気付かないうちにフロントガラスにひび割れがあった!このままにしておいていいのかな?
このような経験をしたことはないでしょうか。
実は、フロントガラスのひび割れはそのままにしておいてはいけないのです。
じゃあどうしたらいいの?
そんな方へ向けて、今回は車のフロントガラスの交換費用の相場や、修理時間、リペア補修の場合にかかる費用などを紹介していきたいと思います。
目次
車のフロントガラスの交換が必要な場合とは
フロントガラスの交換が必要になるのはどのようなケースかというと、外的要因によってガラスに損傷などが生じた場合です。
車の法律である道路運送車両法にもガラスに関しての決まりがあり、運転者の視野の確保に支障があってはならないという文言があります。
何のことかよくわからないですよね。
なので、簡単に解説していきたいと思います。
外的要因によってガラスが損傷するケースというのは、高速道路などを走行していて前を走る車などからの飛び石がガラスに当たることによってできるひび割れが1番の原因として考えられます。
少し飛び石が当たった跡が残るくらいなら良いのですが、ひび割れを起こしてしまうと運転者の視界を妨げる原因にもなりますし、ひび割れが進行する可能性もあるので危険です。
もし、1cm以上のひび割れならば早急に交換してください。
1cm以下であれば整備工場やガラス屋にリペア補修などの相談をしてみてください。
車のフロントガラスの交換費用はいくら?
車のフロントガラスは乗用車で10万円前後が相場となっています。
交換費用は工賃も必要になりますので10万円から15万円ほど予算を組んでおけば大丈夫でしょう。
そして、ガラスを交換する場合覚えておいてほしいことが一つあります。
自動車のフロントガラスは、純正品だけではなく社外品の高機能な物も存在します。
どのような物かというと、断熱効果が高く紫外線や赤外線もカットしてくれるという優れ物です。
断熱効果が高いとエアコンの効きが良くなりますし、紫外線や赤外線カットは日焼け防止やシミ予防にもなります。
興味がある方は是非調べてみてください。
車のフロントガラスの交換時間はどれくらい?
車のフロントガラスを交換する際は、ガラスに取り付けられているバックミラーや、ナビやラジオのフィルムアンテナ、そしてワイパーや付近のカウル類も外さなくてはならないので意外と手間がかかります。
そして、新しいガラスを取り付けたら、接着剤が乾くまで放置しておかなければいけません。
交換時間は1日から2日くらいは見ておいた方がいいと思います。
車のフロントガラスのリペア補修ならいくら?
リペア補修の相場ですが1万円から3万円の間です。
傷やひび割れの状況によって料金が変わってきます。
そして、注意していただきたいことがあるので説明したいと思います。
リペア補修の場合、修理できない箇所があります。
安全装備のセンシングカメラ付近
センシングカメラ付近などにできたひび割れを補修すると、安全装備が正常に機能しなくなる恐れがあります。
ガラスの淵
ひび割れがガラスの淵ですと、補修したとしても直りきらずひび割れが進行してしまう場合があるので基本的にはNGです。
デフロスター付近
デフロスターを作動させた場合、温風が当たるので寒い時期などは温度差が生まれてしまいます。
ガラスは温度差に弱いため、直しても再び割れてしまう可能性があります。
このような場合は、補修ができませんので注意してください。
車の窓ガラスの交換費用と時間はどれくらい?
フロントガラスの場合は、乗用車で10万円前後です。
時間は1日から2日くらいになります。
次にサイドガラスです。
サイドガラスは乗用車で1.5万円から3万円くらいとなっております。
ドアの内部でボルト留めされてるだけの構造となっていますので、交換時間自体は1時間から2時間程度見ておけば大丈夫でしょう。
車のリアガラスの交換費用と時間はどれくらい?
最後にリアガラスの交換費用と交換時間です。
相場は5万円から10万円くらいです。
リアガラスには、内側の曇りを取る熱線(デフォッガ)が取り付けられている車種もあります。
熱線付きの場合は少々高くなります。
リアガラスを交換する際は、フロントガラスと同様に接着剤にて貼り付けますので、乾燥時間が必要になります。
1日から2日は見ておくと良いでしょう。
まとめ
今回は、車のフロントガラスの交換費用の相場や、修理時間やリペアについて解説しました。
安全のためにも、フロントガラスにひび割れが発生した場合は放置しないようにしましょう。
最悪の場合、ひび割れがガラス面全体に走ってしまうなんてことも…
そうなる前にも、整備工場やガラス屋に相談することをおすすめします。