大型トラックの新車価格を徹底比較!トレーラーやダンプの新車価格は?8トン,4トン,3t,2t車の新車価格はいくら?

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大型トラックは、他の自動車と同じように、中古市場も盛んです。

一方、新車でも購入することができます。

ただ、普通車と比較し販路が少ないことや架装の造作が様々であったりと、価格や納期は一般論で語ることがしにくく、メーカーへの詳細の確認や打ち合わせなど、購入の際は注意が必要です。

今回は大型トラックの新車価格のメーカー別比較やトレーラー、ダンプの新車価格をご紹介します。

さらに8トン車や4トン車、3t車や2t車の新車価格についても解説させて頂きます。

参考になれば幸いです。

目次

日野の大型トラックの新車価格はいくら?

日野の代表的な大型トラックは、日野プロフィアです。

新車価格は2000万円前後となっています。

いすゞの大型トラックの新車価格はいくら?

いすゞの大型トラックは、GIGAシリーズが有名です。

新車価格は2400万円前後です。

三菱ふそうの大型トラックの新車価格はいくら?

代表的車種であるスーパーグレートでは、新車価格は2200万円前後となっています。

大型トラックは、主要メーカーですと、2000万円前後が主流のようです。

大型トラックの新車価格の比較

大型トラックのメーカー別の新車価格の比較はこちらになります。(※グレードによって変動します)

メーカー新車価格
いすゞギガ23,416,560円
日野プロフィア24,051,600円
三菱ふそう スーパーグレート21,052,440円
UDトラックス クオン20,358,000円

