長距離ドライバーの1週間とは!リアルな運行スケジュールを暴露!

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こんにちは、イッシーです^ ^

求人募集には08:00~17:00とか17:00~06:00(残業あり)など書いてある場合が多いです。

でも実際はどうなのでしよう?

今回は長距離運転手のリアルな1週間をお伝えしようと思います。

これは本当に会社によるし、繁忙期などの時期的な問題、交通事故や自然災害などによる交通事情によっても変わってきますが、今回はあくまで普段の何もない状況での私の1週間の仕事のスケジュールシフトを細かに書いていきますね。

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目次

長距離ドライバーのスケジュールとは

同じ長距離でも扱う荷物によって1日のスケジュールは大きく変わってきます。

私が担当している雑貨便は、毎日ほぼ同じ時間通りに動いています。

天気や事故などの影響でその日その日の道路状況も変わりますが、よっぽどのことがない限り大きな変化はありません。

なので、何時に寝て何時に起きるとか、シャワーを浴びる時間や細かな作業をこなす時間、食事の時間など1日の予定が立てやすいです。

逆に、フリー便はその名の通りフリーなので、扱う荷物はその日毎に違います。

荷物も違えば向かう現場も違い時間もバラバラです。

毎日どこへ何時に何を配送するかが決まってない分、全て決まっている雑貨便と比べてフリーの方を好むドライバーもいます。

仕事とはいえ、毎日いろんな場所へ行ける事が刺激になって仕事が楽しめると言う人がフリー便には多いです。

その分、スケジュールが立てにくいうえに日毎の差があるのでしんどいとも言われています。

長距離ドライバーのリアル1週間とは!

基本的に大阪~東京間を1週間で3回往復!

いきなり労働基準に反するような見出しになりましたが… 笑

実際に私の会社はそうなんです(^_^;)

私の会社は大阪の傭車屋で個人経営の運送会社です。
社員は40人程度で、まぁよくある小さな運送屋です。

私の1週間を分かりやすく時系列でかいてみます。

月曜日

週の始まり、月曜の会社への出勤時間は夕方の16:00です。

ここで点呼とアルコールチェックとトラックの簡単な点検をして荷主さんのところに荷物を積みにいきます。

私の仕事は前回お伝えした大手運送会社の雑貨便です。

そこで積み込みを完了させ20:00前後に関東へ向け出発となります。
(この時間は雑貨便では早い方だと思います)

火曜日

そして日をまたいで、火曜日の深夜02:30くらいに目的地である東京都内の現場へ到着、2時間ほどで荷降ろし完了するのは朝方の04:30くらいです。

※これは雑貨便では、かなり早い方だと思います。

以前走っていた大手さんでは朝の6時、7時に終わっていました。しかも4箇所ほど立ち寄らないといけませんでしたので!

04:30に仕事が終わると、それから帰りの荷物を積む現場へと移動するのですが、その途中で燃料を入れて、そのガソスタで風呂に入ります。

それからビールやご飯の買い物をして帰り荷の現場の千葉へ到着するのが、朝の06:30くらいでしょうか。

それからやっと休憩です。1人プチ宴会の始まりです 笑

2時間ほどテレビを見ながらご飯を食べて仮眠をとります。

15:30くらいに起床して歯磨きやトイレを済ませて16:00に現場に入ります。

帰りも雑貨です。19:30くらいに積み上げり出発します。
(これも雑貨ではかなり早いほうです。雑貨なら22:00くらいの出発の会社が多いです)

上りの労働時間は月曜日の夕方4時から朝の6時半なので14時間半となります。

注意:移動時間や待機時間も労働時間に含まれます。

水曜

千葉を出発して7時間ほどして02:30くらいに大阪の現場に到着して、朝方の5時に全て完了して朝の6時くらいに会社に到着します。

なんだかんだで家に帰ると朝の7時くらいでしようか。

労働時間でいうと夕方の4時から朝の6時なので14時間労働です。

水曜日から金曜日

水曜日から金曜日も上記と同じパターンです。

上りが14時間半労働で下りが14時間労働です。

合計で1発で28.5時間労働になります。

金曜日から日曜日

金曜日から日曜日も同じパターンです。

日曜日の朝に家に帰ると次の出勤は月曜日の夕方に戻りまた1週間が始まります。

このパターンで行くとだいたい月に平均12回で多い月だと13.5回も走る月もあります。

長距離ドライバーの労働時間は!

上記の通り、私の1か月のリアル労働時間は次にようになります。

12回だと月の労働時間は342時間

13.5回だと月の労働時間は384.5時間になります。

これは完全にアウトですし今後先はこんなに走れなくなっていきます。

ただ現状このような会社はまだ少なからずあるようですがわが社でも改善の方向に進んでいます。

さて、いかがでしょうか。

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長距離トラックの2日運行とは

長距離トラックの2日運行は、全国物流ネットワーク協会が定めている解釈として

2日運行は、暦日に於ける2日間のことを指し、運行の途中で連続8時間以上の休息を与えない運行のことを指しています

という解釈がされています。

また、この解釈は1日運行の場合でも適用されるものとされており、簡単にまとめると、8時間以上の休息が取れない運行のことを1日もしくは2日運行と呼ぶことができます。

長距離トラックの3日運行とは

長距離トラックの3日運行は、全国物流ネットワーク協会が定めた解釈というものが存在しており、

3日運行とは、暦日における3日間のことを指し、到着地において連続8時間以上の休息期間が与えられている運行のことを指します。また、暦日においての2日間の運行だった場合でも、8時間以上の休息が取れる場合は3日運行となります

つまり3日運行というのは「8時間以上の休息が取れる運行」ということになります。

トラック運転手の残業代事情とは

大手の運送会社では、残業時間をしっかり計算して残業代を支給してくれるところがほとんどです。

しかし、庸車で長距離ドライバーとなると、残業はみなし残業制度の会社が多いです。

このみなし残業制度は、想定されている残業時間よりも実際には更に多くの時間残業している場合が多く、その分上乗せして残業代を支払わなければいけない決まりとなっています。

しかし、実際には想定時間分の残業代のみ支給でしっかり支払われていないことがあり多くのトラブルを引き起こしています。

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しかし数多くの運送会社がある運送業界の中で、個人の面接のみで会社を決めてしまうのは危険を伴います。

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まとめ

まとめ

これが私の1週間です。このペースで1ヶ月に関西~関東を12回、多い時で13.5回ほど走るわけです。

私の会社はそれくらい走りますが、労働基準の関係で月に10発しか走らない(走れない)会社も多いです。

あくまで今回は今現在の私のコースという事でお伝えしました。

出勤時間や仕事の終わる時間、走る回数など会社やコースによって本当に変わります。

私の知り合いでは睡眠時間は平均して4時間だというドライバーもいます。

運送会社へ面接に行くときは、必ず仕事のサイクルやコースなどはしっかりと聞いた方がよいでしょう。

また労働基準監督署に飛び込むドライバーや弁護士に相談するドライバーも増えています。

面接の時と話が違う、きついなどの企業が多く労働者が泣き寝入りするパターンが多かった運送業界も変わりつつあります。

最後まで読んで頂きありがとうございます。

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