こんにちは^ ^
現役長距離ドライバーのイッシーです。
ところで皆さん、大型トラックの燃費ってどれくらいか分かりますか?
普通の乗用車なら「リッター10km」「ハイブリッドなら20km以上」なんて数字をよく聞きますよね。
では、10tクラスの大型トラックになるとどれくらい走るのでしょうか。
結論から言うと、大型トラックの実燃費は3〜3.5km/L前後がひとつの目安になります。
そして私が実際に長距離運行で走っていた大型トラックでは、約1,100km走って軽油を約300L使用していました。
計算すると、実燃費は約3.6km/Lです。
この記事では、大型トラックの平均燃費や私の実燃費、空車と積載時の違い、高速道路と一般道での違い、燃費を良くする方法まで詳しく紹介していきます。
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大型トラックの平均燃費はどれくらい?
大型トラックの燃費は、実際の運行では3〜3.5km/L前後がひとつの目安です。
ただし、同じ大型トラックでも積んでいる荷物の重量や道路状況、運転方法などによって燃費はかなり変わります。
「大型トラックなら必ずリッター〇km走る」とは言い切れません。
大型トラックの実燃費は3〜3.5km/L前後が目安
現在走っている大型トラックの実燃費は、3〜3.5km/L前後がひとつの目安になります。
ざっくり比較するとこんな感じです。
| トラックの種類 | 実走燃費の目安 |
|---|---|
| 小型トラック | 4.5〜6.5km/L |
| 中型トラック | 4〜5km/L |
| 大型トラック | 3〜3.5km/L |
大型になるほど車体そのものが重くなり、さらに荷物も大量に積むので燃費は悪くなりやすいです。
私の大型トラックは実燃費約3.6km/L
では実際に、私の場合で計算してみます。
私が走っていたコースでは、1往復で約1,100km走ります。
そして使用する軽油が約300Lです。
計算すると、
1,100km ÷ 300L = 約3.67km/L
となります。
普段はざっくり約3.6km/Lとして見ていました。
| 項目 | 私の運行 |
|---|---|
| 1往復の走行距離 | 約1,100km |
| 使用燃料 | 約300L |
| 実燃費 | 約3.6km/L |
大型トラックで毎日仕事をしている感覚としては、この3km/L台という数字は特別珍しいものではありません。
もちろん、積載量や走るコースによってもっと良い時もあれば、悪くなる時もあります。
カタログ燃費と実燃費は違う
ここで注意したいのが、メーカーなどで公表されている燃費と実際の運行燃費は同じではないということです。
公表されている燃費は一定の試験条件で測定した数字です。
一方で実際の仕事では、荷物を積んだり、坂道を走ったり、渋滞にはまったり、アイドリングしたりします。
- 荷物を積む
- 坂道を走る
- 渋滞にはまる
- アイドリングする
- エアコンを使う
- 発進と停止を繰り返す
そのため、実燃費は試験上の燃費より悪くなることがあります。
大型トラックの燃費を見る時は、カタログ値と実燃費を分けて考えた方がいいでしょう。
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大型トラックの燃費は空車と積載時でどれくらい変わる?
大型トラックの燃費は、荷物の重量によってかなり変わります。
空車の時と10t近く荷物を積んでいる時では、同じトラックでも走り方が全然違います。
| 走行状態 | 燃費の傾向 |
|---|---|
| 空車 | 良くなりやすい |
| 軽い荷物 | 比較的良くなりやすい |
| 満載 | 悪くなりやすい |
| 登り坂 | さらに悪くなりやすい |
| 渋滞 | 悪くなりやすい |
荷物が重いと燃費は悪くなりやすい
当然ですが、10tの荷物を積んで走る方がエンジンへの負担は大きくなります。
発進する時にもアクセルを踏みますし、速度を維持するためにも燃料を使います。
空車ならスッと加速できるところでも、満載だと同じようにはいきません。
特に発進が多い一般道では差が出やすいです。
坂道ではシフトダウンが増える
荷物を積んだ大型トラックで長い登り坂を走ると、当然スピードが落ちてきます。
そのままでは登れないのでシフトダウンして、エンジン回転を上げながら走る場面もあります。
こうなると燃料はかなり使います。
逆に空車で平坦な高速道路を一定速度で走れるような条件なら、燃費は伸びやすくなります。
大型トラックは高速道路と一般道で燃費が違う?
