車は錆びても大丈夫?錆びる原因や錆びやすい部分について解説!

車は錆びても大丈夫?

クルマは鉄でできているので、使用環境により遅かれ早かれ錆びの発生が始まるでしょう。

錆びは、自然現象の一つなので避けられませんが、クルマの場合は錆びの発生を抑えるために塗装などで鉄を保護しています。

この保護も完ぺきではないため錆びが発生し、対処方法は錆びを完全に落とすしか方法がありません。

そこで、錆びる原因と錆びやすい場所のほか錆びた時の応急処置について解説します。

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車が錆びる原因はなに?

クルマのほとんどは鉄でできているので、錆びが発生します。

しかし、ボディなどは錆が発生しないように塗装されて保護されています。

錆びが発生することは、クルマが鉄でできている以上避けられません。

また鉄が錆びる原因は水分と酸素による化学反応です。

地球上には酸素が25%もあり、この酸素が鉄と結びついて酸化することが錆びの原因です。

つまり、鉄が錆びることは自然のことであり、錆びないようにコーティングしていることで、クルマは錆びから守られています。

車の錆が発生しやすい部分とは

クルマの錆びが発生しやすい部分は水分が貯まりやすい場所やクルマの下側の部分です。

特にクルマの下側の錆びは雨水が主な原因ですが、冬季には融雪剤により錆びが発生しやすくなっています。

また、クルマは鉄を何枚も溶接して貼り合わせることでクルマの形を作っていますが、鉄を貼り合わせるときに袋状の部分が数多くあります。

そういった部分は、防錆加工がされていますが、長年使用していると雨水がたまり、そういった部分から錆が発生します。

特に、クルマは点で溶接するスポット溶接を使用しており、点と点の間は隙間が空いています。

その隙間は錆が発生しやすく、特にロッカーパネルと呼ばれるクルマのサイドのドアの下側部分は錆が発生しやすい他、リアフェンダーのタイヤ側への折り返し部分、そしてフロントフェンダー内は汚れや水が溜まりやすく、錆が出やすくなります。

車は錆びても大丈夫?

クルマは鉄なので、錆が出やすいといえます。

しかし錆が出ては困る部分は、塗装されて錆が出ないように保護されています。

塗装されているはずの部分から錆が出てきた場合、放置すると穴が開き取り返しがつかなくなるでしょう。

錆は進行しますから、クルマに錆が見つかったら放置しないことです。

ただし、ブレーキローターの錆びは近所を一回りすれば落ちてしまうので気にすることはありません。

車の錆取りはディーラーではいくら?

クルマの錆をどこまで取るかにより価格は大きく変わります。

錆びが出ている部分が、ほんの1cm程度の大きさであっても、その下には数十cmの錆びが発生していることがほとんどです。

また、錆により穴が開いていると、その鉄板ははがして新しい鉄板を溶接する必要があります。

このような作業は、一般にディーラーでは行いません。

ディーラーでは確かに錆び取りの依頼を受けますが、ディーラーはさらに専門の自動車板金工場に錆びとりを依頼します。

そこで、錆の状況を判断して見積もりを出しますが、仮にフロントドア下部に錆が出ていた場合の錆び取り費用は、ドア新品交換になるので、7万円以上に出費になるでしょう。

また、ロッカーパネルが錆びていると、切り取って新たに新品パネルを溶接する必要があるので、錆の大きさにもよりますが10万円以上の費用が掛かるでしょう。

錆び取りは、錆をワイヤーブラシでこすり落として終わりではなく、クルマの場合は、鉄板を切り取って新しくその部分に鉄板を溶接しなければ完治しません。

そのため、錆が出たから錆を取ってほしいと依頼しても、思わぬ高額な見積もりになることが多いでしょう。

海の近くの車は錆びやすい?売値が安くなるって本当?

海辺の近くは昔から錆びやすいといわれています。

そのため、海辺近くのクルマは内陸の中古車店から嫌われることが多いでしょう。

それは、海辺では潮風が強く、クルマの塗装が飛び石などで剥がれていると、そこから錆を発生しやすくさせるからです。

そのため、海辺近くのクルマは買取も安いといわれていますが、逆に海辺のクルマは中古車として安く購入できるでしょう。

このほか最近では、融雪剤を多く撒く地域のクルマも査定が安い傾向にあります。

とくに融雪剤を多く撒く高速道路を走るクルマは、下回りに錆が多数発生しており買取額にかなり影響があります。

車の錆の応急処置の方法は!

クルマに錆が発見され応急処置を考えるなら、錆を変換するケミカルを使用するとよいでしょう。

現在多くの錆び転換剤が販売されており、転換剤を錆に塗布すると錆の進行をストップさせられます。

ただし錆転換剤は、塗布すると黒く変色する商品がほとんどなので、目立つ位置はかなり見栄えが悪くなるでしょう。

このほか、軽度な錆びの場合は、錆をサンドペーパーできれいに落とし、同じ色のタッチアップペンで錆を落とした部分に塗れば、錆の進行を止めることも可能です。

ただし、錆を完全に落とさなければ、いずれ錆びが再発する可能性が高いので、錆の進行が進む前に自動車鈑金修理工場に相談しましょう。

車の錆止めのおすすめに関してはこちらの記事で詳しくご紹介していますのでご覧ください。

🔗車の錆止めのおすすめスプレーは何?ディーラーやオートバックスでの料金はいくら?

錆は小さくても見えないところで広がっている

クルマの錆は、潮風や融雪剤の影響のほか、長年使用していると汚れや水分の蓄積で発生します。

見た目、数mmと小さい錆びでもその下はかなり広範囲に錆びが広がっていることも少なくありません。

ボディに錆びが認められたら、できるだけ早く対処しなければ、修理費用が高額になる可能性が高いので、自動車修理工場に相談しましょう。