昔のトラック運転手の給料がやばい!今でも長距離ドライバーで年収1000万稼げる?トラックドライバーの年収の推移とは!

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昔は良かったとバブルを経験したサラリーマンは口を揃えていいます。

実はトラックの運転手もかなり稼げていた時代があったんです。

僕がトラックに乗り始めた時も給料はもっと稼げていました。

今回はそんな良き時代の話と下がった原因を書いてみたいと思います。

また長距離ドライバーなら年収1000万円は可能なのか?

トラックドライバーの年収の推移もご紹介していきます。

ドライバーで簡単に年収を60万円以上アップしたい方はこちらの記事で詳しくご紹介していますのでご確認下さい。

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目次

昔のトラック運転手の給料は1000万?

僕は今40半ばですが一回り上の先輩達の時代の話です。

仕事も腐るほどあり、運賃も良く、走れば走るだけお金も稼げていたそうです。

年収900万や1000万を超えた事もあったと先輩が言っていました。

今では考えられない金額ですね!

トラック運転手で年収1000万は可能?

トラック運転手はとても稼げる職業というイメージがある人はどれくらいいるでしょうか?

ひと昔前までは、確かに高収入も望める職業に違いはありませんでした。

そして昔は佐川急便で働いているドライバーに1000万円の年収を得ていた人がいたそうですが、今の時代は全く違って年収1000万円なんてとてもじゃないけど届きません。

1000万の年収を得るには、単純計算で月に約80万円ちょっとの収入が必要になります。

働き方改革も導入された今、どれだけ走っても月に80万は厳しいと思います。

長距離ドライバーで年収1000万は可能?

長距離ドライバーであれば年収1000万は可能なのか気になりますよね。

はっきり言って長距離ドライバーでも年収1000万円に到達するのは無理です。

どれだけ走ったところで、月収80万円には届きません。

むしろ、そこまで稼ぐ前に倒れてしまいます。

今は月50万~60万円くらいもらえれば十分稼げてる方だと思います。

また、昔ほど労働環境や条件がきつくはないので、今の時代は走りたくてもストップがかかります。

現在でも年収600万くらいは可能?

今の長距離運転手の年収は良くてせいぜい600万から700万です。

これはかなりいいほうだと思います。

それでも全盛期と比べると年収で300万ほど落ちた計算になります。

僕の給料明細をガチでお見せしています!

併せてお読みください。

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トラックドライバーの年収の推移

トラックドライバーの年収の推移を見ていきましょう。

こちらは厚生労働省の「賃金構造基本統計調査」による推移です。

 大型トラック運転手中小型トラック運転手
H26426万379万
H27435万391万
H28453万404万
H29458万418万
H30459万419万
R1456万421万
R2454万419万
R3463万431万

こちらの統計だけ見ると、運送業界の年収はそこそこ順当に上がり続けているように見えます。

がしかし、働き方改革によって残業が出来なくなり年収が減ったドライバーの方が圧倒的に多いので、この統計には少し疑問を感じています。

というよりは、全ての会社のドライバーがこの統計のように上がっていっているとは思わない方が無難です。

トラック運転手の収入が下がった原因とは!

では何故トラック運転手の年収は下がったのでしょう!

もちろんバブル期に絶頂でバブルの崩壊から下がっていくわけですが、やはり運賃の値下げですね。

景気の悪い時に下がった運賃がそれ以来上がりをみせません。

景気が多少回復しても下げた運賃は上げてはくれないんですね。

次に燃料代の高騰です。

僕がトラックに乗り始めの頃は軽油代は1リットルで75円でした。

しかし今は100円を超えています。

その差額だけで1リットル25円です。

僕が大阪~東京間を1往復するのに使う燃料は約300リットルです。

差額で計算すると7500円です。

1年で140往復するので、なんと1,050,000円です。

僕の会社は30台のトラックを保有しているので、年間にすると、

105万×30台=3150万円です。

同じ仕事をして年間で差額だけで3150万円も余分に経費がかかっているんです。

そりゃあ給料も下がりますよね。

もう1つさいごに労働基準法による労働時間の制限です。

昔は休みなしで走れていたのですが、近年相次ぐ事故などにより労働時間の規制が厳しくなりました。

月に走れる回数が減った分だけ給料も下がったということです。

働き方改革で運送業の給料下がる?

トラックドライバーという仕事は、残業をしたくなくても、期限までに到着できないから睡眠時間を削って運転するなどのように、運行の都合上でやむなく残業扱いで運転していることが多いです。

しかし、これもあってトラックドライバーは稼げているところもあったのは事実でもあります。それが働き方改革で残業が減ってしまうとなると、必然的に給料が下がってしまうのは当然といえます。

年収の高い運送会社を簡単に見つける方法とは

安い給料で働いているドライバーは非常に多いです。

そんな中、休みも多く給料も高い運送会社も実は多く存在しています。

自分が知らないだけでかなり損をしているドライバーが多いというわけです。

そんな会社どうやって見つけるの?となるわけですが

そのコツが転職エージェントの利用です。

現在では転職エージェントからドライバーに転職するケースが主流になっています。

年収を上げるのも簡単です。エージェントのアドバイザーに、

「地元で一番給料の高い会社を探して下さい」と相談すればいいわけです。
さらに「もう少し給料は上げてもらえないのか?」など企業との交渉も可能です。

エージェントの中でもおすすめなのがリクルートエージェントです。

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非公開求人にする理由は企業が社内の採用情報を外部に漏らしたくないのと採用コストを抑えるためです。

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福利厚生や休み、退職金がしっかりしている大手企業なら安心して長く勤めることができますからね。

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さいごに

今回は昔の運転手は稼げていたという話をしました。

昔の長距離は『 3年乗ったら家が建つ』と言われていました。

しかし今では前述の通りです。

燃料代は上がっているのに運賃は下がったまま、そして走る回数まで制限されてしまいました。

これでは普通のサラリーマンと対して変わらないという理由で運転手を辞めるドライバーも多いです。

運送業界全体の難しい問題の1つですね!

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