大型トラックの燃費は、走る道路によっても変わります。
基本的には、発進と停止が少なく一定速度で走りやすい高速道路の方が燃費は伸びやすいです。
| 走行条件 | 燃費の傾向 |
|---|---|
| 高速道路・一定速度 | 良くなりやすい |
| 一般道 | 悪化しやすい |
| 渋滞 | 悪化しやすい |
| 山道 | 悪化しやすい |
| 信号の多い市街地 | 悪化しやすい |
高速道路は一定速度で走りやすい
高速道路では一度巡航速度まで上がれば、長時間その速度を維持できます。
発進と停止が少ないので、アクセル操作も比較的安定します。
これが燃費には有利です。
ただし高速道路でも、スピードを出しすぎれば燃費は悪くなります。
大型トラックは車体が大きいため、速度が上がるほど空気抵抗の影響も大きくなります。
一般道は発進・停止が多い
一般道では信号や交差点が多く、発進と停止を何度も繰り返します。
大型トラックは重量があるので、止まった状態から動かす時にかなりエネルギーを使います。
満載状態ならなおさらです。
そのため、街中を走ることが多い運行では燃費が落ちやすくなります。
渋滞や山道ではさらに燃費が悪化しやすい
渋滞ではほとんど進んでいないのにエンジンは動き続けます。
山道では登り坂でアクセルを踏み、シフトダウンする場面も増えます。
同じ1,000kmを走るとしても、平坦な高速道路中心なのか、渋滞や山道が多いのかで燃費は変わってきます。
大型トラックの燃費が悪くなる原因
大型トラックの燃費が悪くなる原因はいくつもあります。
代表的なものをまとめると以下の通りです。
| 原因 | 燃費への影響 |
|---|---|
| 荷物が重い | エンジンへの負担増 |
| 急発進・急加速 | 燃料消費が増える |
| スピードの出しすぎ | 空気抵抗が増える |
| アイドリング | 停車中でも燃料を消費 |
| タイヤ空気圧不足 | 転がり抵抗が増える |
| スタッドレスタイヤ | 条件によって燃費悪化 |
| エアコン使用 | エンジン負荷が増える |
| 坂道・渋滞 | 高負荷・低効率になりやすい |
荷物が重い
大型トラックでは積載重量の影響がかなり大きいです。
空車と満載では、アクセルの踏み方もギアの使い方も違います。
特に重量物を積んでいる時は、発進や登り坂でかなり燃料を使います。
急発進・急加速が多い
大型トラックを勢いよく加速させようとすると、それだけ燃料を使います。
少し先の信号が赤なのにアクセルを踏み続けて、直前でブレーキを踏むような運転では燃費は良くなりません。
車間距離を取って、先の流れを見ながら走ることが大切です。
スピードを出しすぎる
高速道路だからといってスピードを出せば燃費が良くなるわけではありません。
大型トラックは車体が大きく、速度が上がるほど空気抵抗も増えます。
一定速度で無理なく走る方が燃費には有利です。
アイドリングが長い
トラックは止まっていても、エンジンが動いていれば燃料を使います。
長距離ドライバーの場合、夏や冬に休憩や仮眠のためアイドリングする場面もあります。
安全や体調管理を優先する必要はありますが、必要のないアイドリングは燃費にそのまま響きます。
タイヤの空気圧が低い
タイヤの空気圧も燃費に影響します。
空気圧が低いとタイヤの転がり抵抗が増え、その分エンジンに負担がかかります。
トラックはタイヤの本数も多いので、日常点検は非常に重要です。
燃費だけでなく安全面でも、適切な空気圧を保つことが大切です。
スタッドレスタイヤを履いている
私の経験では、スタッドレスタイヤに交換した時期は燃費が悪くなるのを感じていました。
私の走っていたコースでは、条件によって1往復で30Lくらい使用燃料が増えたこともあります。
これはすべてのトラックで同じ数字になるという意味ではありません。
あくまで私の運行で感じた実例ですが、タイヤによって燃費が変わることは実感していました。
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大型トラックの燃費を良くする方法
燃費は道路状況や積荷の重量にも左右されるので、ドライバーだけですべて改善できるわけではありません。
ただし運転方法や車両管理で変えられる部分もあります。
| 燃費改善方法 | ポイント |
|---|---|
| 急発進を避ける | ゆっくり加速する |
| 一定速度で走る | 無駄な加減速を減らす |
