日本通運の給料や年収が気になりませんか?
日本通運は運送業への就職をお考えの方なら必ず候補に上がる会社だと思います。
私自身も実は日通に一時期勤めていた経験があります。
この記事では大手運送会社の日本通運のドライバーの給料や年収、給料明細に関して記載しています。
また社員や元社員の口コミや評判、他社との比較などもご紹介しています。
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日本通運とは
日本通運とは最大手の運送会社です。
日通やNIPPON EXPRESSの名称で親しまれています。
創業は昭和12年(1937年)で従業員数は3万2千人を超える巨大企業です。
業界内でも「日通で運べない物はない」と言われていてゲテモノ荷物と呼ばれている大型の荷物や鉄道輸送から美術品、動物輸送まで幅が広く他社の追随を許しません。
私も数億円する美術品を運んだ経験があります。
過去には「ペリカン便」の名称で親しまれた宅配サービス事業もありましたが2010年以降に日本郵便のゆうパック事業に引き続がれてからは一般人にはあまり縁のない企業向けの運送会社となっています。
また災害時に救援物資緊急輸送業務に協力する指定公共機関にも指定されています。
指定公共機関にはヤマト運輸、佐川急便、西濃運輸、福山通運も指定されています。
他の運送会社では運べない特殊なものを運んでみたい方は日本通運に就職すると色んな経験ができると思います。
日本通運の平均年齢は43.3歳、平均勤続年数は18.8年、そして平均年収は610万円となっています。
日通の年齢別平均年収
- 20代前半 約390万円
- 20代後半 約460万円
- 30代前半 約530万円
- 30代後半 約590万円
- 40代前半 約650万円
- 40代後半 約720万円
- 50代前半 約760万円
- 50代後半 約750万円
- 60代前半 約580万円
- 60代後半 約560万円
日本通運の推定生涯賃金は約2億9000万で一般的な生涯賃金の約2億1000万を大きく上回っています。
また部長クラスでは年収1000万を超えています。
学歴別の推定年収では大卒で610万円、短大や国立高専で467万円、高卒では439万円となっています。
日本通運ドライバーの給料や年収は
上記で日本通運の平均年収は610万と記述しましたがドライバー職限定でみると残念ながら少し下がります。
平均年収は300万から700万とかなりの幅がありました。
平均値は458万円となっています。
これほどの年収の開きがあるのは日通は務めた年数により給料が変わる年功序列が強いからです。
それに地域手当があり住んでいる場所によってかなりの差があります。
都心部にいくほど地域手当は高く転勤になると給料が変わるケースもあります。
また残業時間にも給料は左右され繁忙期と閑散期で給料の差が発生します。
特殊な荷物(鉄道や大型の超重量物)を運ぶ仕事では年収700万円を超えるドライバーもいます。
日本通運ドライバーの給料は安いのか?
日本通運のドライバーの給料は他の運送会社と比べて安いのでしょうか?
大手の運送会社と比較してみると
- ヤマトは510万円
- 西濃運輸は443万円
- 佐川急便は417万円
- 福山通運は399万円
日通のドライバーの平均年収は458万円なので高い方だと言えます。
しかも上の説明通り日本通運はドライバーのスキルによっては年収で700万以上も狙えるのでドライバーとして長く勤めるなら日本通運は狙い目の会社と言えるでしょう。
日本通運の大型ドライバーの年収は
日本通運は、ドライバーの種類によって年収に差が出てきます。
トラックドライバーでも、ルート配送、長距離の大型トラック、コンテナトラックのドライバーと種類があります。
一番多い年収のドライバーは600万円ほどで、コンテナトラックドライバーです。
また、ルート配送のドライバーでは、300万円から400万円ほどとなっているようです。
そう考えると、大型トラックのドライバーは400万円台~500万円台くらいと考えられます。
※あくまでもおおよその金額であり、もちろん、勤続年数や年齢によっても変わってきます。
日通の給料明細とは!
