車のエンジンをかけた時、走行中、エアコン作動時などに「キュルキュルキュル~~~」とおかしな音が鳴ったことがありませんか?
いきなり鳴るしかなり大きな音なのでビックリしますよね。
あのキュルキュル音はベルトが原因の可能性が高いです。
今回はキュルキュル音の原因や修理代についてご紹介します。
目次
車からのキュルキュル音がする原因は?
キュルキュル音の発生原因は、大きく4つあります。
・ベルトのゆるみ
・ベルトの劣化
・各プーリーの不具合
・オートテンショナーの不具合
キュルキュル音の原因としては上記のものがほとんどです。
ベルトのゆるみ、劣化によるキュルキュル音
ベルトというものは、エンジンの回転動力をベルトにかける(つなげる)ことによって発電機(オルタネーター)やエアコンを使用するために必要なコンプレッサまた油圧式のパワステを作動させるのに必要な部品です。
自転車のチェーンを想像すると分かりやすいですが、長年使っていると伸びてきます。
車のベルトも同じようなことが言えます。
緩むことによって、本来の張り具合がゆるみ、ベルトが滑るという現象が起きます。
このとき、滑る摩擦でキュルキュル音が発生します。
また、劣化すると素材が固くなりこれも、滑る原因となります。
各プーリーの不具合
プーリーとは滑車と思ってください。
この滑車が、サビたり劣化することによってスムーズに回転してくれないとキュルキュル音が発生します。
また、この部品が原因で修理しないで放置していると、発電機(オルタネーター)やコンプレッサなどベルトでつながっている部品に損傷が広がります。
そうなると修理費用が膨大になるとともに修理期間も長くなりいいことは何一つありません。
オートテンショナーの不具合
オートテンショナーとは、バネの力や油圧のちからでベルトをある一定のテンションを維持するための部品です。
こちらも、経年劣化などが原因でテンションがかかりづらくなってしまうことによりベルトが緩むことによって滑りが発生しキュルキュル音につながってしまいます。
車のキュルキュル音を修理できる場所と費用はいくら?
修理できる場所は基本ディーラーです!!
この症状がある場合はすぐに、ディーラーに行ってください。
ベルト交換、張り調整だけで済む場合もあります。
しかし、そのまま放置しているとエンジン内の余計な部分まで損傷が広がり多大な修理費用が発生してしまいます。
また、修理時間もよりかかってします。
基本的には、用品販売店やガソリンスタンドにも自動車整備士はいますが部品の在庫の種類はほとんどありません。
部品さえあれば修理できますが、部品をとりよせ修理に取り掛かるとなると余計な時間がかかります。
なので、ディーラーであればある程度の部品は在庫として現品がある場合が多いです。
予約は必須ですが、お店に時間があれば1時間もしないで終わると思います。
ベルト交換費用は、もちろん車種によりますが1万円前後程度かかると思います。
プーリーや発電機(オルタネータ)コンプレッサなどの交換となると5万円から10万円程度修理費用がかかります。
修理期間は1日預ければ終わります。
ハンドルからキュルキュル音がなる原因や費用は!
ハンドルを回すとキュルキュル音が鳴るパターンとしては2つかと思います。
・ハンドル周りの摩擦が発生する部分の油不足
・油圧式パワステの車種の場合、ハンドルを回すとエンジンからキュルキュル音が発生
だいたいは、この2つパターンです。
油不足によるものであれは油をさせばすぐに治ります。
費用も特に掛からないでしょう。
油圧式パワステの車種については、ハンドルを回すとことによりパワステのポンプに負荷がかかります。
それによりたくさん油圧を発生させようとポンプが頑張ります。
そうすることにより、ベルトとパワステのプーリーとの摩擦が強くなり滑りが発生します。
原因としては、ベルト鳴きです。解消させるにはベルト鳴きの対処が必要です。
まとめ
キュルキュル音に関しては、ほとんどがベルトの劣化・ゆるみによるものがほとんどです。
8割ベルトが原因です。
次に多いのがプーリーの不具合によるものです。
上記で対処しもかきましたが、はやめの対処が重要です。
余計な費用と時間を費やさないことを祈ります!