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長距離ドライバーの運行費はいくら?相場・支給方法・税金まで現役運転手が解説

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長距離トラックの運転手は、一度出発すると最低でも2日、会社によっては1週間ほど家に帰れないことがあります。

その間の食事代や飲み物代、シャワー代、コインランドリー代など、出先では意外とお金がかかります。

そこで長距離ドライバーの中には、会社から給料とは別に「運行費」と呼ばれるお金を支給されている人もいます。

僕の会社では、出発前に現金で3,000円の運行費をもらっています。月に12回ほど走るので、単純計算すると1か月で36,000円、年間なら約43万円になります。

ただし、運行費はすべての運送会社で同じようにもらえるわけではありません。会社によって「運行費」「飯代」「食事手当」「出張費」「日当」など呼び方が違いますし、金額や支給方法もかなり違います。

この記事では、長距離ドライバーの運行費とは何なのか、いくらもらえるのか、給料とは別なのか、税金はかかるのか、余った運行費はどうなるのかまで、現役長距離ドライバーの実体験を交えながら解説します。

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目次

長距離ドライバーの運行費とは?

長距離ドライバーの運行費とは、長距離運行中に発生する食事代や雑費などを補う目的で会社から支給されるお金です。

ただし、「運行費」という名前や制度が法律で全国一律に決められているわけではありません。会社によっては食事手当、出張費、日当、宿泊手当など別の名称で支給している場合もあります。

ざっくり分けるとこんな感じです。

名称主な目的支給例
運行費長距離運行中の諸経費1運行ごと・日額
食事手当出先での食費補助1日○円
宿泊手当宿泊を伴う運行の補助1泊○円
出張日当出張に伴う諸経費日額支給
実費精算実際に使った経費レシート等で精算

僕たちドライバー同士では、まとめて「飯代」「運行費」なんて呼ぶこともあります。

運行費は長距離運行中の出費を補うお金

長距離ドライバーは、家に帰れない間も生活しなければいけません。

食事はもちろん、飲み物を買ったり、シャワーを浴びたり、着替えを洗濯したりします。雪や事故による通行止めで予定外に足止めされれば、さらに食費などが増える場合もあります。

こうした出先での負担を補う目的で支給されているのが運行費です。

運行費・飯代・出張費など呼び方は会社による

僕の会社では「運行費」という感覚ですが、他のドライバーと話していると「飯代が出る」「日当が出る」「出張費が出る」という言い方をする人もいます。

名称だけを見ても中身は分かりません。

同じ「運行費」という名前でも、自由に使える定額支給の会社もあれば、実際に使った金額を後から精算する会社もあります。

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長距離ドライバーの運行費はいくらもらえる?

「で、結局いくらもらえるの?」というのが一番気になるところですよね。

結論から言うと、運行費には全国共通の相場があるわけではありません。

会社によって1運行いくら、1日いくら、泊数によっていくらというように計算方法が違います。

1運行ごとに支給される会社

僕の会社はこのタイプです。

出発前に1運行あたり3,000円を現金でもらいます。

例えば2日運行でも3日運行でも、基本的には会社で決められた運行費を出発前に受け取ります。

1日ごとに支給される会社

会社によっては「長距離1日につき○円」という形で支給される場合もあります。

この場合は2日運行と5日運行では支給額が変わることになります。

長期間家に帰れないドライバーほど食費や雑費が増えるので、日数に応じた支給方法は分かりやすいですね。

距離や泊数によって金額が変わる会社もある

近距離と長距離で金額が違ったり、泊まりが発生した場合だけ宿泊手当が追加されたりする会社もあります。

つまり、「長距離ドライバーなら運行費は必ず○円」とは言えません。

求人を見る場合も金額だけでなく、「1回なのか、1日なのか、何泊ならいくらなのか」まで確認した方がいいです。

僕の会社では出発前に3,000円

僕の場合は、会社を出発する前に現金3,000円をもらっています。

これが地味に助かるんですよね。

長距離へ出た後に急に現金が必要になることもありますし、食事や飲み物だけでも何日も続けばそれなりの金額になります。

僕にとっては、単なるお小遣いというより「出先で使える予備費」という感覚の方が近いです。

僕の場合は1か月の運行費が36,000円

僕は月に約12回走ります。

1運行3,000円なので、

計算金額
1運行3,000円
月12回36,000円
1年間約432,000円

単純計算すると、1か月で36,000円、1年間では約43万円になります。

年間で見るとなかなか大きいですよね。

ただし、これはあくまで僕の会社と僕の運行回数で計算した金額です。

運行費が1回1,000円の会社もあれば、もっと高い会社もありますし、そもそも運行費という制度がない会社もあります。

運行費は給料とは別にもらえる?