日本通運の給料には基準内賃金と基準外賃金があります。
基準内賃金には評価給や地域給、家族手当があり基準外賃金には時間外勤務手当や休日出勤手当、深夜勤務手当などがあります。
項目はかなり分かれていますが通常勤務では全てに手当が付くことはありません。
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佐川急便やヤマト運輸、西濃運輸などの人気の運送会社の口コミや年収も見ることが出来ます。
気になる会社があればチェックしてみて下さい。
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大手運送会社や地元の運送会社などをチェックしてみて下さいね。
日本通運ドライバーの口コミや評判とは
日本通運の給料や年収に関しての口コミをご紹介します。
生のリアルな口コミは会社選びの基準となります。
日本通運年収の口コミ 20代後半男性
新社員制度になってから調整給なるものができました。調整給のせいで給料が上がりにくくなっています。定年は65歳に伸びたが生涯年収を60歳の時と同じにしたい意図が感じられます。嫁に対する手当ての扶養手当もなくなりました。給料が上がると調整給が減る感じで中々上がらないシステムになっています。
日本通運年収の口コミ 30代前半男性
給料に関しては満足してる人は少ないのではないかと思います。残業をするとそこそこにはなりますが毎日残業が続くと肉体的にもきついです。地域別での給料の格差が4万ほどあるので年収で50万くらい変わる計算になる。最高ランクの給料は東京くらいで地方ではほとんどの地域で低いランクになっています。
日本通運年収の口コミ 30代後半男性
仕事内容に比べると給料は貰っている方だと思います。もう少しボーナスがあれば言うことないのですが。他の運送会社に比べるとマシだと思っています。20代前半でも年収で500万円オーバーのドライバーもいるので頑張り次第だと思います。
ご紹介した口コミはほんの一例です。
日本通運の口コミや給料について詳しく見たい方はこちらよりご覧下さい。
日本通運ドライバーの年収が低い理由とは!
日本通運の給料や年収は、数ある運送会社の中でも低いと言われています。
その理由は、日本通運独自の地域手当というものが関係しているのではないでしょうか。
地域手当はそれぞれ住んでいる地域によって金額が異なり、大体60万円ほどの差があるようです。
この地域手当があることで年収に差が出てしまい、年収が低いと言われている理由のひとつとも言えます。
日本通運の課長の年収はどれくらい?
日本通運はヤマト運輸や佐川急便など並ぶ大手の運送会社です。
知らない人はいないほどの大企業ではありますが、運送会社の中では収入が低いと言われています。
課長クラスの年収は、およそ670万円とされています。
勤続年数や地域でも差があるとは思いますが、運送会社の平均年収と比べると低い方です。
日本通運で年収1000万は可能?
日本通運の年収は300万~650万円となっています。
日本通運の社員の給料明細なども調べてみたのですが年収で1000万円稼いでいる社員は見受けられなかったので日本通運で年収1000万円は不可能と考えられます。
実際の私の知り合いドライバーからもさすがに年収1000万という話は聞いたことがありません。
日通の特殊トレーラーの運転手でも年収1000万円はいかないでしょう。
日本通運はブラック?
日本通運がブラックなのか調べてみました。
主な理由3つを紹介します。
日通の社風
社風が古いという意見が口コミでよく見受けられました。
若手の社員がなかなか評価されないことへの批判が多かったです。
日通の福利厚生
こちらも口コミで多く書かれていました。
充実しているとは言えない内容のうえで退職金がかなり少ないことに批判が集中している印象でした。
リモートワーク
リモートワークは取り入れていません。
特に事務職を担当している社員からの批判が多い印象でした。
現在は会社のノートPCを持ち帰ればリモートワークが出来るとのことですが、それでも会社としてはリモートワークをあまり良く思っていないようです。
日本通運ドライバーの求人募集や転職のコツとは!
人手不足の運送業界は今どの会社も人材を欲しがっています。
今はドライバーが会社を選べる時代と言っても過言ではありません。
そこで良い会社を見つけるコツがエージェントの利用です。
現在では転職エージェントからドライバーに転職するケースが主流になっています。
数多くの会社が存在する運送業界では個人が面接のみで会社を決めてしまうのは危険を伴います。
そのなかでもおすすめのエージェントがリクルートエージェントです。
リクルートエージェントは日本最大手の転職エージェントです。
また大手や人気の運送会社は非公開求人になっているケースが多いです。
非公開求人にする理由は企業が社内の採用情報を外部に漏らしたくないのと採用コストを抑えるためです。
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まとめ
いかがでしょうか?
今回は日本通運の給料や年収についてご紹介しました。
「日通で運べないものはない」と言われるほどの高い輸送技術を持っている日本通運でのスキルアップはドライバー職を目指す方にはいい経験となるでしょう。
日通は年功序列や地域差、スキルによって給料に差がでる傾向があるようです。
しかしながら年収に関しては他の同業他社と比べても高い方でありチャレンジしてみる価値は十分にあると思います。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
この記事がお役に立てれば幸いです。