サーモスタットの交換費用や修理費用とは!仕組みや寿命、サーモスタットが壊れるとどうなる?

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サーモスタットとは 車のメンテナンス
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車のサーモスタットとは聞いたことはありますでしょうか?

サーモスタットとは、エンジンの冷却装置に関する部品です。

中には過去に自身の車の修理見積もりにサーモスタットという部品が含まれていたことや、実際に修理をしたという方もいるかもしれません。

ですがなかなか馴染みのない部品なので、何それ?という方の方が多いと思います。

この記事では、そもそもサーモスタットとは何か?や故障した際の症状、また交換する際の費用についてまとめました。

車の故障について1つの参考にしていただければ幸いです。

 

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車のサーモスタットとは

 

サーモスタットとはエンジンの冷却装置の部品の1つで、エンジンの温度調節の機能を果たします。

そもそもエンジンは走りながら冷やすことが求められます。

もし冷さなければオーバーヒートといって、熱くなりすぎる故障につながります。

熱くなると金属が膨張し部品が動けなくなったり、最悪エンジンが壊れて動かなくなるということにつながるため、冷却装置が必要になります。

近年というより数十年まえから車の冷却装置は「水冷」が主流です。

文字通り、水で冷やします。

この冷却用の水の通路を切り分けるための部品が「サーモスタット」です。

冷却水がエンジンから熱を奪うことでエンジンは冷却されますが、その冷却水を次は冷やす必要が出てきます。

その冷却水は「ラジエータ」という部品で冷やされます。

車を真正面から見た時、ヘッドライトの間の隙間から中を覗くと、網目状のものが見える車種もありますが、それがラジエータです。

ラジエータに走行風をあてることで、なかを通る冷却水を冷やすことにつながるわけです。

ですが、朝一番などエンジンを逆に暖機したい時=冷却水を逆に冷やしたくないときには、ラジエータへ冷却水を流さず、エンジンの中だけを循環させると、暖機スピードは上がります。

そして一定以上の温度まで冷却水の温度が上がってからラジエータへ冷却水を送るようにすれば効率がよくなります。

そのように冷却水の通路を切り分けるためにサーモスタットが活躍しています。

 

車のサーモスタットの仕組みは?

 

サーモスタットがどのようにして冷却水の経路を切り替えているのか?

主流の構造としては蝋(ロウ)を用いたものが多く使われています。

サーモスタットは直接冷却水が流れる経路の途中に取り付けられており、構造としては金属のフタとバネ、また内部に蝋が封入されています。

冷却水が冷えている時は蝋が収縮し、また固まった状態なので、バネの力でフタが閉まります。

逆に温度が高くなると蝋が溶け、また膨張することでバネの力にうちかち、フタが開くといった仕組みです。

このように冷却水に直接触れ、温度に対して反応するようになっています。

 

車のサーモスタットの寿命はどれくらい?

 

きめられた年数や走行距離があるわけではありませんが、おおよそ10年や10万キロ走行したあたりが、寿命となりやすいです。

そのくらいに差し掛かると、サーモスタットに限らず、冷却装置やその他の装置も部品交換などの修理が発生するので、その際にサーモスタットも一緒に交換するというのが一般的でしょう。

 

また一般的に車は10年落ち、もしくは10万キロ以上の走行距離で車の買い替えの目安となります。

こちらを過ぎると車の価値はほぼ0になってしまうケースが多いです。

故障車の買取の相場もありますので、併せて調べてみる時期と言えるでしょう。

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車のサーモスタットの故障の症状は?

 

サーモスタットが故障すると冷却水の経路の切り替えができなくなるので、オーバーヒートにつながります。

上記にもあるように、冷却水は車両前方にあるラジエータに流れることで冷やされますが、サーモスタットが故障しラジエータへの通路が開かないままだと、温度が上昇する一方となり、結果的にエンジンのオーバーヒートにつながります。

また、冷却水の熱は80~100℃に達しますが、実はその熱は暖房に活用されます。

サーモスタットがあることで冷却水の流れがコントロールされますが、これが故障すると暖房にも影響がでるというわけです。

症状としては暖房が効かなかったり、逆に夏場など暖房が必要ない時に温風が出てしまうなどが挙げられます。

なので、サーモスタットの故障は、エンジンそのものの故障につながったり、あるいはエアコンの作動不良にもつながります。

 

車のサーモスタットの交換費用の相場はいくら?

 

サーモスタット自体の部品代はそこまで高価ではなく、車種にもよりますが2000~3000円くらいが一般的です。

交換の際は冷却水の補充やパッキンの交換も必要であり、また工賃も必要なので、総額は1万円あたりが相場と考えられます。

 

車のサーモスタットの温度設定は何度?

 

サーモスタットはイメージとして暖機が済む頃に開くので、おおよそ70℃前後の設定で開くものが多いです。

蝋が溶けるのが開く時の動きなので、設定温度に達すればいきなり全開ではなく、徐々に開いていくといったイメージです。

 

まとめ

 

いかがでしたか?

サーモスタットも非常に重要な部品の1つです。

エンジンの温度が上がりすぎるオーバーヒート、また温度が上がらないオーバークールといった故障にもつながる部品なので、必要に応じて交換することをおすすめします!

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