トラックへの荷物の積み込みが完了したら必ずラッシングをしないといけません。
ラッシングとは積み込んだ荷物が荷崩れを起こさないように荷締めをすることです。
ラッシングをしないと荷物が崩れたり倒れたりして大変なことになります。
この記事ではラッシングバーや荷締めベルトの使い方についてご紹介しています。
またトラックの色んな荷締め方法も詳しく解説しています。
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目次
ラッシングバーとは
ラッシングバーとは積み込んだ荷物の最後の部分をトラックの発進や急停止、走行中に横揺れしても荷崩れを起こさないように固定する棒状のバーのことです。
ラッシングバーと似たようなものでラッシングベルトがありますが、こちらはバーではなくベルトで固定します。
ラッシングバーの使い方とは!
ラッシングバーの使い方はシンプルです。
ラッシングバーの取り付け方
トラックのあおりやウイングの部分に付いているラッシングレールにバーを引っかけてロックします。
ラッシングバーのはずし方
ラッシングバーの外し方はレールに固定されたバーのロックを解除しながらはずします。
ラッシングバーによってロックの外し方が違う場合があります。
ラッシングバーの注意点
しっかりと壁を作る
バラ積みの荷物でラッシングバーを使うときは荷物で壁を作り固定しないとバーの効果がありません。
コンパネをたてるのもよい方法です。
積み込んだ荷物の最後の部分がしっかりとした壁にならない場合はラッシングベルトを使います。
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ラッシングバーの耐荷重は
ラッシングバーは商品にもよりますが約2100から2400くらいのサイズのもので重さ10Kg弱です。
耐荷重はほとんどのバーで900Kgとなっています。
耐荷重の意味とは!
トラックのラッシング材やその他の様々な部品や部材をみると耐荷重という指数があります。
耐荷重とはその部材や商品が何キロ(何トン)まで耐えられるかを表した数字です。
例で言うと耐荷重が100kgならその商品は100kgまで耐えられますよという意味になります。
逆にいうと100kg以上のものは載せないで下さいという意味です。
耐荷重は一般的に床や椅子などにも用いられます。
ラッシングバーの修理は?
ラッシングバーの修理は素人では難しいです。
金具が壊れたら先端部品が一色セットで販売されていますが修理に出すドライバーは少ないです。
手間や工賃を考えると新しいバーを買った方が安い場合もあります。
ラッシングバーは盗難注意
雑貨の仕事で荷物をおろし終わった後にラッシングバーを現場に忘れることがよくあります。
私も何回も経験がありますが気が付いて現場に戻ったり電話で確認すると必ずなくなっています。
一瞬でなくなります(^◇^;)
誰かが持っていくんですよね。
そういうことにならない為にもラッシングバーには会社名を油性のマジックで書いておいた方が無難です。
荷締めベルトの使い方とは!
上記で少し説明しましたがバーでは止めにくい荷締めをする場合には荷締めベルトを使います。
荷締めベルトはガッチャとも呼ばれていてレールに引っかけるタイプと床からラッシングを取るフックタイプもあります。
荷締めベルトについてはこちらの記事で詳しく説明しています。
その他のトラックの荷締め方法とは
トラックの荷物のラッシングにはラッシングバー以外にも荷締めアイテムがあります。
トラックの荷締め用ロープ
平ボディのトラックでよく使います。
ウイング車ではまず使うことはありません。
トラックに付いているフックにロープを引っかけて荷締めをします。
ロープの結び方には南京結びや輸送結びがあります。
分かりやすい動画があったのでご紹介させて頂きます。
トラックの荷締め用ワイヤー
鋼材や超重量物を運ぶ時に使用する荷締め材です。
ロープやベルトでは切れてしまうような鋼材を荷締めする場合に使用します。
輸送結びと南京結びの違いとは!
ロープでの荷締め方法で代表的な結び方が輸送結びと南京結びです。
輸送結びと南京結びの違いを分かりやすく解説されている動画をアップされている方がいますのでご紹介させて頂きます。
南京結びの結び方
輸送結びの結び方
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まとめ
今回はラッシングバーの使い方や注意点についてご紹介させて頂きました。
荷締めはドライバーの基本中の基本です。
ラッシングバーは稀に外れる場合があります。
しっかりとロックをしてさらに確認もしましょう。
最後まで読んで頂きありがとうございます。