日本国内においての物流事業内容には自動車貨物・鉄道貨物・内航海貨物・航空貨物・倉庫業等など、さまざまなカテゴリーに振り分けられた事業が存在します。
国内にある様々なジャンルの中に、国際貨物(輸出入貨物)を専門に取り扱う国際宅配便であるクーリエという業者を皆さんご存知でしょうか?
そのクーリエであるフェデックスのドライバーについて仕事内容やお給料の事柄、そもそもフェデックスってどんな会社?や評判・口コミについてみていきましょう!
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フェデックス(FedEx)ってどんな会社?
世界220以上の国とその各国の地域を活動範囲とするフェデックス(FedEx)、全世界を合わせると従業員は40万人とまでなる世界的大手の物流サービス会社です。
日本でも従業員が約1900人以上いるフィラデルエクスプレスジャパン合同会社(旧フィラデルエクスプレスジャパン株式会社)として、日本国内においても広く活動されており、乗り入れされてる空港が成田国際空港と関西国際空港になっています。
このフェデックス、この日本国内において他の運送会社とのいちばんの違いは従業員として働くには、「英語力」が求められることにあります。
日本国内において「なんで?」って思われるかもしれませんが、国際運輸であるフェデックスでは空港での荷物受け取り・受け渡し相手が日本人とは限りません。
そのためフェデックスでは入社試験には必ず英語テストが行われています。
やはり会社自体の運営がグローバル規模であるだけに業務内容もしかり。
なんか普通にかっこいいイメージですね!
フェデックスのドライバーの仕事はきつい?
上記の事からフェデックスでのドライバー業務などは、少なくともヤマト運輸や佐川急便などといった国内でも大手の運送会社と一線を画すことはお分かりいただけたと思います。
ではそのドライバーとしての仕事はきついのか?という事ですが、まず勤務における環境を簡単に振り分けてみると
●土日の週休二日制
●残業は比較的少なめの業務
●給与の水準が高い
●有給休暇の消化が可能
などが挙げられ、何よりこの中で「土日が休める」というのは国内の運送会社ではあまり見られず、これだけでも精神的・体力的には大分楽になりますね!
そして、残業が少なめなのは探せばありそうですが、有給休暇を消化できる・給与の水準も高いという点も仕事に対してのモチベーションが上がります。
そしてその「ドライバーの仕事はきついか?」での結論は「きつい」となります。
これに関しては他の運送会社にも言えることで、配送ドライバーとなると「体力勝負」が付き物となり実際にフェデックスでは求人の際の条件として32キロある荷物を一人で運ぶことが条件とされてます。
この事から体力的にもキツく、精神的にも「会社が設けた基準による最低限度の英語力」など、他の運送会社にない厳しさがあると言えます。
今のご時世となると国内の運送会社においては大体が「給料が安い割にはサービス残業は当たり前」や、「休日出勤は当たり前」などといった現状を突きつけられるものです。
それらと比較すると確かに仕事はきついですが、国内においての運送業界と比べ「かなり良い労働環境」と言えるのではないでしょうか。
フェデックスのドライバー(クーリエ)の給料や年収はいくら?
