日本においての外資系で代表的な国際貨物の運送会社であるDHL(ディー・エイチ・エル)は、フェデックスと並んで航空機を主体とした国際宅配便となります。
ではそのDHLというのはどのような会社なのでしょうか?
DHLドライバーはきついのか?労働環境や給料、年収、給与明細と、DHLドライバーの評判や口コミなども客観的に見ていきましょう。
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目次
DHLってなんの会社?
日本でも世界を股にかけた国際物流会社としては、アメリカに本社があるフェデックスも良く知られていると思いますが、このDHLもドイツに本社を持つ世界を股にかけた国際物流会社です。
全世界を入れた従業員数は35万人を超えるとも言われ、世界220ヶ国で業務展開されてる世界規模の大手物流会社であります。
日本支社として東京都品川区で運営されてる法人名は「DHLジャパン株式会社」となっており、資本金は5000万円、従業員は総数で1700名以上といわれております。
DHLのドライバーの仕事はきつい?
DHLでドライバー業務として働くクーリエ(国際貨物で業務するドライバー)の仕事内容でありますが、基本的には集配業務が法人宛をメインとしております。
そのメインが「法人向けの配送」となっていますので、多くの法人は土日を休日としているという事もあって「土日はほとんどが休日」となっているようです。
国内運送会社における運搬業務となれば大抵はほぼ休み無く、激務に追われる日々という現実が待っていますが、それと比べると休日が多いだけでも働きやすい労働環境と言えますね。
とはいっても、全世界の配送業務で共通するのは「時間との勝負」であり、配属されるルートによっては「かなりスピードのある仕事が重要」とされています。
集配業務が法人向けのため、時にはドライバーに営業を踏まえた業務も任されます。
そのため、法人である顧客の授業員とコミュニケーションを取りながら荷物の積み降ろしなど、連携して行う作業もあったりとで「一人気ままなドライバーさん」的な業務を好まれる方には不向きかもしれません。
DHLドライバーの給料や年収はいくら?
DHLジャパンで勤務するドライバーの年収を平均で見てみると、およそ350万から500万円となっているようですが、そのDHL勤務による給料・年収について気になるところがあります。
ズバリ言うと「社員全般の昇給率が低い」と言うことです。
これはそれぞれ各社員による立場と最初に決められた基本給の額にもよりますが、いずれにしてもこれが会社の方針であれば昇給自体を会社に期待してはいけないと言うことであります。
ただ他の会社と比べれば比較的最初にもらえる初任給(およそ21万円ほど)+賞与も5ヶ月分と額も多いようなので、給与自体はそんなに悪いわけではないですね。
ただ先ほど触れた低い昇給率に加え、ドライバーとなると「年収が500万円を超えることのできない頭打ち」があり、DHLのドライバーとして勤務する以上「どれだけ頑張って成果を出しても年収500万円超えは皆無」ということになります。
その部分で悪い言い方をすると、ドライバーによっては向上心が持てないかもしれません。
DHLドライバーの給料明細はとは
DHLジャパンの従業員が手にする給料明細について細かく見れるように明細表として書き記して見ました。
以下は途中入社35歳男性DHLジャパンドライバー正社員の給料明細をもとに参考例としてます。
(途中入社3年から10年未満 2014年度在職時の35歳男性正社員)
●月給●
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基本給 時間外手当 役職手当 資格手当
220,000円 10,000円 0円 0円
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住宅手当 家族手当 通勤手当 その他手当 月給合計
0円 0円 20,000円 0円 250,000円
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●賞与●
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定期賞与(2回計) インセンティブ賞与 決済賞与(0回計) 賞与(ボーナス)合計
500,000円 0円 0円 50,0000円
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●勤務● ●年収●
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総残業時間 サービス残業 休日出勤 所定労働時間
月0.5時間 月0時間 月1日 1日7.5時間 350万円
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■基本給 220,000円
■時間外手当 10,000円
■時間外手当以外の手当 20,000円
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※みなし残業制度:なし
となり、先の記事でも触れてますが年収に関しては上げしろはあれど500以上は行きません。
それだけに同条件のもとで同じ外資系であるフェデックス社員の給料明細と比較してみた場合、やはり総合的には大きく差が見られ、収入面に関してはフェデックスには劣ってしまいますね。
dhlクーリエの評判とは
評判・口コミといっても人それぞれであり、賛否両論あります。
とはいえ大抵の運送会社関連の評判や口コミではあまり良い印象はなく、むしろ酷評の方が目立つといっても良いくらいであります。
ですがこのDHLジャパンに関してははっきり言って悪い印象を受ける評判・口コミはほぼ無いと言っていいです。
あるとすれば同じ外資系のフェデックスと比較して「昇給が見込めない」という不満ぐらいでした。
それ以外は現実的な観点でこれから目指す方々へのアドバイス的な意見などが特に多く、現職の方々などはいい意味で割り切った認識です。
その理由の一つとしてはやはり無理なサービス残業や、休日出勤などが無いという比較的「ゆとり」を持った労働環境にあると思われます。
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