LEDウィンカーのハイフラについて!原因や抵抗、防止対策とは!

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LEDウィンカーハイフラ 車のメンテナンス
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交差点を曲がろうとした時、ウィンカーを出したらいつもより早い間隔で点滅したことはありませんか?

またはウィンカーをLEDライトに交換しカスタムしたけど、いざ点灯させてみたらすごい速さで点滅してしまう!なんてことはありませんか?

これらは「ハイフラ」(ハイフラッシュ)と呼ばれる症状です。

本来このハイフラはあえて早く点滅させることで、前か後ろの球切れが起きていることを運転者に教えることを目的とした車の正常な現象です。

ですがLEDにカスタムすることでそれが誤作動を起こします。

そのメカニズムなどをまとめましたので、早い点滅でお困りの方は是非読んでみてください。

 

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LEDウィンカーのハイフラとは?

 

通常ハイフラが起こる状況としては、前後どちらかのウィンカーが点灯しない状態(球切れなど)の時、運転者に異常が起きていることを知らせるという車がもっている機能です。

ですがLEDライトに交換した際、ちゃんとライトは点灯しているのに何故かハイフラになるといったことが有ります。

これがよくあるLEDのハイフラです。

せっかくスタイリッシュなLEDライトにカスタムしたのに変な光り方になってしまった!という方も少なくないと思います。

その原因を次にまとめました。

 

ハイフラが起こる原因とは

 

そもそもウィンカーは例えば右に操作した時、右の前後の電球へ電気を流し点灯させます。

ですが前後どちらかの球切れが起こるとその電気の流れが異常となります。

具体的には、並列回路(1つの電源から二手に分かれて電気が流れていく)で前後の電球への回路が構成されていますが、片側の電球の球切れが起こると球切れを起こした側の回路は電気が流れなくなり、逆に正常な側の回路へは正常時より大きな電気が流れることになります。

その正常時との流れる電気の差を感知し、異常を検出する仕組みとなっています。

ウィンカーが切れていると、周囲の車へ自車が曲がることをアピールできなくなり非常に危険な運転に繋がります。

その状態から早く修理を促すために車はわざと点滅を早くし、運転者に異常であることを知らせます。

では何故LEDライトに交換した際、ちゃんと点灯しているのに点滅が早くなるのか?

その理由は上記の電気の流れに関係します。

LEDライトはもともと消費電力が少ないことで知られています。

家庭の電気もLEDに交換すると電気代が安くなるといったことは聞いたことがあると思います。

これは車も同じで、LEDライトに交換すると消費電力が少なくなります。

その結果、何がウィンカーの回路で起こっているかというと、正常時に比べて流れる電力が異なることを車が検出し何か異常が起きていると判断します。

そして点滅回数を早める(ハイフラ)ことで、運転者に異常を伝えようとしているといった状態です。

なのでちゃんと点灯はしていても、流れる電気の量が変わるので、車としては異常と勘違いしているということです。

 

ハイフラを防ぐ防止対策は

 

このようなLEDライトのウィンカーに交換した際のハイフラを防ぐ方法はいくつか有ります。

どの方法にも共通しているのは、回路の途中に部品を追加し電気の流れを調整するといったイメージです。

 

①ハイフラ防止用ユニット(抵抗器)を装着する

 

抵抗器を回路の途中に装着することで、電気をその抵抗でわざと消費させることができます。

その結果、ウィンカー回路は正常な電力消費であると検出しハイフラは起こらなくなります。

一つ気をつけたいこととして抵抗器を装着する場合、部品の発熱に注意が必要です。

抵抗に電気を流すと、電気を熱に変換することで消費されます。

その結果、抵抗器そのものが高温となります。

なので抵抗器周辺に燃えやすい部品などが無いように設置する必要があります。

また、水のかからない場所であることも確認するようにしましょう。

 

②ウィンカーICリレーを装着する

 

ウィンカーICリレーは、内蔵されたICによってLEDの点灯スピードをコントロールするといった部品です。

メリットとしては、抵抗器と違い発熱の心配がないという点です。

ですが値段が高価であるというところがデメリットとなります。

また車種により装着の可否がありますので、購入を検討する際は自身の車が適合するのかしっかり確認してから購入するようにしましょう。

 

ハイフラは車検に通る?

 

実は車のライトは法律により、たくさんの縛りがあります。

例えば「色」や「装着高さ」、また「個数」など様々です。

その中でウィンカーにも色や個数の制限がありますが、ハイフラに関わる法律として「点灯回数」も定められています。

基準は「1分間に60~120回の点滅」です。

言い換えると、1秒間に1回~2回の点滅でないといけないということです。

なのでハイフラの状態だと1秒間に2回以上点滅し、車検には通らない状態となりますので注意しましょう!

 

まとめ

 

いかがでしたか?

LEDライトへの交換はスタイリッシュにもなり人気のカスタムですが、ハイフラになると必要以上に点滅が早くなり周囲の車からみても困惑してしまう状態です。

また車検にも通らない形になるので、早めに対策するようにしましょう!

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