大型免許を取得すれば、大型トラックを運転できるようになりますので、仕事の幅も広がりますし、給与もアップします。
前述の教育給付金制度が利用できなかった方は、別の方法があります。
それは、全国のトラック協会が行う免許取得助成金制度です。各都道府県に所在する、〇〇〇(都道府県名)トラック協会が独自で行っている支援事業です。
今回は、トラック協会の大型免許手地区助成金についてお話します。
状けにゃ金額申込み方法など参考にしてください。
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トラック協会の大型免許取得助成金とは?
トラック協会が行う助成金制度は、各都道府県によって、助成対象となる免許も違いますし助成の金額も違います。
大型・中型・準中型の助成を行っている都道府県もあれば、準中型のみ行っている都道府県もあります。
また助成を受けるためには、会社や免許取得の従業員の居住地に制限があるのも注意が必要です。
また、会社が協会に加入していることや、会費の滞納がないことなどの制限があります。
助成金の対象免許や条件とは?
対象となる免許は、都道府県によってバラツキがありますが、中型・準中型は、おおむねどこの都道府県でも助成しているようで、けん引~大型は都道府県によって扱いがかなり違うといったところです。
会社が協会に加入していることのほか、助成対象となる人数にも制限があり、会社の保有車両によって人数が違います。
保有車両が多い会社が対象となる人数は多いようです。
なお一般的には、1つの会社で2名~4名程度の助成となっています。
ちなみに助成に関わる予算は制限があるため、受付期間中はいつでも受付という訳ではなく、予算がなくなってしまえば受付終了となりますので、手続きは早めにする方がいいようです。
助成金の金額はいくら?
助成金の金額も都道府県によってバラツキがあります。
関西では、取得費用(教習所に支払った費用)の1/2ですが、上限10万円となっているところが目立ちます。
この場合ですと、大型免許の場合は取得に約40万円程度かかるといわれていますので、半分の20万円、ただし上限の10万円の助成を受けることができます。
助成金の申し込み方法はこちら
助成金の申し込みルールはトラック協会によって全国バラバラですので、必ず確認する必要があります。
窓口はトラック協会ひとつですので役所のように、複数の窓口に確認する必要はありません。
申請書類は代表的なものとして…
●大型・中型免許等取得助成申請書兼請求書(協会によって名称は違う)
●免許を取得する者の名前
● 資格取得に関する証明(運転免許証など)の写し
● 教習所等への費用支払領収書の写し
●健康保険被保険者証(事業所名称が 会員事業者のもの)の写し
以上のものなどが必要となるようです。
どの書類も難しい書類ではありません。
領収書は、協会によって、宛名が会員名(会社名)でないといけないところや、免許取得者でないといけないところがあるので慎重に手続きします。
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利用できるものは利用しましょう!
トラック協会の助成金は、原則として会員(会社)に対して助成するものです。
この点がハローワークの教育訓練給付金と大きく違う点です。
ですので、会社に助成金の知識がないと、もらいそびれることとなります。
手続きに関しても、会社と相談しながら進めていくことになりますし、そもそも知識がない会社においては、会社に知識をもってもらうことから始めないといけません。
会社の総務部や庶務などと、日々情報交換し、人脈を作っておいた方が無難でしょう。
夜勤のみなど、勤務形態によってはなかなか難しいかもしれませんが、この点はしっかりしておく必要があります。
その他、会社のトラック協会への加盟は必須ですし、入会金や年会費などの負担も必須です。
そのような意味からも、運転手の多い比較的大きな会社へ入社する方が無難でしょう。
また、トラック協会へ加入することにより、上記のような免許助成だけではなく、安全運転講習なども受講できますので無事故無違反にも寄与できます。