ行かなければいけないわけではありません。
同じ2tでも、会社や仕事内容によって負担は大きく変わります。
固定ルート
毎日配送先が変わる仕事より、固定ルートの方が道や納品方法を覚えやすいです。
慣れれば一日の流れも作りやすくなります。
配送件数が少ない
1日30件と5件では負担が違います。
求人を見る時は、一日の平均配送件数を確認してください。
日勤固定
夜勤が苦手なら、日勤固定の仕事を選ぶ方法があります。
生活リズムを一定にしやすいのは大きなメリットです。
長距離がない
毎日家へ帰りたいなら、地場固定の仕事を選ぶ方が合いやすいです。
2tは地場配送で使われることも多いので、長距離を避けたい人には候補になります。
台車・カゴなど荷役負担が少ない
同じ2tでも、荷物を一つずつ手で抱える仕事と、台車を使える仕事では負担が違います。
体力面が不安なら荷役方法を優先して探した方がいいです。
休日が確保されている
仕事が多少きつくても、しっかり休めれば続けやすさは変わります。
給料と同じくらい休日も確認しましょう。
\会員数13万人突破!実際のトラックを動画で見れる/
2tドライバーがきつくない会社の見分け方
求人票に「2tドライバー募集」とだけ書いてあっても、仕事のきつさまでは分かりません。
僕なら面接で次の項目を確認します。
| 確認項目 | 面接で聞きたいこと |
|---|---|
| 配送件数 | 1日平均何件か |
| 荷物 | 何を運ぶのか |
| 荷役 | 手積み手降ろしがあるか |
| 時間 | 出勤・退勤の目安 |
| ルート | 固定か毎日変わるか |
| 研修 | 横乗り期間・教育内容 |
| 休日 | 月・年間休日 |
1日の配送件数を確認する
これはかなり重要です。
同じ2tでも件数が違えば仕事量も変わります。
「平均何件くらいですか?」と聞けばいいです。
荷物の種類と重さを聞く
2t車で何を運ぶのか。
食品なのか、建材なのか、雑貨なのか。
重い物が多いのか。
この違いは大きいです。
手積み手降ろしの割合を確認する
「手積み手降ろしあります」だけでは分かりません。
毎日なのか。
一部だけなのか。
台車が使えるのか。
ここまで聞いた方が仕事内容を想像しやすいです。
出勤・退勤時間を確認する
求人の始業時間だけ見ない方がいいです。
平均的に何時ごろ終わるのかも聞いてください。
僕のように朝8時から夜8時だったら、生活はかなり変わります。
固定ルートかフリーか聞く
固定ルートなら道を覚えやすいです。
毎日違う場所へ行く仕事なら、その分地理を覚える大変さがあります。
自分がどちらに向いているか考えましょう。
横乗り・研修の有無を確認する
未経験者なら特に大切です。
何日あるかだけでなく、どんな内容を教えてもらえるのか確認してください。
休日数を確認する
給料が良くても休みが少なすぎれば続きません。
月の休日数や年間休日も確認した方がいいです。
2tドライバーがきついなら転職もあり
今2tドライバーをしていてきついと感じているなら、「ドライバーを辞める」だけが選択肢ではありません。
仕事内容を変える方法もあります。
2tのまま条件の良い会社へ移る
2tが嫌なのではなく、今の会社の配送件数や荷役がきついだけかもしれません。
固定ルート。
配送件数が少ない。
日勤。
台車配送。
こうした条件の会社へ変わるだけで負担が変わることがあります。
2tドライバーの働き方を比べてみる
同じ2tドライバーでも、配送件数・荷役方法・勤務時間・休日によって働き方はかなり違います。
今の仕事がきついなら、まず他社にどんな条件の求人があるのか比較してみるのも一つの方法です。
4tへステップアップする
もう少し大きな車へ乗って仕事の幅を広げる方法もあります。
僕も2tから4tへ進みました。
ただ、4tだから必ず楽になるわけではありません。
仕事内容の確認は必要です。
大型免許を取って選択肢を増やす
僕は最終的に大型免許とけん引免許を取りました。
免許が増えれば応募できる仕事も増えます。
収入を重視したい人にとって、大型は一つの選択肢です。
荷役の少ない仕事を探す
2tでも大型でも、僕は荷役方法がかなり重要だと思っています。
手積み手降ろしがきついなら、台車、カゴ、パレットなどの仕事を探す方法があります。
複数社を比較して決める
最初に見つけた求人だけで決めなくてもいいです。
同じ2tドライバーでも条件はかなり違います。

転職サイトや求人サービスを見る場合も、「2tドライバー」という名前だけではなく、
- 「1日何件か」
- 「何を運ぶか」
- 「手積み手降ろしか」
- 「何時に終わるか」
- 「休日は何日か」
まで比較してください。
まとめ|2tドライバーはきついが会社と仕事内容で大きく変わる

今回は、2tドライバーがきついと言われる理由について、僕自身の経験を交えながらお話ししました。
僕はトラック運転手として2tからスタートしました。
建材を満載して一日何十件も配送し、朝8時から夜8時まで働いていた時期があります。
当時の僕にとって2tドライバーはかなりきつい仕事でした。
ただし、これは約25年前の僕自身の経験です。
現在の2tドライバーすべてが同じ働き方や給料というわけではありません。
配送件数が少ない仕事もあります。
固定ルートもあります。
台車やカゴを使える仕事もあります。
日勤固定で毎日帰れる仕事もあります。
つまり、2tだからきついのではなく、配送件数、荷役、勤務時間、ルートなどの条件が重なることで仕事がきつくなります。
僕はその後4tへ進み、さらに大型免許とけん引免許を取り、大型長距離へ移りました。
結果的に僕には大型長距離の方が合っていました。
でも、全員が大型へ行けば楽になるわけではありません。
2t地場の方が合う人もいますし、4tがちょうどいい人もいます。
大切なのはトラックの大きさだけで仕事を判断しないことです。
今2tドライバーがきついと感じているなら、まず「何がきついのか」を考えてみてください。
配送件数なのか。
荷役なのか。
時間なのか。
給料なのか。
そこが分かれば、2tのまま会社を変えるのか、4tや大型へステップアップするのかも判断しやすくなります。
自分に合った仕事内容を選ぶことが、長くトラック運転手を続ける一番のコツだと思います。
