今回はちょっとほんとは聞きたくない、触れたくない、耳が痛くなってきそうな話に触れていきます。
タクシードライバーを仕事にしようとしている人は、ここは知っておいた方がいい話かもしれません。
事故を起こした場合の費用についてお話していきます。
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タクシー運転手が事故したらどうなる?
あまり、考えたくない事ですが、車、タクシーを運転している以上事故率が高くなるのは否めません。
自分は、事故を起こさないと考えていても、どんなに気をつけていたとしても貰い事故などもあったりするので防ぎようがない場合もあります。
まずここでは『事故を起こしてしまったら』から、始めます。
正直、事故の程度もあります。
軽度の事故から、重度の事故まで色んなケースが考えられるわけです。
まず、事故を起こしたら警察を呼ぶのはタクシーの運転手でもなくても当たり前ですよね。
それは、軽度の事故であってもです。
後からとか、示談で自分たちで終わらせる、ということは後から揉めるケースしかないので避けなければなりません。
タクシーの運転手だから、刑事罰が一般より重くなるということはありませんが、事故を起こすと会社内での信用はまず、ガタ落ちになることは間違いないです。
免停などを受けた場合は、営業の仕事には出られないので、内勤で電話番の仕事か、もしくはもっと厳しい場合は仕事を休んでいるしかない場合もあります。
車を運転できなくなるという、致命的な事になりかねません。
給料もガタ落ちになるし、いいこと無しです。
罰金や、もっと重大事故なんて起こしてしまったら、裁判になる可能性も高く会社に賠償金請求されるパターンもあります。
その事によって会社に居づらくなるのに、辞められないなんてことも。
中には、その事故が原因で鬱病になって辞めざるを得なくなった人もいます。
タクシー運転手は全額負担になる?
事故を起こした場合に全額負担というのは、私の周りでは聞いたことはありません。
ですが、他社で事故を起こした人で自己負担で毎月支払ってるという話も耳にしたことがありますので、ご注意ください。
面接の時に採用されたいばっかりで、そういう聞きづらい事は避けがちだったり、思いつかいない事だったりするんですが、この事柄はしっかりと聞いた方がいいと思います。
入ってから、そういうことが発覚して、逆に入るんじゃなかったと後悔する話にもなりえる事なので。
多くの会社は保険でそういった一連の事を処理したりするので、運転手に弁償しろだとか、支払いを求めて来ることは考えにくいです。
それでも、社内での信用が落ちるので、ペナルティとは言われないまでも、ペナルティのような感じで乗る車の古さが変わったり…なんてこともあります。
タクシードライバーの事故は自腹なの?
タクシードライバーの事故は、従業員として雇われている場合、自腹とは私の周りでは聞いたことはありません。
ですが、ぶつけた部分の修理代を自己負担で払わせる会社が存在するのは耳にしたことがあります。
対人の事故だったりする場合、保険なども会社は掛けているはずなので、そこは自腹という所はないと思います。
しかし、軽い事故(自損事故など)の場合は保険を使わず、直す会社もあるので、容赦のない社長がぶつけた社員に直せという事は正直あり得ます。
タクシー運転手の事故はクビになる?
結構な重大事故を起こした人も見たことありますが、会社はクビにしません。
労働基準法も関係するからでしょう。
そして、事故の話もきちんと片づけなくてはならない事も沢山あるので、やめてもらっては逆に困ります。
事故の相手のケガがひどかったり、後遺症が出ていたり、最悪亡くなってしまった場合など、物凄く自分の事を責めながら謝罪してもしきれない場合もあるわけで…
それだけ、自分は命を預かって運転してるという気持ちとプライドを持って仕事をして頂きたいです。
タクシー運転手の求人募集や転職のコツ
人手不足の運送業界は今どの会社も人材を欲しがっています。
今はドライバーが会社を選べる時代と言っても過言ではありません。
そこで良い会社を見つけるコツがエージェントの利用です。
現在では転職エージェントからドライバーに転職するケースが主流になっています。
数多くの会社が存在する運送業界では個人が面接のみで会社を決めてしまうのは危険を伴います。
そのなかでもおすすめのエージェントがリクルートエージェントです。
リクルートエージェントは日本最大手の転職エージェントです。
また大手や人気の運送会社は非公開求人になっているケースが多いです。
非公開求人にする理由は企業が社内の採用情報を外部に漏らしたくないのと採用コストを抑えるためです。
あなたがネットで探してもいい企業が見つからないのはこの非公開求人になっている可能性が高いです。
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まとめ
何の仕事していても責任は生まれてきますし、なんのリスクも生じない仕事はありません。
また、そういう仕事をしていたとしたら、やりがいも生まれないんじゃないのかなぁとそんな風に私は考えるようになりました。
防衛運転という、バスの仕事に従事していた際覚えた事でしたが、事故を防ぐ運転の仕方も大事だと思います。
貰い事故をしないようにするための危機管理意識を持つこと、かもしれない運転をすること。
プロドライバーでなくても、こういった意識を持って運転するともうちょっと事故は減るような気がします。