僕の会社では給料とは別に、出発前に現金で支給されます。

ただし、すべての会社がこの形ではありません。

運行費の支給方法は大きく分けると次のようになります。

支給方法特徴
現金支給運行前などに直接受け取る
給与と一緒給与明細に手当として載る場合がある
仮払い運行前に受け取り、後で精算
実費精算レシートなどを提出して精算

現金で支給される会社

僕の会社のように、出発前に現金でもらえる会社があります。

すぐ使えるので長距離ドライバーとしては助かります。

ただし、現金でもらっているからといって、必ず税金がかからないという意味ではありません。

給料と一緒に支給される会社

給与明細に「運行費」「出張手当」「食事手当」などとして記載され、給料日に一緒に振り込まれる会社もあります。

この場合は、支給された金額や税務上の扱いも明細で確認しやすいです。

仮払い・実費精算の会社

先に一定額を受け取り、運行後にレシートなどを提出して精算する会社もあります。

また、自分で一度支払ってから会社へ請求する実費精算方式もあります。

この場合は余ったお金を自由に使える定額支給とは仕組みが違います。

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運行費は給与明細に載る?

これも会社によって違います。

給料と一緒に手当として支給されているなら、給与明細に記載されることがあります。

一方、出張旅費などとして別に精算している会社では、給与明細とは別の精算書で管理している場合もあります。

僕のように出発前に現金でもらうケースもあります。

ですので、「明細に載っていないから問題」「載っているから全部給与」というように、明細の見た目だけでは判断できません。

気になる場合は会社の経理や給与担当者に確認するのが一番確実です。

長距離ドライバーの運行費に税金はかかる?

ここは少し注意が必要です。

会社から支給される手当は原則として給与所得になりますが、国税庁では、転勤や出張などのための旅費のうち、その旅行に通常必要と認められる範囲については非課税になるとしています。

つまり、「運行費」という名前が付いているだけで自動的に非課税になるわけではありません。

非課税になる場合

業務のための旅行に必要な旅費や日当として支給され、通常必要と認められる範囲であれば、所得税上非課税になる場合があります。

会社の旅費規程や運行内容、支給額なども判断材料になります。

給与として扱われる場合

一方で、単なる手当として毎月定額で支給されているものなどは、給与として扱われる場合があります。

国税庁の所得税基本通達でも、旅行費用に充てる目的でも年額・月額で支給されるものは原則給与とし、実態から明らかに非課税旅費に当たるものは例外としています。

ですので、元々僕が「給料とは別に年間数十万円ある」と考えていたとしても、税務上の扱いまで全部同じとは限りません。

「運行費=非課税のお小遣い」ではない

ここは勘違いしない方がいいです。

運行費、飯代、日当など名称はいろいろありますが、税金がかかるかどうかは名前だけでは決まりません。

会社がどのような目的で、どのようなルールで支給しているかによって変わります。

運行費が余ったら自分のお金にしていい?

僕の会社の場合は定額で支給されるので、実際に使った金額が3,000円より少なければ余ることもあります。

僕は余った分で家族へお土産を買ったり、ちょっとしたプレゼントを買ったりすることもあります。

もちろん嫁にはちゃんと言ってますよ(笑)

中には運行費の存在を奥さんに内緒にしているドライバーもいるようですが、その辺は各家庭でお願いします(笑)

定額支給なら余ることもある

定額で3,000円、5,000円というように支給されている会社なら、食費などを節約すればお金が残る場合があります。

僕の場合も毎回全部使い切るわけではありません。

実費精算なら余りを自由にできるとは限らない

一方、会社から仮払いされたお金を後から精算する仕組みなら、余ったお金を返す必要がある場合があります。

「運行費だから余ったら全部自分のもの」と思わず、会社のルールを確認してください。

長距離ドライバーは運行中に何にお金がかかる?

