トラックのバッテリーが上がってしまった時の対処法はみなさん頭に入っていますか?
トラックをはじめ、車のトラブルは本当に突然やって来るものです。
急なトラブルにも対処できるよう、日頃から定期的な点検やメンテナンス、そしてもしもの時の知識を知っておくのが重要です。
今回は、バッテリーが上がってしまった時のために、トラックでの24Vの繋ぎ方や充電時間などについてお話していきます。
トラックがバッテリー上がりになった場合の対処法
トラックに限らず、車のトラブルの中で多く発生しているのがバッテリー上がりです。
身近なトラブルの一つとなっています。
さらには、トラックのバッテリー上がりは、普通車とは多少異なるポイントがありますので注意が必要になります。
対処法として、4つの方法をご紹介します。
①救援者を呼ぶ
②ジャンピングスタート
⇒ 携帯用のジャンプスタータという充電器を使用することです。
市場価格で2?5万円程度で販売されています。
③JAFなどロードサービスを利用する
⇒ 最も一般的で安全かつ確実に対処することができる方法です。
専門知識も豊富で信頼でき、突然のトラブルにも対応してもらえるので事前に電話番号などを調べて備えておきましょう。
また、道路の真ん中の場合は、警察に連絡することを忘れずにお願いします。
特に、トラックが故障となれば交通整理が必要になるケースがあります。
警察に報告を怠ると罰則対象になることもありますので要注意です。
④バッテリーを新品に交換する
⇒ 使用状況によって寿命は変化しますが、およそ3年程度と言われています。
仮に、バッテリーが上がった時は寿命に近づいている証拠になりますのでいち早く対応しましょう。
新しいバッテリーを交換する際は、専門的知識が必要になります。
安全に走行できるように日々の点検を欠かさずに行うことが望ましいです。
ブースターケーブルを繋ぐ手順
ブースターケーブルは適正な繋ぎ方をすることが大切です。
決して間違わないように厳重に注意することが重要です。
トラックの故障にも繋がりますので丁寧な作業を心がけましょう。
さて、ケーブルを繋ぐときは、赤がプラス、黒がプラスと覚えましょう。
プラスはプラスに、マイナスはマイナスに繋ぐことが大切です。
ケーブルを接続すれば救援車のエンジンをかけて、故障車のエンジンをかけましょう。
その後故障車にエンジンが掛かったら、繋いだ時と逆の手順でケーブルを外して故障車を1時間程度走らせると充電が完了になります。
トラックでのバッテリー充電時間はどれくらい?
トラックのバッテリーを充電するには8から10時間程度時間がかかります。
そのため、急に走行することはできませんので注意が必要になります。
どうしても早く充電をしたい場合は、ガソリンスタンドで急速充電をすることも可能になります。
これも、充電方法や環境によっても多少異なります。
日頃から気をつけて走行することや定期点検を行うことでバッテリー上がりを解決することができます。
また、バッテリーの充電をするには、トラックを1時間ほど走らせることで充電できますのでトラックを走らせることが最も大切になります。
何ヶ月も走行していないと充電が足りなくなります。
なるべく、走って充電ができるように環境を整えることが必要です。
12Vから24Vに変換する方法とは
こちらの方法は、ショートなどの可能性が高くなりますので、十分に気をつけて作業を行う必要があります。
専門知識がない人は、危険が伴いますので知識を持っている人に作業をしてもらうようにしてください。
12Vをリレー方式で繋ぎ合わせることで接続は完了します。
通常のバッテリー交換と同じように、プラスとマイナスを間違わないように接続することが大切です。
変換する際、プラスとマイナスを間違って繋いでしまうとショートしますので気をつけなければいけません。
リレー方式になりますので、変換する時は新しいもの同士を使うことが望ましいです。
一つが古いものだと結果バッテリーが上がったりしますので注意が必要です。