エンジンオイル漏れを経験した方は、どれだけおられるでしょう?
お車を長く大事に乗って頂いている方は、経験された方も多いかと思います。
そして今現在、エンジンオイル漏れがあると報告をされた方もいるかと思います。
そんな方向けに、なぜエンジンオイルが漏れるのか」「修理費用はいくらかかるのか」「そのまま走行しても大丈夫なのか」を具体的に解説させていただきました。
是非最後までご覧ください。
目次
車のエンジンオイルの漏れの原因は
エンジンオイル漏れの原因は様々あります。
経年劣化や部品の破損、不具合など多くありますが、その中でも多いのがシール類の劣化やガスケットの劣化、ドレンボルトの不具合がエンジンオイル漏れの不具合につながる事が多いです。
車のエンジンオイルの漏れの修理費用の相場はいくら?
修理費用の相場は、どこが原因でオイルが漏れてしまっているかによって異なります。
シール類の劣化、ガスケットの劣化、ドレンボルトの不具合、この3つで修理費用の相場を見てみましょう。
シール類の劣化
フロント側がミッション側で値段が変わってきますが、おおよそ20,000円(税別)から40,000(税別)が修理費用となります。
ガスケット交換
15,000円(税別)~20,000円(税別)が交換の相場になります。
ドレンボルトの不具合
ドレンボルトとパッキンの交換をすれば直ることがほとんどですが、ドレンボルトの締めすぎでオイルパンまでダメになっていると金額が変わってきます。
ドレンボルトと、パッキンの交換だと2,000円(税別)前後が相場になります。
ただ、エンジンオイルも抜けてしまうので、オイル交換代金が別でかかる場合がほとんどです。
そして、オイルパンも交換が必要な場合は30,000円(税別)~60,000円(税別)となります。
交換工賃が大きく前後してきますので、注意しましょう。
以上のように、エンジンオイル漏れの修理費用は原因によって金額が大きく変わりますので、どこが原因かをまずは見つけるようにしましょう。
エンジンオイルの漏れを修理できる場所や業者は
エンジンオイル漏れが起きていることがわかったら、早めに修理をしましょう。
そして修理できる場所ですが、ディーラー、車屋、整備工場と様々あります。
車検を取り扱っている場所や業者なら、修理することが可能です。
一度、前回車検した業者さんへ問い合わせをしてみてください。
エンジンオイルが漏れたまま走るとどうなる?
エンジンオイルが漏れてしまっている事がわかり、そのまま走行してしまうと最悪の場合はエンジンが焼き付いてしまいます。
エンジンオイルが漏れているということは、エンジン内部のオイルは量がどんどん低下してしまっています。
さらには、エンジンオイル漏れがひどいと車検にも通らなくなります。
なので、エンジンオイルが漏れているままの走行は控え、早めに修理をしましょう。
エンジンオイルの漏れ止め剤とは
オイルシールなど、漏れの原因となっているゴム製パッキンや、ガスケットに作用し、オイル漏れを改善してくれる効果があります。
さらに、エンジンオイルの粘土をあげ、今まで漏れていた個所をオイルが通りにくいようにするのがエンジンオイルの漏れ止め剤となります。
さまざまなメーカーからオイル漏れ止め剤がでています。
中には、エンジンオイルの種類によって使用できないものなど、オイルの指定などもある漏れ止め剤もあるので、オイル交換と漏れ止め剤を一緒に行ってください。
エンジンオイルの漏れ止め剤のデメリットは
デメリットは、漏れ止め剤を使用したのにオイル漏れが直らない事も多くあることです。
そしてそれは使用してみないと結果はわからない事です。
なぜなら、漏れ止め剤はオイル漏れの原因の根本解決にはならないからです。
漏れ止め剤は、シール類に作用しオイルの粘土をあげてオイルを漏れないようにすることは可能ですが、それ以上にオイル漏れの原因となる個所が深刻なダメージを負っていると、漏れ止め剤では効果がありません。
ですので、使用してみないと漏れ止めの効果を得られるか得られないかがわからない事がデメリットといえます。
エンジンオイル漏れの正しい知識を持ち適切な処置をしましょう
エンジンオイルがなぜ漏れるのか、原因や修理費用について解説致しました。
経年劣化や部品の破損が原因で、その原因に対しての処置になるので原因によって修理費用が変わります。
今ご自身のお車がどんな原因で何をしたらよいのかを判断し、エンジンオイル漏れに対しての正しい処置を行いましょう。