皆さんは「宅配ドライバー」にどのようなイメージを持っていますか?
近年ではAmazonなどネット販売の需要が増えて人手不足の業界です。
ここでは、現役宅配ドライバーの私が色んな疑問にお答えしていこうと思います。
現場の生の声を聴いて宅配ドライバーになろうか悩んでいる方は是非参考にしてください。
宅配ドライバーって大変なの?
よく聞かれるのが肉体的に大変なんじゃないの?という事ですが、それほど重労働でもないです。
宅配で扱う荷物の重量は基本的に30kg以下です。(例外もあり)
女性でも台車などを使えば楽々と運べますから女性ドライバーも多くいます。
では何が大変なのか?
それは再配達です。
これは、その日の帰宅時間に影響するからです。
メディアなどにも取り上げられていたので、おそらく『再配達=大変』なイメージが多いのかな?と思います。
単純に戻るのが大変なんですが、個人宅にありがちな「再配達しても人がいない」「居たのに不在票をいれられた!」ですかね…
宅配ボックスに入らない荷物で、「なんで入れないんだ!」というのもありました。
宅配ドライバーの向き不向きとは
私は宅配ドライバーの向き不向きは次の事ではないかと考えています。
【体質】【性格】の2つが大きなポイントだと思っています。
【体質】
夏は暑く、冬は寒い。
ドライバーは外仕事なのでこれらをモロに受けます。
時間がなければ休憩も中々とれない事もあります。
それに耐える体が必要なわけです。
中には、雨に濡れたくない人、運転をすると異常に疲れる人もいますよ。
【性格】
「せっかちな人」「マイペースな人」この2つは私が人に教える時に見るポイントでもあります。
宅配の平均移動時間は5~10分ぐらいなんですよね。
つまり、乗ったり降りたりが異常に早いわけです。
「せっかちな人」は待つ事が苦手なので、配達のペースが早い宅配は向いています。
長距離、中距離ドライバーは荷降ろし場で何十分、何時間待機なんかざらですからね。
「マイペースな人」は、時間が無かろうが荷物の量が多かろうが、自分の能力を理解しているので決して慌てません。
周りに左右されない心の持ち主は向いていると思います。
プレッシャーとかも普通にありますから。
宅配ドライバーを続けるコツとは
長く仕事を続けるにはコツを掴む必要があります。
毎日、休憩時間がまとまって確保できるかどうかは重要な要素です。
そのためには「住所と道を覚える」事が必要です。
例えば配達先の住所を見た時に、その住所周辺のイメージが頭の中に思い浮かぶか?
これが出来れば、「渋滞する道を避ける」っといった事ができるので、作業効率は圧倒的に上がり休憩時間も確保しやすくなります。
慣れてくると時間帯で道を選んで配達する場所を変えたり出来るようになりますよ。
宅配ドライバーの必需品って何?
一日の業務に絶対に使う物をだけを載せると【携帯】【ボールペン】です。
これは私が家を出る時に絶対に忘れないように持って行く物です。
携帯電話は連絡手段で必要です。
今は公衆電話とかも、あまりない時代ですからね。
ボールペンは客先でサインを貰ったり、会社の指示をメモしたりと絶対に使います。
会社によっては支給してくるところもあると思いますが、大概は自腹で買います。
宅配ドライバーのアルバイトの評判ってどうなの?
宅配ドライバーをアルバイト、パートでやっている人もいますが、あまり多くないと思います。
(*ここで書いている宅配ドライバーとは「出前のジャンル」ではないのでそちらにはあてはまりません。)
ただ、メリットは時間を自由に使える事なので収入を気にしないのであれば、全然ありだと思います。
主婦の人が働いているイメージですね。
最近は社員になりやすい社会ですから、同じ仕事をやるのであれば収入面で社員をお勧めします。