これはあくまで基本情報なりますが、フェデックスにおけるクーリエの年収は低くみても400万程度は確保されてると言われています。
平均的な年収額の範囲でもおよそ400万~700万といわれ、国内運送業界の平均年収を基準として見ても給与水準は結構な高さといえます。
昇給に関してもかなりの速さともいわれております。
初任給で基本給と合わせた額が20万5000円とされており、以降約2年ほど問題なく行儀の良い勤務を続けていけば25万を超えてくる従業員も数多くいるようです。
普通に仕事していれば年収500万くらいは誰でも超えられるとも言われています。
賞与についても夏には月収の3ヶ月分、さらに冬には月収の3.5ヶ月分もらえると言われています。
とはいえ、結局のところは従業員の立場や各自の能力が左右してくると思われますが、国内の各運送会社ではせいぜい数万円程度の賞与しか貰えない現状を考えれば、これはかなりの優遇でありますね。
フェデックスドライバーの給与明細とは
先ほどフェデックスドライバーの給料や年収についてを記事に上げていきましたが、フェデックス従業員が手にする給料明細にはどのような内容の内訳かを見ていきます。
2007年度在職時のデータをもとに、途中入社33歳女性フェデックスドライバー正社員の給料明細を例として書き記してみました。
(途中入社3年~10年未満で2007年度在職時の33歳女性正社員)
月給 | |||
---|---|---|---|
項目 | 金額 | 備考 | |
(支給) | |||
基本給 | 210,000円 | 諸手当 | 32,000円 |
残業代 | 70,000円 | 残業時間 | 30時間/月 |
(控除) | |||
健康保険 | 11,544円 | 厚生年金保険 | 23,400円 |
雇用保険 | 1,872円 | 住民税 | 15,907円 |
所得税 | 10,215円 | ||
総支給額 | 312,000円 | 控除合計 | 62,938円 |
差引支給額:249,062円 | |||
賞与 | |||
定期賞与(2回計) | 1,600,000円 | ||
年収:534万円 | |||
基本給 | 210,000円 | ||
時間外手当 | 70,000円 | ||
時間外手当以外の手当 | 32,000円 |
簡単な内訳だけ見てもかなりの高額給であることが分かりますよね!
因みにいずれのドライバーの場合も調べてみた限りでは、みなし残業制度はなしとなってます。
フェデックスドライバーの評判や口コミとは!
フェデックスのドライバーとして働いた場合、勤務内容から給料面についても高待遇である反面、英語が話せなくてはいけないなど、作業自体体力的にかなりハードということがお分かりいただけたと思います。
そうなると、よくある口コミなどの評判では「結構悲惨な書かれよう」と思いきや、フェデックスドライバーでの評判や口コミでは、意外と酷評となってる書き込みなどは見当たりません。
といっても全くない訳ではなく、残業代についての削減事情に不満を持たれる意見もありましたが、それ以外は特にありませんでした。
fedexクーリエの中途採用や求人を探すコツとは

人手不足の運送業界は今どの会社も人材を欲しがっています。
今はドライバーが会社を選べる時代と言っても過言ではありません。
そこで良い会社を見つけるコツがエージェントの利用です。
現在では転職エージェントからドライバーに転職するケースが主流になっています。
数多くの会社が存在する運送業界では個人が面接のみで会社を決めてしまうのは危険を伴います。
そのなかでもおすすめのエージェントがリクルートエージェントです。
リクルートエージェントは日本最大手の転職エージェントです。
また大手や人気の運送会社は非公開求人になっているケースが多いです。
非公開求人にする理由は企業が社内の採用情報を外部に漏らしたくないのと採用コストを抑えるためです。
あなたがネットで探してもいい企業が見つからないのはこの非公開求人になっている可能性が高いです。
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まとめ

これまでの内容を振り返って見ていくと、改めて日本国内で稼働している物流会社とは運営していく上での理念がかなり異なります。
仕事のキツさや能力的な部分での難易度など、運送業界でもかなりハードルの高い印象を受けます。
ですが、会社側がその分の対価を従業員に対してしっかりと還元しているように思えます。
日本国内での運送会社では、このようなタイプは通常見られませんね。
良くも悪くも日本の伝統的な「精神で勝負」的な運営スタイルではないことがよくわかると思います。
そして、フェデックスの求人などを色々と調べて見ましたが、他の運送会社が出してるような求人情報が極めて少ないため、フェデックスでクーリエ(配送ドライバー)として働けるのもごく一部の限られた人と言えます。
それだけに「今の時代的なワークスタイル」で言えば、配送業として働く者の中には「憧れ」であり、「理想」に近い形かもしれません。