大型トラックの売り上げランキング

2021年度から2022年度までのトラックの売り上げランキングは以下になります。

最もトラックが売れたメーカーはいすゞで断トツ1位でした。

 メーカー売上げ
1位いすゞ自動車25,142
2位日野自動車14,597
3位三菱ふそうトラック・バス6,573
4位UDトラックス2,686

※単位は億

大型ウイング車の新車価格

大型ウイング車の新車価格おおよそ1800万円から2500万円以上です。

上記の通りメーカーによっても新車価格は変わってきますが、実は値段の差が大きく変わるのはトラックの仕様やオプションなどの装備品です。

ハイルーフかロールーフでも変わりますし、ナビを付けるなどでも変わります。

キャビンでもフロントグリルやバンバーなどをメッキ仕様にすればそれだけでも値段が高くなります。

また荷台の部分でも室内灯にLEDのコーナーライトを付けると高くなります。

ウイングを開け閉めするボタンも荷台の前と後に2つ付けると高くなるし、床に鉄板を入れるとさらに高くなります。

トラックはその会社がどんな荷物を運ぶかによってトラックの仕様が変わります。

一概に新車価格と言っても乗用車のようにグレード毎に決まった値段の通りにとはいきません。

フルオプションでフル装備、さらに何か所もの仕様変更やボディ屋に自作で作ってもらうなどを重ねるととんでもない値段に跳ねあがります。

そしてここだけの話ですが、その会社が年間どれだけの台数を納品してくれるかによっても値引きの幅が変わってきます。

同じ仕様でも会社によって価格が変わるということです。

なので通常は本当の納車価格を他の会社の人間に漏らすことはありません。

大型トレーラーの新車価格

トレーラーの新車価格はトレーラーヘッドだけで1500万円から2000万円します。

もちろんメーカーやグレードによって変わってきますが大型の単車(トラック)とほぼ変わりません。

ヘッドだけなら普通の大型トラックよりもかなり安いであろうと思っていた方には意外な値段かもしれません。

中古のトレーラーヘッドになると、一気に金額が下がり100万円から400万円ほどになります。

トレーラーヘッドをお探しの方は程度のいい中古を探すのがいいでしょう。

ちなみに大型トレーラーの平均燃費はリッターで3㌔から4㌔程度です。

ヘッドだけだとリッター5㌔程度です。

車検費用は後輪1軸で8万円からが基本となります。

後輪2軸だと95000円からになりますが、どちらにしてもその金額で収まることはほぼありません。

できるだけ安い整備工場を探すことが年間の維持費を抑えるコツになります。

大型ダンプカーの新車価格

大型ダンプの新車価格は1500万円以上が相場となっています。

メッキやデコトラ使用にするとさらに金額がアップします。

一般貨物用の大型トラックやトレーラーに比べたら全長は短いですが、価格は負けていません。

中型のダンプでも1000万円程度するし小型のダンプでも500万円以上します。

いすゞのダンプ3tクラスのショート、標準キャブの車両代価格は5,767,000です。

ダンプカーは非常に値段の高いトラックになります。

ちなみに大型ダンプの燃費は平均でも2.5km/L程度でかなり燃費が悪いです。

雑貨を積んだ大型トラックでも3.5km/L程度燃費が伸びることを考えると相当悪い燃費だと言えます。

8トントラックの新車価格

8トントラックの新車価格はメーカーやオプションによって変わりますが、おおよそで安くて500万円、通常は700万円以上になります。

また中古車では100万円から600万円が相場となっています。

ちなみに8トントラックとは、中型トラックのフレーム等を強化して最大積載量を8トン前後迄に伸ばした増トン車になります。

積載量6.5t未満の車両が運転できる中型免許では運転することができません。

8トントラックの運転には大型免許が必要になります。

4トントラックの新車価格

4トントラックの新車価格は安くて800万円前後、通常では1000万円程度以上します。

8トントラックと比べると割高な金額になっています。

さらにカスタマイズするとそれ以上になります。

日野の「レンジャー」は900万円程度以上、

UDトラックスの「コンドル」で920万円程度、

いすゞの「フォワード」も新車価格で1000万円します。

三菱ふそうの「ファイター」は830万円程度と他のメーカーと比べて割安になっています。

オプションやカスタマイズをすると通常1000万円以上は必要と考えていたほうが良さそうです。

3tトラックの新車価格

3tトラックは最大積載量が2トンから3トン迄で小型トラックの一種になります。

新車価格は通常、400万円から600万円程度が相場になっています。

車両の長さは全長で4,690mm、全幅は1695mm、高さは1975mmが一般的なサイズになっています。

2tトラックの新車価格

2tトラックの新車価格はメーカーや車種、グレードによって変わってきますが通常500万円あれば購入できる価格帯になっています。

日野のデュトロで443万円、いすゞのエルフで350万円から400万円程度となっております。

大型トラックの新車の慣らし運転はどれくらい?

最近の乗用車では、慣らし運転は不要といわれています。

一昔前は、車も故障が多かった時代ですので、5000km程度までは必ず慣らし運転をしていました。

ただ大型トラックの場合は、部品点数なども乗用車と比較してかなり多いので車の寿命を高めるためには慣らし運転はかかせません。

そもそも機械は、新品の際はなにかと故障がおきやすいものです。

出荷前は厳しい点検をしていますが、実際に使用すると、温度や湿度、振動、ほこりなどの外的要因が組み合わさり機械に不具合を起こしてしまいます。

大型トラックに関していえば、振動や熱などによる部品の変形や、ネジのゆるみが考えられます。

慣らし運転をすることで、変形部品の取替やネジの締め直しをすることができますので、より安全性が高まります。

また配線などもゆるみや外れがあると同様に修復することができます。

具体的には、まずは1回目のオイル交換時、だいだい3000km~5000km程度までは、急のつく運転はやめます。

急ハンドル、急ブレーキなどは新車にとって大敵です。

回転数は、3500rpm~4500rpmが目安でしょう。

一方、3日に1回程度は、回転数を意識的に上げて運転します。

こうすることで、エンジンの吹けがよくなります。

慣らし運転は、すぐに効果は表れませんが、後々のトラックの寿命に大きな影響を与えます。

新車購入の際は、慣らし運転を忘れずに行いましょう。

大型トラックの新車の納車期間はどれくらい?

大型トラックの新車は、ひと昔前であれば2ヶ月~3ヶ月程度でしたが、最近は、10ヶ月~1年と、かなり納車に時間がかかっているようです。

様々な理由があるようですが、荷台や架装の制作に時間がかかるようです。

材料不足や、職人不足も原因です。

架装メーカーによっても納期の差があるので確認ポイントです。

トレーラーヘッドなどはメーカーに余程の事情がない限り、1ヶ月~2ヶ月程度で納車となりますが、架装に手を加えると、一気に納期がかかるようです。

大型トラックの車検の時期は?費用は?

大型トラックは、車検制度上は、貨物自動車という区分に属しており8t未満の貨物自動車と、8t以上の貨物自動車で期間が違います。

8t未満の貨物自動車の場合は、新車登録後から2年後に初回の車検、その後は1年ごとになっています。

大型トラックは、8t以上ですので、新車登録から1年後に初回車検、その後も1年ごとに車検を受ける必要があります。

走行距離が普通車と比較し、格段におおいため、車検のスパンはかなり短めになっています。また費用に関しては、10万円~20万円が相場といったところでしょうか。

必ず発生する法定費用、具体期には、申請手数料、自動車重量税、自賠責保険料の3つです。

法定費用はどんな方法で車検を受けても必ず同額の費用がかかります。

残りは、整備費用や消耗品費用です。

おおよその値段ですが、大型トラックですと、だいたい20万円前後、といったところでしょうか。

まとめ

いかがだったでしょうか?

今回は大型トラックのメーカー別での価格の比較やダンプ、トレーラーの新車価格をご紹介しました。

メーカーやグレード別、さらにはオプションや仕様変更によってトラックの値段は大きく変わってきます。

最も注意したい点はメーカーとその会社のお付き合い(納車している台数)の程度によって新車価格の値引きが大幅に変わることがあるという点です。

お安くトラックを購入するには中古車を探すことも視野に入れましょう。

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