バブルな頃は、普通のタクシーに普通の家族が乗り込んできて、貸し切りで市内観光したいんだけどなんて話がありました。
今では、絶対聞かない話で時代は変わりました。
今回は、タクシーを1日や半日貸し切りにした場合の料金について解説していきたいと思います。
通常タクシーと貸切タクシーの違いとは?
通常のタクシーに乗って換算される料金は、とある場所を例に出すと初乗り料金が410円だとして、最初の1,052mまでは初乗り運賃で走ります。
その後237m毎に80円加算され、例えば時速10キロ以下になると1分30秒毎に80円加算されるようになってるので、進んでないのにメーターが上がって前回と料金が違ったりする場合もあります。
渋滞などで、料金が違ったりするのはこういう事が原因だったりするので、運転手は責めないであげて下さい。
貸し切りにした場合、走行距離に関わらず、定額料金を支払うことで契約した時間や日数の間使用することができます。
予算内で効率よく回れて安心して観光を楽しめるという事も可能になります。
貸切タクシーの料金はいくらなの?
貸切にした場合ですが、こちらは様々なパターンが生まれてきます。
例えば、タクシーに乗る人数の違い。
通常タクシーの場合でも中型や、ジャンボタクシー料金は初乗り料金が変わりますので、ご注意ください。
少しですが、貸切タクシーの料金の例をここで書いておきます。
タクシー会社によっても料金が違ったりするので、あくまでも参考程度にお願いします。
普通の5人乗りタイプの一般的な車両の料金目安とします。
3時間…1,3000円~1,8000円
4時間…1,7000円~2,3000円
5時間…2,1000円~2,8000円
6時間…25,000円~33,000円
東京、また地方都市によっても料金はまちまちなので、詳しい料金はタクシー会社に問い合わせるのが、一番間違いありませんのでご了承ください。
貸切タクシーの長距離料金はいくら?
貸切タクシーの長距離料金は、20000円~45000円ほどとなっています。
また、これらの料金は通常の車両を選んだ場合の料金で、ワゴンなどの大きめの車両を選んでの貸切タクシーとなると、更に料金がかかります。
平均的には大きめの車両を選んだ場合は、先程の料金に+15000円~20000円が加算される程度の料金となります。
貸切タクシーの種類とは
貸切タクシーの種類として何種類かあって、普通のタクシータイプのセダン型のもの。
今どきの、ミニバンタイプのもうちょい人数が乗れるタイプ。
9人くらいで出かける際に便利なワゴンタイプのジャンボタクシータイプ。
大まかにわけて三種類くらいが多いです。
何故かといえば、人数によって乗れる車が違ってくるので、必然的に料金も初乗り料金も変わるからです。
貸切タクシーのメリット・デメリットとは!
貸切タクシーのメリットをあげるとするなら、時間、また日で借りているので、決められたスケジュールまたは、少々の急な変更であっても料金がそこで変わらずに安心して移動できるという事です。
なので、最初にも触れましたが、予算が時間やスケジュールの変更によって左右される旅行の場合、非常に残念になるケースを避けられるという事です。
貸切でもハードスケジュールな上に距離の変更も変わるとタクシー会社としてもメリットはなくなりますし、変更する場合は運転手さんにも相談は必要になりますし、会社にもそれは伝える必要が出てくるので急な変更はお勧め出来ません。
ということで、少々のわがままは聞いてもらえます。
デメリットは、Aに行きたかったけど、ここは反対されたから、急に思い切り遠いところの変更、と、先ほど言った距離数の凄い変更は無理です。
会社の方も一応そのスケジュールを把握しての計算をしているので、いくら時間貸切にしてあるからと言っても、そこは会社や、運転手のハンドル時間なるものも関係してくる場合があるので、ここはデメリットの一つとなりえるかもしれません。
後は、予定より早く着いた、早く帰着した場合でも極端なケースを除いては、料金が安くなるということありません。
あくまでも貸切での契約なので、契約した時点での料金でということになります。
安くして!と頼みたい場合は契約する前に値切れ!という事です。
まとめ
こんな感じで今回はタクシーの貸切について触れてみました。
安く乗りたいなら最初が肝心という事です。
みんなで、安く借り切って旅行を楽しんでくださいね。