パワステオイルの交換時期や費用はいくら?漏れる原因や補充の仕方について解説!

パワステは油圧で作動しているクルマがあります。

その場合、パワステオイルは定期的に交換しなければハンドル操作がスムーズにできなくなるほか、異音が発生することもあります。

ここでは、パワステオイルの交換費用や交換方法に加え、漏れる原因についても解説します。

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パワステオイルの漏れる原因は!

パワーステアリングは、油圧式と機械式がありますが、パワステオイルの漏れは油圧式のパワーステアリングで起きます。

油圧式パワーステアリングは、エンジンのパワーをベルトで介したパワーステアリングポンプにより加圧して、その力を利用してステアリング操作を軽くしています。

しかし、長く乗り続けているとパワステオイルの経路が劣化しオイル漏れが発生します。

主に、パワステオイルホースやパワステオイルが入っているリザーバータンク、そしてポンプからもオイル漏れが起きます。

ホースの場合は、経年劣化で亀裂などが発生し漏れが起きますが、ポンプやリザーバータンクはジョイント部分のパッキンなどの劣化が原因でオイル漏れが発生します。

このほか、パワステオイルは決められた規格があるのでパワステオイルが減ったからと適当なオイルを継ぎ足すと化学反応を起こしてパワステ機構内のOリングなどを劣化させてオイル漏れを発生させることもあります。

パワステオイルの漏れを放置するとどうなる?

パワステオイルが減ってくると、ハンドルをいっぱいに回した時に「シュー」や「ギュルギュル」といった異音が発生するようになります。

そして、そのまま放置しているとパワステが全く効かなくなり、ハンドル操作は非常に重たく停車中にハンドルを回せなくなるでしょう。

パワステオイル漏れは、パワステが効かなくなるだけで済まないこともあります。

使用されるオイルは可燃性なので漏れたオイルが部品を伝って排気管に垂れると、火災の原因につながる恐れがあるため注意が必要です。

パワステオイルの交換時期はどれくらい?

パワステオイルの交換時期は、ハンドル操作が人それぞれ異なるので適切な交換時期は自動車メーカーも指定していません。

常にハンドル操作を多く行う切り返しが多い場所で生活している方は、パワステオイルの劣化は激しくなります。

その反面、ハンドル操作をほとんどしなくてもよい地域で生活している方であれば、パワステオイルの劣化はほとんどないといえます。

例えば、狭い道をよく走ったり、カーブの多い山道を走行している場合や、駐車場で毎日切り返しをするような場所でクルマを使用しているときには、2年または20,000kmでの交換が良いといわれています。

その反面、真っすぐな道路をいつも走っている方で、駐車場でもそれほど切り返しをしない場合は、5年または50,000kmで交換すればよいともいわれています。

パワステオイルは、使用期間が長いと黒く変色してきますからリザーバータンクを見て黒く変色していたら交換したほうが良いでしょう。

パワステオイルの交換費用はいくら?

パワステオイルは1L1,000円程度ですが、クルマの大きさにより費用が変わってきます。

パワステオイル交換は自動車部品量販店でも行っており、交換費用の相場は3,000円程度です。

ただし、大型ミニバンや大型SUVになると、使用するオイル量が増えるので、5,000円程度の交換工賃になるでしょう。

パワステオイルの交換方法や補充の仕方は

パワステオイルの交換方法はオイルを抜き取る作業をしなければならないので、一般の方では道具を揃えなければできないでしょう。

ただし、身近にある灯油を補給する手動のポンプでリザーバータンクからオイルを抜き取ることが可能です。

最初に、リザーバータンクからポンプを使い出来るだけオイルを吸い出します。

その後新しいオイルを抜いた量と同じだけ注入します。

エンジンを始動し、何回かハンドルを左右に回してパワステオイルを混ぜ合わせます。

そしてエンジンを切ってからリザーブタンクからオイルを抜き取り新しいオイルを入れます。

この作業を繰り返し、新しいオイルの色の状態が保てるようになったら交換が終了です。

リザーブタンクが空の状態でエンジンを始動し、ハンドルを回すとエアを噛みこんでしまうのでその場合はエア抜きの作業が必要です。

リザーブタンクから抜き取るとる時と、補充する時はエンジン始動しないようにしましょう。

また、パワステオイルの補充は、温間と冷間で入れる量が変わるので、エンジンが冷たいときはコールドの位置、水温が適温まで上昇しているならホットの位置まで補充します。

パワステオイルの代用にエンジンオイルって大丈夫?

パワステオイルは、専用オイルなのでエンジンオイルを代用すると各部を傷めるため使用は避けましょう。

ちなみに、パワステオイルの粘度はエンジンオイルの「SAE5W」に相当しますが、パワステに求められる長期間無交換で問題ない点や、消泡性、ステアリングフィール、各種パッキンへの攻撃性などはエンジンオイルの性能にはありません。

ただしATFオイルは、パワステオイルと併用しているクルマも多いので、緊急の場合はATFでの代用が効きます。

ただし、最近のパワステは電子制御されているので詳しくはディーラーに聞いた方が安心です。

パワステオイルは定期的に点検しよう

パワステオイルは定期交換がメーカーでは指定されていませんが、古くなると異音の発生があるほかハンドリングにも影響がでます。

頻繁にハンドル操作を行う場合は、20,000kmで交換することでスムーズなハンドル操作が行えるうえ、オイルのチェックと同時に漏れがないかの点検もできます。

安心して運転するためにパワステオイルは定期的に点検そして交換しましょう。