| 早めにアクセルを戻す | 惰性を上手く使う |
| アイドリングを減らす | 不要な燃料消費を抑える |
| 空気圧を管理する | 転がり抵抗を抑える |
| 適切なギアを使う | 回転数を上げすぎない |
| 定期点検する | 車両状態を良く保つ |
急発進・急加速を避ける
発進するたびにアクセルを強く踏むと燃料を多く使います。
大型トラックは車重があるので、穏やかにアクセルを踏んで加速することが大切です。
焦って急加速しても、次の信号で止まれば意味がありませんからね。
一定速度を意識する
高速道路では速度を一定に保つことも大切です。
速度が上がったり下がったりすると、そのたびにアクセルを踏み直すことになります。
前方の流れを見ながら一定速度で走る方が、結果的に燃料を無駄にしにくくなります。
早めにアクセルを戻す
信号や渋滞が見えているなら、早めにアクセルを戻して惰性で減速します。
ギリギリまでアクセルを踏み続けて最後にブレーキを踏むより、燃料を無駄にしにくいです。
もちろん周囲の交通状況を確認して、安全を最優先にします。
不要なアイドリングを減らす
必要のないアイドリングを減らすだけでも、積み重なればかなり違います。
ただし真夏や真冬の休憩・仮眠では体調管理の方が重要です。
燃費のために無理をする必要はありません。
タイヤ空気圧を管理する
トラックのタイヤ空気圧は日常点検でしっかり確認しておきたいところです。
空気圧不足は燃費だけでなく、タイヤトラブルにもつながります。
大型トラックではタイヤの状態そのものが安全にも直結するので、燃費以前に重要な点検項目です。
大型トラックの燃費を簡単に計算する方法
トラックの燃費を簡単に調べたいなら、満タン法が分かりやすいです。
計算式は、
走行距離 ÷ 給油量 = 燃費
です。
満タン法のやり方
まず燃料を満タンにして、その時の走行距離を記録します。
次に給油するまで走り、再び満タンにします。
その間に走った距離を、今回入った燃料量で割ります。
例えば、
走行距離 = 1,100km
給油量 = 300L
なら、
1,100 ÷ 300 = 約3.67km/L
となります。
これが実際に走った時の燃費です。
自分のトラックの燃費を把握しておく
プロドライバーなら、自分のトラックが普段どれくらい燃料を使うのか把握しておくと便利です。
「このコースならこのくらい減る」
「満載ならいつもより燃料を使う」
「今日は異常に燃料の減りが早い」
ということに気づきやすくなります。
普段の数字を知っているからこそ、異常にも気づけます。
大型トラックは1km走るのに燃料代はいくら?
大型トラックの場合、燃費が3km/L台なので1km走るだけでも意外と燃料代がかかります。
例えば実燃費3.6km/Lとして計算してみます。
軽油価格を仮に150円/Lとすると、
150円 ÷ 3.6km = 約41.7円
となります。
つまり、1km走るのに約42円です。
| 軽油価格 | 燃費3.6km/Lの場合の1kmあたり燃料代 |
|---|---|
| 140円/L | 約39円 |
| 150円/L | 約42円 |
| 160円/L | 約44円 |
| 170円/L | 約47円 |
※あくまで計算例です。
1kmだと大した金額に見えませんが、長距離トラックは1日に何百kmも走ります。
これが毎日積み重なると、運送会社にとって燃料代がいかに大きな経費なのか分かると思います。
軽油が10円値上がりするとどれくらい影響する?
私のコースでは1往復で約300Lの軽油を使用します。
仮に軽油価格が1Lあたり10円上がると、
300L × 10円 = 3,000円
1往復するだけで3,000円負担が増えます。
月に10往復すると、
3,000円 × 10回 = 30,000円
です。
さらにトラックを100台保有する会社なら、
30,000円 × 100台 = 3,000,000円
となります。
| 条件 | 燃料代の増加 |
|---|---|
| 1往復300L | 3,000円 |
| 月10往復 | 30,000円 |
| 100台の場合 | 3,000,000円 |
これが毎月続くと考えれば、軽油価格の高騰が運送会社にとってどれだけ大きな問題なのか分かりますよね。
運送業界では燃料価格の上昇は本当に死活問題です。
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大型トラックの燃料タンク容量はどれくらい?
