大型トラックといっても色んな種類があります。
もちろんメーカーや種類によって最大積載量や寸法が違います!
2tトラック、4tトラックとの違いについて書いていきたいと思います。
大型トラックの最大積載量や寸法の基準とは!
大型トラックは一般的に最大積載量が10tクラスの車両のことを指します。
車両総重量11t以上・最大積載量6.5t以上・寸法は全長12000㎜以内・全幅2500㎜以内・全高3800㎜以内になります。
※メーカーや種類によって異なります。
2tトラックの最大積載量や寸法の基準とは!
2tトラックは小型のトラックです。
車両総重量は5t未満・最大積載量は2.0~2.9t、定員は3名までとなっています。
寸法は
バンのショート(全幅1890・全長4840・全高2780)
ロング(全幅1910・全長6230・全高3060)
平ボディのショート(全幅1690・全長4690・全高1990)
ロング(全幅1900・全長6000・全高2200)
このようになります。
※メーカーや種類によって異なります。
4tトラックの最大積載量や寸法の基準とは!
4tトラックは平成19年6月1日までに免許を取得した人なら、普通免許で乗ることができるトラックです。
車両総重量は8t未満・最大積載量は5t未満です。
寸法は標準で、【全長7600・全幅2200・全高2680】となります。
4tトラックは、色んな種類があります。
4tワイドボディは、幅が大型トラックとほぼ同じ大きさのタイプです。
【全長8600・全幅2490・全高2680】となります。
幅が広くなるので、運転に気を付ける必要があります。
※メーカーや種類によって異なります。
大型ダンプカーの最大積載量や寸法とは!
ダンプカーとは、荷台を傾けることによって積んである荷物を一度におろせる機能がついたトラックのことを言います。
大型10tダンプカーの車両総重量は25t以下・最大積載量は9t~11tになります。
寸法は【全長7330・全幅2490・全高3250】になります。
大型生コン車の最大積載量や寸法とは!
大型生コン車(ミキサー車)の最大積載量は10t~11tになります。
寸法は
【10t車(全長7900・全幅2490・全高3700)】
【11t車(全長9100・全幅2490・全高3770)】
このようになります。
特殊な形状の特殊車両ミキサー車には一般的なトラックが通行可能な道路でも通行できないケースがあるため、注意が必要です。
大型トラックを販売しているメーカーは
国産4大トラックメーカーを紹介します。
《三菱ふそう》
三菱ふそうは海外の販売比率が高く【アジアを中心としたブランド】というポジションを確立。
メーカーの特徴としては、エンジンのバランスが良く、比較的車体価格が安い点が挙げられます。
《いすゞ》
以前は乗用車の生産を行っていたいすゞですが、現在日本での乗用車事業は撤退。
トラックの製造に集中したことで、国内のトラックメーカーでは収益力No.1となっています。
いすゞの国内トラックのシェア率も、小型・大型トラックともにNo.1といわれています。
《日野自動車》
日野の特徴は、業界でもトップクラスのエンジン馬力です。
そして、業務で使っていれば避ける事の出来ない【トラックの故障】が非常に少ない点でも有名です。
ディーラーも数多く、メンテナンス費用も安いという点で、運送業者や配達業者から人気があります!
他社と比べると、車体の費用が高額だと思いますが、すぐに壊れない為の技術に力を入れているので、長期的に見ると安いのかもしれないです。
現在の国内シェアは2位ですが、顧客満足度は大型トラックでも小型トラックでも1位となっています!
《日産UDトラックス》
UDトラックスの特徴は、エンジン馬力が強いところと、クラッチも強いので、坂道発進も楽々!
トラックの内装も高級感があると好評で、アジア圏や中東・中南米からの人気があります。
トラックは種類やバリエーションが豊富
トラックによって、最大積載量や寸法はさまざまです。
積む荷物の種類や重さによって、トラックの種類にも気を付けたいものですね。
たくさんあるトラックのメーカーや特色をチェックして、乗るようにしましょう。