長距離ドライバーをやったことがない人からすると、「運転してるだけならそんなにお金使わないんじゃない?」と思うかもしれません。

実際には、家に帰れない日数が長くなるほど細かい出費が積み重なります。

出費主な内容
食費コンビニ・外食・弁当
飲み物水・お茶・コーヒー
入浴シャワー・銭湯
洗濯コインランドリー
日用品歯ブラシ・タオルなど
突発的な出費足止め・体調不良など

食費

一番大きいのは食費です。

朝・昼・晩を全部外で買えば、1日だけでもそれなりの金額になります。

長距離で4日、5日と家に帰れなければ、食費だけでもかなり変わってきます。

僕の場合は嫁に1食分の弁当を作ってもらえることがあるので、その分はかなり助かっています。

飲み物代

長時間運転をしていると、飲み物もよく買います。

水、お茶、コーヒーなど、1本ずつは安くても何日も積み重なると結構な出費になります。

シャワーや入浴代

長距離ドライバーでも何日も風呂に入らないわけにはいきません。

トラックステーションやガソリンスタンドのシャワー、銭湯などを利用することがあります。

会社や行き先によって無料で使える場所もありますが、有料になる場合もあります。

コインランドリー

長期間家に帰れない運行では、着替えの洗濯が必要になる場合もあります。

数日程度なら着替えを持っていけば済みますが、1週間単位になってくるとコインランドリーを利用するドライバーもいます。

予定外の足止めや雑費

長距離ドライバーは予定通りに仕事が進むとは限りません。

大雪、事故、災害、通行止めなどで何時間も動けなくなることがあります。

出先で体調を崩したり、急に必要な物が出てきたりすることもあるので、僕は少しでも現金を持っていた方が安心だと思っています。

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長距離ドライバーのお小遣いはいくら必要?

僕は同じドライバーの奥さんから、「旦那さんにお小遣いいくら渡してるんですか?」と聞かれることがあります。

逆に、うちの嫁がドライバー仲間の奥さんに聞くこともあります。

ただ、お小遣いの金額は食事代込みなのか、食事代が別なのかでかなり変わります。

食費が別なら僕の周りでは3万円前後

僕の周りでは、食事代が別に用意されていて純粋なお小遣いだけなら、月3万円くらいの人が多い印象です。

これはあくまで僕の周りのドライバーの話で、全国平均ではありません。

食費込みなら6万~7万円の人もいる

食事代もお小遣いから全部出すなら、3万円ではかなり厳しくなります。

僕の周りでは6万~7万円ほど使える人もいますし、家にほとんど帰れないドライバーでは10万円くらいもらっている人もいます。

家に帰れる頻度でも変わる

長距離ドライバーといっても働き方はかなり違います。

僕は週に3回ほど家に帰れますし、1食分の弁当を作ってもらうこともあります。

タバコもやめたので、僕自身はお小遣い3万円くらいで十分だと思っています。

運行費とお小遣いは別に考えた方がいい?

個人的には別に考えた方が分かりやすいと思います。

お小遣いは家庭のお金で、運行費は仕事で長距離へ出るために会社から支給されるお金だからです。

例えば僕の場合、

内容月額の例
家庭からのお小遣い30,000円
運行費約36,000円
合計約66,000円

ただし運行費は仕事中の食費や雑費にも使っていますので、66,000円全部を自由なお小遣いとして使えるという意味ではありません。

そこを一緒にしてしまうと、うちの嫁に怒られます(笑)

運行費がない運送会社もある?

