新東名高速は走りにくいって聞いたことありませんか?
最先端の技術で走りやすさを追求し設計された第2の東名高速の新東名。
さぞかし走りやすいと思いきやめっちゃ走りにくいやん^^;
この記事ではなぜ新東名は走りにくいのかを365日毎日東名と新東名を往復している長距離ドライバーの僕が説明させて頂きます。
新東名は走りやすく設計されている
まずは先に新東名が走りやすいと言われている理由を説明させて下さい。
新東名高速は2012年の4月に開通した御殿場JCTから豊田JCTまでを結ぶ高速道路です。
新東名は走りやすさを追求した設計になっています。
カーブの最小半径が東名高速では300mですが新東名ではなんと3000mです。
最大勾配角度も東名が5%なのに対して新東名は 2%なんです。
つまり東名より新東名の方がカーブがすごく緩やかでアップダウンも少ないということです。
しかも 3車線の区間が非常に長く広々とした感じがあります。
速度も区間によっては140kmで走行できる設計になっていて2019年の 3月からは新静岡から森掛川間の最高速度が120kmになりました。
距離も東名を走るよりも短く時間短縮と燃料節約にもなります。
こんなに走りやすく設計されている新東名ですが、なぜ走りにくいという噂がたつのでしょう。
新東名が走りにくい理由とは!
ではなぜ新東名が走りにくいのか?
答えは簡単です。
皆んなが新東名を走るからです。
道路が新しく綺麗で、距離も短く、最高速度が120キロ区間もある新東名のほうが人気で皆んながそっちに行き交通量が多いんです。
交通量が増えるとダンゴ状態になり自然と走りにくくなります。
新東名は走りにくいよな、という現象は交通量の多さからくるストレスか原因です。
新東名はトラックも多い
新東名高速はトラックドライバーにも人気です。
東名より距離の短い新東名は1分1秒でも早く荷物を届けたいドライバーからしたら当然の選択です。
そこでですが、
ご存知の方も多いと思いますが、大型トラックにはリミッターなるものが付いています。
どれだけスピードを出したくても時速約90キロしか出ないんです。
そんなトラックが追い越しをかける為に追越車線に出ると更に走りにくくなります。
なのでトラックドライバーはよく煽り運転の標的にされます。
気持ちは分かるのですが僕たちもワザと走ってるわけではないのでご理解頂きたいと思います。
新東名はつまらない?
よく新東名はつまらないという話を聞きます。
これはすごくよく分かるんです。
景色的には東名の方が富士山あり、海ありです。
特に夜の新東名は道路も単調だし景色もずっと山という感じです。
つまらないと言えばつまらないかもしれません。
東名と新東名はどっちが混む?
新東名と東名は走りやすさの質が違います。
道路の設計上走りやすいのが新東名で、交通量が少なくストレスなしで走れるのが東名です。
どちらも一長一短、メリット、デメリットがあるので何を趣において走るかを判断したらいいと思います。
東名と新東名の違いについてはこちらの記事で徹底的に比較しています。
併せてご覧ください。
まとめ
この記事ではなぜ新東名は走りにくいのかを解説させて頂きました。
どちらのルートにもそれぞれのメリットがあります。
どちらがどうという話もそうですが、新東名ができた最大のメリットは帰省ラッシュや大型連休時の渋滞の緩和と、事故が発生した時の迂回ルートの確保です。
新たに道路ができたことで選択の幅が広がったことが1番のメリットです。
最後まで読んで頂きありがとうございます。