車のウォーターポンプという部品は皆さん聞いたことはあるでしょうか?
名前から想像できる通り、「水」の「ポンプ」の役割をした部品ではありますが、実際にこのウォーターポンプとはそもそもどのような部品なのか?
故障した場合どのようなことが起こるのか?そういった疑問が解決できるようにまとめました。
車の修理見積もりにこのウォーターポンプの交換が入っていたが、本当に必要なのか?
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目次
車のウォーターポンプとは
車のウォーターポンプとは、名前の通り「水」の「ポンプ」なのですが、ここでいう「水」とは、エンジンの「冷却水」を指します。
なので車のウォーターポンプとは何かというと、「冷却水を送り出すためのポンプ」ということになります。
エンジンはそもそもガソリンを燃やした燃焼の力で動力を生み出しているため、非常に高温になります。
温度がどんどん上昇していき、それを放っておくとオーバーヒートという故障につながります。
温度が上がればエンジンの金属部品が膨張し、部品の動きを妨げたり、最悪エンジンが動かなくなる不具合につながってしまいます。
そんな不具合を防ぐために活躍するのが冷却水です。
冷却水はエンジンの各部から熱を奪いながら循環することで、エンジンを冷やします。
その循環をするということがとても重要で、この循環する力を作るためにウォーターポンプが役立っています。
車のウォーターポンプの寿命は?
車のウォーターポンプには、何年使用したか、何万キロ走行したから寿命といった明確な基準はありません。
ですがひと昔前の「タイミングベルト」によってウォーターポンプが作動している車種の場合は、10万キロ走行したタイミングで交換することが多くあります。
その理由としては、上記のタイミングベルトが10万キロ走行毎に交換するという場合が多いからです。
タイミングベルトによって作動しているウォーターポンプの場合、タイミングベルトを取り外さないとウォーターポンプの交換ができません。
タイミングベルトを外したついでにウォーターポンプを交換しておいた方が、後々ウォーターポンプが故障した場合、またタイミングベルトを外すといった手間や工賃が省けるため、一緒に交換しておいた方が安心といった考え方です。
また上記とは違い、電気モーターで作動しているウォーターポンプもあります。
最近はこのタイプの車種が多く普及してきています。
その場合はタイミングベルトは関係なくなりますので、ウォーターポンプ単体で故障した際に交換するといった形になります。
例えば、ウォーターポンプから冷却水が漏れてしまった!といった故障や、あるいはウォーターポンプから異音がする!のような故障の際に交換が必要となります。
これらも一概に何年、何キロ走行したら起こるといったものではないので、個体差や使用環境の差と考えましょう。
車のウォーターポンプが故障した時の症状は?
ウォーターポンプの故障にも様々あります。
例えば冷却水の漏れ。
ポンプの付け根から冷却水が漏れてしまうと、次第に冷却水がなくなってしまうので、結果的にエンジンのオーバーヒートにつながります。
それ以前に漏れた冷却水が高温のエンジンの触れることで、エンジンルームから白煙として立ち登ることも起こり得るでしょう。
他のケースとしては、ウォーターポンプからの異音というケースもあります。
後述しますが、ウォーターポンプは回転して作動する部品なので、ガタや内部の劣化が起こるとで異音につながります。
車のウォーターポンプの交換時期や目安は?
交換時期に関しては、寿命のところでも触れましたが、10万キロ走行時の交換というケースが多いと思います。
ですが、あくまでもそれまでウォーターポンプに異常が起きなければそこまで使用できるというイメージなので、それ以前に漏れが発生したり、異音が発生した場合は速やかにウォーターポンプの交換をしましょう。
また一般的に車は10年落ち、もしくは10万キロ以上の走行距離で車の買い替えの目安となります。
こちらを過ぎると車の価値はほぼ0になってしまうケースが多いです。
故障車の買取の相場もありますので、併せて調べてみる時期と言えるでしょう。
車を高く売る交渉術に関してはこちらの記事が参考になりますのでご覧ください。
車のウォーターポンプの交換費用はいくら?
ウォーターポンプの部品代そのものは1万円前後であるものが多いです。
そこに他の必要な部品、例えばパッキンや補充する冷却水が必要となります。
また交換工賃も必要なので、合計で2万円ほどの費用が発生します。
また上記のタイミングベルトで作動しているタイプの場合、タイミングベルトの脱着費用がかかるので、もう少し工賃が割高となりますし、タイミングベルトも同時に交換するなら、総額で5~7万円ほどの費用で交換することとなるでしょう。
車のウォーターポンプから異音がする原因や対処法は?
ウォーターポンプは扇風機のように中心に軸受があり、周りに羽がついています。
それが回転することで冷却水が送り出されますが、その軸受がダメージを負い、ガタ付きなどが生まれると、結果的に異音へとつながります。
応急で対処し音が解消するといったことは基本的にありませんので、早い段階で修理工場で交換することをおすすめします。
まとめ
いかがでしたか?エンジンのコンディションを保つためにも重要な役割を担っているウォーターポンプ。
何も知らずに見積もりだけ見ると高額だと感じるかもしれません。
しかし、様々な部品との関わりもあるため、しっかりと交換やメンテナンスを行い、車の健康を保ちましょう!