どんな職場にも人間関係は必ずあります。
そんな中で長距離ドライバーの人間関係は普通のサラリーマンに比べて比較的に楽に思えます。
人間関係が苦手な僕が20年近くもドライバーをやっていけているのは1人の時間が長く、あまり人と関わらないですむ職業だからです。
しかしある程度の人間関係はやはりあります。
今回は長距離ドライバーの人間関係について書いてみたいと思います。
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運送会社で人間関係を築くコツ
運送会社で人間関係を良く過ごすためのコツは何だと思いますか?
どんな仕事についても、どこに行っても必ず人間関係はついてきます。
むしろそれは運送会社に限った事ではありません。
会社に属していない人も、どこかで人間関係は必ず持っているはずです。
友達同士だって人間関係ですしね。
生きていくために人と関わるのは不可避です。
イヤでも絶対に誰かと関わります。
そうなったら少しでも良い人間関係を築いていきたいですよね。
やっぱり基本的な事は挨拶だと思います。
挨拶をされて嫌な気分になる人はまずいません。
この基本の挨拶こそが、人間関係を左右する行動だと私は思います。
一言の挨拶で二言目の会話が生まれ、そこから世間話をするようになったりしていきます。
挨拶ができない人はそれだけで『感じの悪い人』というイメージがついて、誰も近寄ろうなんて思いもしないはずです。
こどもでさえ挨拶は出来ます。
基本的な挨拶をするだけで人間関係を良いところからスタートさせることができるはずです。
トラックドライバーの人間関係とは!
まずはドライバー同士の人間関係です。
正直、同じ会社の人間でも出発する時間や曜日によっては1年で数回しか会わないドライバーもいます。
気の合うドライバーとは深く付き合いもしますが、無理して付き合う必要もありませんし挨拶程度のドライバーがほとんどです。
事故などのレポート(情報)を電話したり、逆にもらったりするくらいですね。
ドライバー同士の人間関係で少しややこしいのは積み込みや卸し先の現場ですね。
特に大手の雑貨便ですと色んな会社のドライバーが積み込みにきています。
そこで気の合わないドライバーってどうしてもいるんですよね。
別に会社も違うし相手にしなければいいんですが、会社での人間関係よりも、むしろ現場での人間関係のほうが難しい場合もあります。
荷主(お客さん)との人間関係も大切!
僕が働いている運送会社は庸車といって下請け会社です。
なので必ず荷主(お客さん)がいます。
貸し切りでスポットで入る現場のお客さんも大切ですが、定期便でよく入る現場のお客さんといかにいい人間関係を作れるかは非常に大切な事です。
仲良くなると荷物事故や荷物の誤着をした時にも何とか助けてくれたりします。
配車係に嫌われると大変!
トラックの運転手にとって配車係との人間関係は最も大事だと言えます。
配車係とはドライバーの行き先を決める業務をする人の事です。
つまりドライバーの運命は配車係によって変わってくるわけです。
この配車係は会社にももちろんいますし、大手の雑貨便の現場にもいます。
大型トラックの配車をする係を大型配車、2トンや4トンの配車をする係を小型配車といいます。
仕事の内容的な相談はこの配車係にします。
配車係といい人間関係を作ると非常にメリットも大きいです。
しかし本当にきつい時には、はっきりと無理だと言うことも大事です。
配車係に文句ばかり言って嫌われてもダメですし配車係との人間関係や距離感を保つのは難しいものでもあります。
ダメな配車係はドライバーから嫌われている!
配車係から嫌われてしまうのは最も避けたいことですが、逆に仕事ができなさすぎる配車係や、ワンマン過ぎる配車係だってドライバーから嫌われてしまいます。
前もって予定していた仕事が急に変更になったり、聞いていた仕事が間違っていたりなど、そのミスっぷりがあまりにも多い場合や、個々のドライバーの事情や性格なども考慮せず、とにかく入れられるだけ仕事を入れるなど、そういった配車係は間違いなく嫌われる対象になります。
ダメな配車係の特徴
私が出会った中でダメな配車マンだと思う配車の特徴は以下です。
- 年上にも全然上から目線でものを言う
- 平気で嘘をつく
- 若いドライバーにばかりしわ寄せがいく
- 怖くてややこしいドライバーには甘い
- ドライバーに配車をされてしまう
- 楽なドライバーときついドライバーとの差が激しい
- 自分の失敗をドライバーのせいにする
- 自分の失敗をドライバーにお金を払ってもみ消そうとする
- ドライバー同士を揉めさせるような配車をする
- ドライバーに他のドライバーの悪口を言う
やはり人を見て配車するような配車マンはダメな配車係だと思います。
ダメな配車係との付き合い方
配車係と言っても、全員が仕事をバリバリこなせるわけではありません。
残念なことに、全く頼りにならない配車係もいます。
実際に、私がかつて仕事で出入りをしていた大手運送会社の社員さんは、高学歴ではあるものの先読みができない人でした。
決定権があるにも関わらず、ビシッとした決定を下せず周りの意見に流されそのままその意見に同調する…
パニックになると一人でキレる…
そのくせ、どうにもならないほどのミスが発覚すると、あり得ない無茶なことを平気で言いだす人でした。
例を挙げると、現場を出発してからしばらく経過し、高速に乗った途端戻って来てほしいと言われたことがありました。
さすがに私も腹が立ったので戻ることはしませんでした。
やっぱり、どう頑張っても配車係に向いていない人はいます。
そういう人とは、自分からやんわり意見を提案して決定的な事は自分の口から言ってもらうように会話をしていました。
一応はその現場の責任者ですし、プライドもあるでしょうから、でしゃばるような事はしないようそっと意見だけは投げていました。
失敗しない運送会社への転職のコツとは
人手不足の運送業界は今どの会社も人材を欲しがっています。
今はドライバーが会社を選べる時代と言っても過言ではありません。
そこで良い会社を見つけるコツがエージェントの利用です。
現在では転職エージェントからドライバーに転職するケースが主流になっています。
数多くの会社が存在する運送業界では個人が面接のみで会社を決めてしまうのは危険を伴います。
そのなかでもおすすめのエージェントがリクルートエージェントです。
リクルートエージェントは日本最大手の転職エージェントです。
また大手や人気の運送会社は非公開求人になっているケースが多いです。
非公開求人にする理由は企業が社内の採用情報を外部に漏らしたくないのと採用コストを抑えるためです。
あなたがネットで探してもいい企業が見つからないのはこの非公開求人になっている可能性が高いです。
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もちろん無料で利用できますし絶対に転職しないといけないわけではありません。
時間をかけて相談しながら転職したい方は是非ご利用下さい。
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まとめ
今回は長距離のトラック運転手の人間関係について書いてみました。
ドライバー同士の人間関係、荷主さんとの人間関係、配車係との人間関係はそれぞれ大切ですが、他の職業に比べるとやはり比較的にまだマシのように思えます。
人間関係が苦手で運転手に転職をお考えの方に参考になれば幸いです。