ドライブレコーダーの車内撮影は違法じゃねーの?
トラックの車内カメラは完全にプライバシーの侵害だろ!
こう思うトラックやタクシーなどのドライバーは数多くいます。
実際に私も運転手を監視するカメラは違法だと思っていました。
そこで今回は実家の問題でお世話になった弁護士さんに聞いてみることにしました。
ドライバーで年収アップしたい方はこちらの記事で詳しくご紹介していますのでご確認下さい。
ドライブレコーダーの車内撮影は違法になる?
トラックの車内カメラはプライバシーの侵害にならないんですか?
弁護士さんに相談してみると
事故に備えてという意図もあるから業務中の会社からの監視はプライバシーの侵害とまではならないんじゃないかなぁ。車内カメラの設置がドライバーの了承を得ていない事後報告なら肖像権の侵害にはなるかもね。しかし慰謝料請求までは難しいかも。
設置の際に会社とドライバーとの確認があったかどうかが大事みたいですね。
でもプライバシーの侵害とまではならなそうです。
タクシーならお客さんのプライバシーやお客さん同士の秘密の会話もあるだろうしケースバイケースで実際に裁判してみないとわからないとのことでした。
トラックの車内カメラはプライバシーの侵害になる?
弁護士に相談したところトラックの車内カメラはプライバシーの侵害にはなりにくそうです。
大手の運送会社だけでなく庸車の会社でも車内カメラを付けている会社も増えてきました。
映像だけでなく音声録画までされるカメラもあります。
ドライバーの記録はそれ以外ではデジタコがありますがデジタコでも昔のチャート紙と違ってドライバーのいる場所やドライバーが何をしているのか、何キロで走っているのかが分かるのでなんともやりにくい感じにはなってきています。
しかし企業としては遠出にでるドライバーの管理をしやすくなり便利になったと言えるでしょう。
ドライブレコーダーで運転手を監視!
ドライバー目線で走っている映像を録画撮影しているドライブレコーダーはよくありますが、室内を録画する室内カメラはお客さんを乗せるバスやタクシーによく装着されています。
あの室内カメラは赤の他人を乗せるわけですから、室内でのトラブルや事故などが発生したときの証拠映像として装備されるのはわかります。
しかしトラックの運転手は1人です。
撮影する意味はあるのか?そもそもプライバシーの侵害ではないのか?などの意見もたくさんあります。
幸いにして私の会社では室内カメラまでは義務付けされていないですが、大手の路線会社や庸車でも台数の多い会社ではどんどん装着されています。
休憩中はカメラを切ったり、カーテンを閉めて見えないようにしてもいいらしいですが、運行中はずっとカメラで監視されているようです。
室内カメラを付けているドライバー仲間に言わせたら、
そのうちなんとも思わなくなるよ!
との事ですが、音声まで取られているカメラに関しては本当に鬱陶しいようです。
会社の悪口をいい干されたドライバーも!
私の知り合いで大手の路線ドライバーの話ですが、会社の社長や大型配車の悪口を散々言っていたら、それを後で会社に聞かれて干されたドライバーがいました。
私も知っているドライバーだったのですが、プライバシーの侵害を訴えたのですが、運行中は業務中なのでそれにはあたらないという回答だったそうです。
実際に裁判しないとどうなるのか分かりませんが非常に仕事がやりづらいのは確かです。
ドライバー目線でのドライブレコーダーはドライバーを守ってくれる証拠映像にもなるでしょう。
しかしドライバー自身を録画する室内カメラは戒めの意味が大きいでしょう。
ドライブレコーダーのない会社に転職するコツ
ドライブレコーダーはずっと監視されているみたいでしんどいですよね。
気軽な一人旅がメリットな運送業界でカメラのある会社はできるだけ避けたいものです。
しかし面接で「カメラありますか?」とは聞きにくいものです。
そこでエージェントを利用しましょう。
アドバイザーがそれとなしに事前調査してくれます。
現在では転職エージェントからドライバーに転職するケースも主流になっています。
そのなかでもおすすめのエージェントがリクルートエージェントです。
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まとめ
今回はドライブレコーダーの車内撮影は違法なのかを知り合いの弁護士さんに聞いてみました。
プライバシーの侵害とまでは難しそうですね。
たしかに事故が発生した時の証拠にもなるし業務中なら問題はなさそうですからね。
しかし休憩時間のカメラの使い方や音声録画の使い方には問題があるかもですね。
それによって何か損害がでたりなどすれば裁判ということでしょうか。
タクシーの運転手さんの方が車内カメラに関しては問題点が多いのかなと感じました。
最後まで読んで頂きありがとうございます。