高齢化社会の現代において、デイサービスなどの施設を利用する高齢者の助け舟とも言える介護ドライバー。
この記事を閲覧している方の中にも、祖父や祖母がデイサービスなどを利用していて、介護ドライバーに送迎してもらっている方もいるのではないでしょうか?
この記事では、「介護ドライバーの仕事って大変そうだけど、年収どれくらいなの?」「介護ドライバーになるための資格とかあるの?」などの様々な疑問について徹底解説していきます。
介護ドライバーの求人を見て気になっている方や、職探しをしている方も、是非参考にしてくださいね!
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介護ドライバーの仕事内容とは!
前述の通り、デイサービスやデイケアなどの施設の利用者の送迎を行うのが主な仕事内容です。
午前中に施設の利用者の自宅を回り、利用者をお迎えし、施設までお送りします。
午後には、利用者をそれぞれの自宅までお送りし、介護ドライバーの仕事は終わります。
雇用形態はほとんどの施設がアルバイトとなっており、施設にもよるのですが基本的には午前と午後でシフトが別れていることが多く、午前8時~10時までお迎えをして終わったら一旦帰宅し午後の17時~19時でお送りをするという形式を採用している施設が多いです。
もちろん施設によっては、送迎が終わったあとは施設の仕事を行う場合もあるので、求人情報や面接の際などにしっかり確認しておきましょう。
介護ドライバーに必要な資格について
訪問介護サービスの1つである介護タクシーでは、利用者の介助も業務に含まれるので介護福祉士などの資格を取得しなければならないのですが、介護ドライバーの場合はそれらの資格などの類は一切必要なく誰でも介護ドライバーになることができます。
しかし、車椅子の扱いや利用者の乗車や降車のアシストなどは多少行うことになるので、ある程度の介護の知識や力仕事の心構えはしておくといいでしょう。
介護ドライバーの仕事がきつい理由について
前述のように、殆どがアルバイトでの雇用となっているので稼げる仕事ではまず無いこと。
施設にもよりますが、比較的に朝は早く、7時半から出勤の施設もあるので早起きが苦手な方にはかなりきついと思います。
また、施設の利用者は高齢者の方であり、中には認知症などを患っている方などもいます。
認知症患者で症状が進行してしまっている場合、突然どこかに失踪してしまったりする可能性もあるので注意が必要です。
運転に関しても、物流などとは異なり命を乗せて運転することになります。
そのため、慎重かつ丁寧な乗車している利用者の方が安心して乗れる運転を心がける必要があります。
これらの要素があり、介護ドライバーの仕事は特に精神的な負担がかなり大きく想像している以上にかなりきつい仕事と言えます。
介護ドライバーの給料や年収はいくら?
介護ドライバーのアルバイトの時給は900円~1000円ほどの場合が多く、午前と午後で合わせて4時間働いたとしても日給で4000円ほどになります。
年収も100万円前後になりますので、介護ドライバーの仕事と別の仕事を兼業している方が多いです。
介護ドライバーに向き不向きな人とは
前述の通り、介護ドライバーは精神的な負担がかなり大きい仕事なので、高齢者の方とのふれあいや交流が好きな方でかつミスなどをしてもしっかり立ち直れる強い精神を持っている方が向いていると言えます。
運転も前述の通り、運転の基礎がしっかりできていて、誰が乗っても安心できるような高い運転技術を持っている方が向いていると言えます。
対して、元々コミュニケーションが苦手という方や、高齢者とのふれあいが苦手という方にはかなり不向きな要素が多く、他にも短気な性格の方や高齢者に対していい加減な態度でコミュニケーションを取ってしまう方には不向きと言えるでしょう。
運転でも同じで、運転の基礎がいい加減で早く目的地に到着したいからと言って乱暴な運転などをしてしまう方も間違いなく不向きと言えます。
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介護ドライバーの口コミ評判とは
口コミの内容としては、利用者の方に感謝の言葉をいただけることで、とてもやりがいを感じられるという声や、お迎えに行く際にいろんな場所に行くことで、土地に更に詳しく慣れたという声もありました。
しかし、いきなり予定が変更されて行ったことがない利用者の自宅に向かわなくてはならなくなってしまい、道がわからなくてかなり困ってしまったという声や、認知症の利用者の対応で精神的に疲れてしまったことが要因で退職してしまったという声もありました。
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まとめ
今回は介護ドライバーの仕事内容や年収など、様々なことについて解説していきました。
トラックドライバーなどとは異なり、人を乗せて運転するお仕事なので、介護ドライバーならではの苦労するポイントなども多い印象でした。
しかし、反面やりがいもかなり感じる仕事という口コミも多く見かけたので、人によって向き不向きがかなりある仕事とも思いました。
今回の記事が、介護ドライバーの求人応募の動機にしてくれたり、職探しの参考にしていただければ幸いです。