大型トラックの燃料タンク容量は車種や仕様によって違います。
長距離用のトラックでは、長い距離を走れるように燃料タンクを増設している車両もあります。
私の大型トラックは300L×2で600L
私が乗っていたトラックには300Lの燃料タンクが2つ付いていました。
つまり合計600Lです。
| 項目 | 私のトラック |
|---|---|
| タンク1個 | 300L |
| タンク数 | 2個 |
| 合計容量 | 600L |
大型トラックで長距離を走っていると、このくらいの燃料が入っていても「かなり多い」とは感じなくなります。
私の場合、1往復で約300L使っていましたからね。
燃料コックも確認する
燃料タンクが複数あるトラックには、燃料の流れを切り替えるコックが付いていることがあります。
以前、明らかに燃料の減りが早いと感じた時に、片方のタンクのコックが閉じていたことがありました。
片方しか使われていないと、メーターの減り方を見て「えらい燃料減るの早いな」と焦ることがあります。
普段と燃料の減り方が違うと感じた場合は、車両の仕様を確認したうえで燃料系統もチェックしてみるといいでしょう。
アイドリングでも燃料は減る
トラックは走っていなくても、エンジンをかけていれば燃料を使います。
大型トラックの場合、休憩や荷待ち、仮眠などで長時間停車することもあります。
その間ずっとエンジンをかけていれば、走行距離は0kmなのに燃料だけ減っていきます。
これも実燃費がカタログ燃費より悪く見える理由のひとつです。
エアコンを使えばさらに負荷がかかる
夏場や冬場は、休憩中でもエアコンを使用することがあります。
当然ながらエンジンへの負荷は増えます。
ただし真夏や真冬に、燃費だけを気にして無理にエンジンを止めるのはおすすめしません。
長距離ドライバーは車内で休憩や仮眠を取ることも多いので、体調管理を優先してください。
必要な時は使う。
不要なアイドリングは減らす。
このくらいの考え方でいいと思います。
2t・4t・大型トラックの燃費を比較
トラックは車体が大きくなるほど、基本的には燃費が悪くなる傾向があります。
現在走っているトラックの目安として見ると、ざっくり以下のようになります。
| 車格 | 燃費の目安 |
|---|---|
| 小型トラック | 4.5〜6.5km/L |
| 中型トラック | 4〜5km/L |
| 大型トラック | 3〜3.5km/L |
昔の記事ではメーカーごとのカタログ燃費を細かく並べていましたが、実際の仕事では車種だけでなく荷物やルートでもかなり変わります。
なので個人的には、メーカー別の数字だけを見るより、
「自分が乗っているトラックが、普段の運行で何km/L走っているか」
を把握する方が実用的だと思います。
大型トラックの燃費はドライバーの運転でも変わる
大型トラックの燃費は、荷物の重量や道路状況などドライバーではどうしようもない部分もあります。
ただし同じトラック、同じ荷物、同じコースでも、運転の仕方によって燃費が変わることはあります。
急加速を繰り返す。
必要以上に速度を出す。
ギリギリまでアクセルを踏んで急ブレーキする。
不要なアイドリングを続ける。
こうした運転が積み重なれば燃料を多く使います。
逆に、
先を見て運転する。
車間距離を取る。
一定速度を意識する。
アクセルを早めに戻す。
タイヤや車両をきちんと点検する。
こうした基本を続けることが燃費向上につながります。
大型トラックの場合、1台が年間に使う燃料の量はかなり多いです。
ほんの少し燃費が良くなるだけでも、年間では大きな差になります。
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まとめ
今回は大型トラックの燃費について、私自身の実体験も交えて紹介しました。
| ポイント | 内容 |
|---|---|
| 大型トラックの実燃費 | 3〜3.5km/L前後が目安 |
| 私の実燃費 | 約3.6km/L |
| 走行距離 | 約1,100km |
| 使用燃料 | 約300L |
| 空車と満載 | 満載の方が悪化しやすい |
| 高速と一般道 | 高速の一定走行は伸びやすい |
| 悪化要因 | 重量・渋滞・急加速・アイドリングなど |
| 改善方法 | 一定速度・空気圧管理・不要なアイドリング削減など |
私の場合、1往復約1,100kmを走って約300L。
実燃費は約3.6km/Lでした。
大型トラックは乗用車と比べればかなり燃費が悪いですが、その分10t近い荷物を一度に運ぶことができます。
そして燃費は、積載量や道路状況だけでなくドライバーの運転方法でも変わります。
私もこれからも安全運転を第一にしながら、無駄な燃料を使わないエコな運転を心がけたいと思います^ ^
