助手席に乗っているだけでお金がもらえるとても楽なアルバイトというイメージが強い駐禁対策バイト。
主に物流の会社が求人を多く出しており、求人などで見かけてその仕事内容に驚いた方も多いのではないでしょうか?
そんな駐禁対策バイトですが、「駐禁対策バイトって実はきついって本当?」「やってみたいとは思うけど、給料とか必要な資格とかあるのか知りたい」という方たちのために、駐禁対策バイトについて解説していきたいと思います。
求人で気になっていたという方や、仕事探しをしている方も是非参考にしてくださいね。
駐禁対策バイトの仕事内容とは!
駐禁対策バイトという名前だけ聞くと、少し難しそうな仕事をイメージする方も多いかと思われます。
しかし、内容自体は前述の通り、助手席に座っているだけです。
会社によっては、ドライバーの作業の補助や伝票確認、車内の整理などの雑用を任せられることもありますが、基本的にはずっと座りっぱなしで大丈夫というのがほとんどです。
気になる方も多いと思いますが、なぜ座っているだけでいいのかというと、乗っておくことで「駐車」ではなく、「停車」になるからです。
これによって、ドライバーが作業を行う際に停めていた車両に駐車監視員が確認表彰のステッカーをつけるのを回避できるのです。
駐車違反は、大型車両の場合では2万円以上の罰金になりますので、座っているだけとはいえ意外と重要なお仕事だったりします。
駐禁対策バイトに必要な資格について
駐禁対策バイトは車両の運転は一切しないので免許なども必要ありません。
そのため、必要な資格などは一切ないのですが、向き不向きに関しては人によってかなりあるバイトだと思います。
向いている人としては、何時間も座ることに慣れている人や時間の過ごし方が上手い人が向いていると思います。
会社にもよりますが、基本的に座っている間は自由です。
スマホを見たり、ノートパソコンで作業をしたり、運転中のドライバーと話をしたりなど様々なことができますので、それらを駆使してうまく時間を過ごせる方は向いていると言えるでしょう。
反面、長時間座るのが苦手な方や、暇な時間を過ごすのが嫌いという人には向いていないバイトと言えます。
駐禁対策バイトの仕事はきつい?
前述の通り、基本的に何時間も座りっぱなしの仕事なので、とにかく暇な時間が続くのがきつく感じる方も多いと思います。
また、この仕事の一番のデメリットは「何も得るものが無い」というところでしょう。
本当に座っているだけなので、運転中の景色を見て道を覚えられたりなどはあるかもしれませんが、基本的に学べるものや得るものは一切無いので、自身で持ち込んだスマホやノートパソコンなどで座っている時間を工夫してしっかり意味のある時間にする必要があります。
ノートパソコンやスマホの持ち込みが禁止の会社の際は、読書やなどもおすすめです。
駐禁対策バイトの給料や時給はいくら?
駐禁対策バイトの給料は約12万~15万円ほどで、時給は950~1000円ほどとなっています。
会社によって週何日の勤務か、何時間の勤務なのかで給料は大きく変わってくるので、求人の情報や面接の際に確認を怠らないように気をつけると良いでしょう。
駐禁対策バイトは女性でもできる?
駐禁対策バイトは女性でもできるバイトです。
しかし、この記事ではあえておすすめはしません。
というのも、トラックドライバーの大半は男性で、二人きりになるタイミングも多いので、トラックドライバーにもよりますが、恐怖を感じてしまう事もある可能性があります。
最悪なにかあった場合は、会社へ相談などすればドライバーを変更してもらうことも可能な場合もありますし、アルバイトなので辞めようと思えばすぐに辞められるので、自分に適した会社をしっかり選ぶことをおすすめします。
駐禁対策バイトの口コミ評判とは
座っているだけでいい仕事なので、とても楽だという声がある一方で、とにかく暇で苦痛という声もありました。
また、一緒に乗っているトラックドライバーによっては、横で何かをしていたり、居眠りをするのを嫌がって、嫌がらせをされたり、いきなり怒鳴られたりして怖かったという体験談もありました。
しかし、悪い話だけでは決して無く、気さくで元気なトラックドライバーの方と一緒になった際は、いろいろな話ができて楽しかったという話や、弁当を奢ってもらったり、外食を奢ってくれたりしたという話もあるなど、良くも悪くもトラックドライバーの方次第で見方が大きく変わる仕事だと思いました。
まとめ
今回は駐禁対策バイトについて解説をしていきました。
基本的に助手席に座っているだけでいい仕事ということで、一見とても楽な仕事に思えますが、何時間も座っていなければならないので、実際は向き不向きがかなりあるうえに、運転するトラックドライバーによってもかなり印象が変わりやすいアルバイトだと思いました。
今回の記事が、駐禁対策バイトの応募の動機や、仕事探しの参考にしていただけたら嬉しいです。