普段、広い道路を走っていると物凄く長くてデカい車が走っていますよね。
そうですトレーラーの事です。
運ぶ荷物も様々ですが、皆さんがよく見かけるのはガソリンなどを積んでいる危険物を運搬しているトレーラーや、海上コンテナを積んでいるトレーラーなどでしょうか?
そして、全ての種類のトラックドライバーの中でも「運転技術」が求められているのがトレーラーの運転手です。
今回は、そんな運転技術が求められるトレーラー運転手について解説していきたいと思います。
運転技術やセンスを磨くコツなど、ぜひ最後まで読んで参考にしてください。
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トレーラーの運転手で難しいポイントとは
普通に広い道を走行している場合だと、車が大きければ大きいほど運転しやすいのですが右左折時、後退時は車のサイズが大きければ大きいほど難しくなります。
トレーラーの場合は急ブレーキを踏んだり、急にハンドルを切るとジャックナイフ現象と名前だけはカッコいい現象がおきます。
「く」の字に車がなってしまう現象のことで、これが他のトラックと違うところですね。
ではなぜ起きるのか?
牽引しているのでイメージとしては、車を2台走らせているイメージなので自分の車は右折したいのに後ろの車は直進したい!
この場合どうなりますか?
「く」の字になります。
もう一つ例を挙げると、自分の車は止まりたい!でも後ろの車はやや右の方に向かっている!
「く」の字になるか、もしくは転倒します。
これがジャックナイフ現象ですね。
よくニュースなどでトレーラーの事故の映像などが流れていますが、大概はこの2つです。
ハンドル操作という点に関してはどの車種のトラックより難しいので、慣れるまでは大変だと思います。
トレーラー運転に慣れるまでどれくらいかかる?
トレーラーに慣れるまでの期間ですが、基本的には人によって大きく変わります。
人によっては数日で普通に運転できるようになる方もいれば、半年以上の時間をかけてようやく安定した運転ができるようになる方もいるので、一概にどれくらいでという目安は存在しません。
注意点としては、トレーラーはバックがかなり難しく、バックだけで何ヶ月も習得に時間がかかる方もいるので、バックの練習は特に気を張ることをおすすめします。
トレーラーの運転技術やセンスを磨くコツとは
やはり右左折時と後退時は練習が必要になります。
理由としてはハンドル操作が他のトラックと違うからです。
よく言われている事で「まっすぐバック出来るようにする」これですね。
なにも難しくないと思うでしょうが、これがトレーラーの基本中の基本の技術です。
はじめての人だとまず、まっすぐ下がれません。
仮にハンドルを固定していても下がれないと思います。
それはなぜか?
牽引している物にもタイヤがついているからです。
例えば、大型自動車には片面でタイヤが6本以上ついていますが、それは1つの車の話です。
運転手が右折したいと思えば全てのタイヤが右に曲がっていきます。
しかし、牽引しているトレーラーの場合だと2つの車が連なっているので、ハンドル操作のタイミングによっては運転手の思い通りの操作ができない場合があります。
そのハンドル操作の基本を身に着ける為に「まっすぐバック出来るようにする」が、最適なのです。
トレーラー運転手はモテる?
トレーラー運転手になるとモテモテだぜ!といった話を私は聞いたことはありません・・・
むしろ、モテる人は何をやっていてもモテるイメージですね。
ただ、異性は別としてトラック業界のドライバー達からしたら「あんな狭いところにバックで一発で入ったな」「おぉ上手く入り込めるもんだな~」といった運転技術で一目置かれる事はあります。
実際に私も、あまりの上手さに声をかける事があります。
それ程、運転技術に関しては周りから一目置かれる存在です。
トレーラー運転手には向き不向きがあります。
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トレーラー運転手あるある話とは
トレーラー運転手のあるあると聞いて思い浮かべるのは…
・太った
・荷物が降りるまで意外とやることがない
この2つです。
私は危険物を運んでいるトレーラー運転手なので、自分が太ってしまっている現実を目の当たりにしております。
一応、危険物の仕事は「その場から離れてはいけない」ので、どこかへ行くという事はできませんが、その場で筋トレしたり電話したりと時間を潰しています。
そして、一度でもトレーラーの仕事についてしまうと荷下ろし作業とか絶対にしたくない!という考え方になる人が多いです。
トレーラー運転手の求人募集や転職のコツ
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さらに「事故をしたら自腹なのか?」など非常に聞きにくいこともアドバイザーに確認してもらうと良いでしょう。
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まとめ
どんな車種のドライバーよりも運転技術がもとめられるトレーラーの運転手たち。
ベテランになるまでの苦労は運転技術が占める割合が多いわけです。
でもドライバーとして「運転が仕事」という内容に魅力を感じますし、トレーラーの運転技術に憧れている人には是非チャレンジしてほしいですね。