あります。

長距離ドライバーだからといって、必ず運行費が支給されるわけではありません。

会社によっては運行費という名目がなく、基本給や運行手当に含まれている場合もあります。

食事手当だけ支給される会社や、宿泊したときだけ手当が出る会社、実費だけ精算する会社もあります。

会社のタイプ運行費の例
定額支給1運行○円
日額支給1日○円
食事手当食事代だけ支給
宿泊手当宿泊時のみ支給
実費精算使った分を精算
運行費なし給与や他の手当に含む場合もある

運行費がないからといって、それだけで悪い会社とは限りません。

基本給や運行手当が高い会社なら、結果としてそちらの方が年収が高い場合もあります。

運行費が高い運送会社を選ぶ時に確認したいこと

運送会社へ転職するときに、運行費は意外と見落としやすい条件です。

求人票に月給は書いてあっても、運行費や食事代について詳しく書いていない会社もあります。

確認したいのは次の項目です。

確認項目見るポイント
運行費1回・1日いくらか
食事手当運行費とは別か
宿泊手当泊まりで支給されるか
支給方法現金・給与・精算
運行日数1回何日家を空けるか
月の運行回数月額の運行費に影響
基本給運行費とは別に確認
運行手当長距離手当などがあるか

例えば1運行5,000円もらえる会社でも、月5回しか長距離がなければ25,000円です。

一方、1回3,000円でも月12回なら36,000円になります。

金額だけではなく、実際の運行回数まで見た方がいいです。

運行費だけで運送会社を選ばない方がいい

運行費が高い会社は魅力的に見えます。

僕自身、長距離で家を空けるドライバーなら運行費は多い方が助かると思います。

ただし、会社を選ぶときは運行費だけで判断しない方がいいです。

基本給と運行手当も確認する

運行費が月5万円あっても、基本給やその他の手当が低ければ総収入は高くならない場合があります。

反対に運行費が少なくても、月給や賞与が高い会社もあります。

最終的には手取りだけではなく、年収全体で比べることが大切です。

休日と労働時間も見る

運行費をたくさんもらえるということは、それだけ家に帰れない運行が多い可能性もあります。

月に数万円増えても、休みが少なく体がきつければ長く続かないかもしれません。

「いくらもらえるか」と「何日拘束されるか」はセットで確認した方がいいです。

自己負担額も確認する

運行費が出ても、食事やシャワー、宿泊などをすべて自己負担する会社と、別に補助がある会社では意味が違います。

1回の支給額だけではなく、「何に使うためのお金なのか」を確認してください。

自分に合った長距離ドライバーの求人を探す方法

運送会社は会社によって給料や運行費、働き方がかなり違います。

同じ長距離ドライバーでも、毎週家に帰れる会社もあれば、1週間ほとんど帰れない会社もあります。

運行費についても、僕のように出発前に現金でもらえる会社もあれば、給与と一緒に支給される会社、食事代だけ出る会社などさまざまです。

ですので転職するなら、給料だけでなく運行費、食事手当、休日、1回の運行日数などをまとめて比較した方がいいです。

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すぐに転職するつもりがなくても、他社では運行費がいくら出るのか、給料はいくらなのかを情報収集しておくと、自分の会社の待遇を比較しやすくなります。

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まとめ|長距離ドライバーの運行費は会社によってかなり違う

今回は、長距離ドライバーの運行費について僕自身の実例を交えながら解説しました。

最後にまとめます。

項目ポイント
運行費とは長距離運行中の食費・雑費などを補うお金
金額会社ごとに違う
僕の会社1運行3,000円
月12回の場合約36,000円
年間約43万円
支給方法現金・給与・実費精算など
税金すべてが自動的に非課税ではない
余ったお金会社の支給・精算ルールによる
運行費なし給与などに含まれている場合もある
会社選び給料・休日・運行日数も一緒に見る

僕の会社では出発前に3,000円もらえるので、月12回なら36,000円になります。

長距離ドライバーは何日も家に帰れないので、こうした運行費があるのは本当に助かります。

ただし、運行費は会社によって制度がかなり違います。

「1回いくらもらえるか」だけではなく、食事代や宿泊費は別なのか、月に何回走るのか、基本給や運行手当はいくらなのかまで確認した方がいいです。

そして運行費は、名称だけで税務上の扱いが決まるわけではありません。

会社から支給されている運行費について税金や精算方法が気になる場合は、給与明細や会社の規程を確認した上で、会社の経理担当者などへ確認してください。

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