どの職業にも初めて仕事を始める時は、研修制度がありますよね。
もちろん佐川急便にも研修制度があります。
どんな内容の研修なのか、どれくらいの期間やるのか気になるところ。
今回は、佐川急便の研修内容や期間などについて解説していきます。
佐川急便への転職はこちらの記事をご覧ください。
運送会社の研修内容とは
運送会社の件数内容は、行う作業や業務内容によって異なりますが、通常の例を紹介します。
①荷物の積み込みと積み下ろしの研修
荷物の積み込みや積み下ろしの作業は、大抵は作業員が重なってくれる場合が多いものの、企業によってはドライバー単独で作業を行う場合もありますので、積み込みや積み下ろしの研修を行います。
地味な作業ではあるものの、荷物の安全性の確保や運送の品質を守るためには、ドライバー自身もこれらの知識や経験を積む必要はありますので、実は意外と大事な研修になります。
②先輩と同乗しての運送
積み込みと積み下ろしの研修が終了後の約2週間から1ヶ月は、先輩が隣に同乗した状態での運送研修となります。
運転する上での心得や公道でのマナー、バックのコツなどさまざまなことを学ぶことができます。
教習所では学べないようなことも、この研修で教わることになりますので、メモを取ったり、繰り返して聞き返すようにしながら、このときの研修で教わったことを忘れないようにしましょう。
③通常業務を開始する
同乗研修終了後は、晴れて通常の運送業務が開始となります。
会社によっては小さい車体の比較的運転しやすいトラックを任されることが多いですが、基本的には中型や大型を使用した運送も任されることもありますので、慎重に運転することを心がけましょう。
どの業務も共通で、研修で学べたことは間違いなく仕事で活かせることばかりなので、研修の経験を忘れないようにして業務を行っていきましょう。
佐川急便の研修の流れとは
佐川急便は安全面において取り組みを強化しています。
昔ではなかった研修が増えてきており、新人社員は研修ばかりになります。
また、自分がいた時の研修は体育会系ならではのものでしたがここ数年はホワイト研修となっています。
当然ですが、コンプライアンスを守っている研修となっています。
ドライバーとして必要なスキルを叩き込まれます。
最近は、自転車や煽り運転などについても研修があります。
特に運転技術の研修は免許センターよりも厳しいと言われています。
そのお陰で自信を持って運送をすることができています。
全体の流れとしては、研修センターで1泊2日で行うことが基本的です。
座学を含めてあらゆる研修が用意されています。
座学と実技があり、徹底的に研修することができますので安心して働くことができます。
佐川急便の研修のきついところとは
研修のきついところは座学です。
人によって異なりますが、私は勉強が苦手ということもあり座学で覚えることなどとても苦手でした。
また、大学の授業スタイルなのですごく眠たくなります。
寝ていたわけではありません。
しっかりと学んでいましたのでご安心ください。
伝票の書き方など、実際の業務に直結する研修となっていますので、見になる時間を過ごすことができます。
実技は、走行訓練から安全点検などあらゆる研修が用意されています。
走行訓練は慣れると楽でしたので、きつい思いはあまりしませんでした。
走行が苦手な人は苦戦するかもしれません。
同じ研修で細道を通行できない人がいてかなり苦戦をしていました。
普段扱う事が少ないトラックを巧みに扱わないといけませんので、きついと感じることもあると思います。
マナーや礼儀に対して厳しく指導されますので、大学時代のぬるい環境のまま入るときついと感じます。
しかし、私は高校野球で鍛えられた精神もあり無事に過ごすことができました。
また、集団行動を求められますので自分さえ良ければという考えは捨てないといけません。
自分はきちんとマナーなど守っていても、他人が守っていないと連帯責任で指導が入りますのでいい気分になりませんでした。
価値観が多種多様ですのですごく大変な思いを経験しました。
ドライバーには向き不向きがあります。
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研修期間はどれくらい?
新人社員は基本的には2ヶ月あまり研修という名目であらゆることを学びます。
上司や先輩について技術を学びます。
先輩の背中を見て学ぶまさに体育会系のやり方です。
ただ、営業所によっては1ヶ月で研修が終了することもあります。
繁忙期や人員不足などが影響しています。
私の場合は45日ほどで研修が終了して実際に1人で作業する事が増えました。
佐川急便のいいところは研修期間が終わってもしっかりと教えてくれるということです。
研修が終わったり後は自分でやりなさいという形ではないので困ると助けてくれますし、なんでも聞きやすい環境が整っています。
不安などあっても払拭する事ができましたので楽しく働く事ができました。
役職がつくとそのたびに研修があります。
また、研修の制度が整っていることもあり、非常に多くの知識と技術を手に入れる事ができます。
ドライバー研修も数年に1回受ける指示があったりと、1回きりにしないところが素晴らしいと思いました。
研修はドライバーの運転技術だけでなく、荷物の持ち方など本格的なものもありとても助かります。
そして、自分が講師になることもありますので、アウトプットでき力を向上させる仕組みができています。
研修中に制限されることは
以前と比べて研修で規制させることが少なくなりましたが、泊まり研修の際は外出の規制があります。
当然ですが、研修施設があることオープンになっています。
以前、うるさいとか騒いでいるなどクレームが入ったことで外出に対して厳しい目を向けられています。
さらには、挨拶やマナーに対して厳しく指導されます。
人として当たり前ですが、研修の時間に遅刻することは許されていません。
あまりにも酷い場合は研修を受けることができなくなります。
ディスカッションなどもありますので、他人と共存するなど他者尊重の気持ちがない人は厳しく指導されます。
佐川急便の研修施設ってどんなとこ
広大な施設となっており、教習用のトラック・軽自動車など車も豊富になります。
実際の道路状況を再現できるような対策をしています。
閑静なところにありますが、それはみっちりと研修するためだと思います。
長年使用されていることもあり、綺麗とは言い難い設備ですが、安いビジネスホテルくらいの内装となっています。
先輩たちの汗と涙が詰まった施設となっています。
思い出が詰まった施設とも言えます。
佐川急便への転職のコツ
人手不足の運送業界は今どの会社も人材を欲しがっています。
今はドライバーが会社を選べる時代と言っても過言ではありません。
そこで良い会社を見つけるコツがエージェントの利用です。
現在では転職エージェントからドライバーに転職するケースが主流になっています。
数多くの会社が存在する運送業界では個人が面接のみで会社を決めてしまうのは危険を伴います。
そのなかでもおすすめのエージェントがリクルートエージェントです。
リクルートエージェントは日本最大手の転職エージェントです。
また大手や人気の運送会社は非公開求人になっているケースが多いです。
非公開求人にする理由は企業が社内の採用情報を外部に漏らしたくないのと採用コストを抑えるためです。
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