車のオーバーヒート、誰もが耳にしたことはあるかと思います。
でも実際にどうすればいいのか、原因はどこにあるのかまではわかりませんよね。
今回は、オーバーヒートランプが点灯してしまったときにやるべき対処法や、なぜそうなってしまうかの原因を解説します。
オーバーヒートは、少しの知識と日常点検をちゃんと行えば防ぐことが出来るトラブルです。
最後まで読んでいただき、知識と適切な対処法を覚えましょう。
目次
車がオーバーヒートする原因は
車のオーバーヒートランプがついてしまい、そのまま走行するとオーバーヒートになってしまいます。
そこで、オーバーヒートする原因をまとめました。
原因は大きく4つあります。
1.冷却水が漏れている
冷却水が漏れる場所は、ラジエターコアのアッパー部分もしくはゴムホースの付け根、ウォーターポンプから漏れる事が多いです。
対処法ですが、冷却水の漏れが原因の場合はサブタンクが空になっています。
エンジンを冷やしてからラジエターキャップを開け、ラジエーターコアに水を補充すると少しは走れますのですぐ整備工場へ持ち込みましょう。
2.電動ファンが回っていない
ラジエーターに風を当てることができず、冷却水を冷やす事が出来ません。
なので、オーバーヒートになってしまいます。
対処法は、冷却水が入っている場合はエンジンを冷やしすぐに整備工場へ持ち込みましょう。
3.ウォーターポンプの故障
冷却水を循環させる部品なので、経年劣化、冷却水の漏れにつながってしまいます。
対処法としては、エンジンを冷やしてから冷却水が減っているようであれば補充し、減ってなければエンジンを冷やして走行し整備工場へ行きましょう。
4.サーモスタットの故障
冷却水の循環などの調整をしている部品となりますので、サーモスタットが故障すると冷却水がちゃんと循環しない為、オーバーヒートになります。
対処法は、暖房が効くか試してください。
暖房が効かなければサーモスタットが故障していますので、自走すると危険です。
ロードサービスを手配しましょう。
以上4つがオーバーヒートする原因ですが、1番安全な対処法はロードサービスを手配する事です。
オーバーヒートを起こすと車に大きなダメージを負いますので、オーバーヒートランプが付いたらロードサービスの手配がお勧めです。
車がオーバーヒートしたらどうなる?
オーバーヒートしてしまうと、エンジンの機能が停止してしまいます。
なので、走行する事が不可能となります。
それだけで済めばいいですが、最悪の場合は車両火災やエンジンの焼き付きで、膨大な修理費用になる事もあります。
車がオーバーヒートした時の対処の仕方は
気をつけていても部品が故障、破損するとオーバーヒートに繋がります。
オーバーヒートしてしまった場合の対処法ですが、安全な場所へ車を止めボンネットを開けて風通しをよくしましょう。
早急にエンジンを冷やす事が必要となります。
車のオーバーヒートの修理費用はいくら?
オーバーヒートを起こしてしまった場合、気になるのは修理費用ですよね。
修理費用はおおむね10万から20万と思って下さい。
安く済まそうとすると、5万円前後でも可能です。
修理費用は原因によっても異なりますが、ラジエターコアや、ウォーターポンプ、サーモスタット、ホース類など、全て交換した方がいいです。
原因はどこにあろうとも、1個故障するとその他も経年劣化で続けて故障する場合が非常に多いです。
安く済ませる場合は、原因となった部分のみの交換なので、今回はよくてもすぐ故障する可能性は捨てきれません。
また一般的に車は10年落ち、もしくは10万キロ以上の走行距離で車の買い替えの目安となります。
こちらを過ぎると車の価値はほぼ0になってしまうケースが多いです。
故障車の買取の相場もありますので、併せて調べてみる時期と言えるでしょう。
車を高く売る交渉術に関してはこちらの記事が参考になりますのでご覧ください。
車の暖房が効かないのはオーバーヒートが原因?
暖房が効かない原因は、サーモスタットの故障が考えられます。
今はオーバーヒートしていなくても、サーモスタットの故障でオーバーヒートに繋がりますので早急に整備しましょう。
オーバーヒートの原因と対処法を覚えましょう
いかがでしたか?
今回は、オーバーヒートの原因や対処法を解説しました。
オーバーヒートの原因は、目視でも確認できる項目が多いです。
なので、日常の点検をちゃんと行えば、走行中のトラブルは激減します。
トラブルなく車に乗るのであれば、定期的に点検を行い、違和感があればすぐに整備工場で点検してもらいましょう。