寒い季節になってくると車のヒーターの存在はかなりありがたいですよね。
エンジンが温まるまではなかなか効いてくれないのも車ならではだと思います。
もし、ヒーターが効かなくなったとしたらどうしますか。
かなり寒い車の中で運転するのは、かなり苦痛ですよね。
そうならないために、今回はヒーターが効かない原因などに触れていきたいと思いますので、予防などに是非役立ててください。
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目次
車のヒーターが効かない時に考えられる原因とは
さて、ヒーターが効かない原因は何が考えられるのでしょうか。
代表的なものを紹介したいと思います。
サーモスタッドの不具合
車には、エンジンを冷やすために冷却水が使われています。
冷却水はエンジンだけではなく、車内にも引き込まれておりこれをヒーターとして利用しています。
朝一でヒーターが効かないのはこのためです。
そして、エンジンの冷却システムには、冷却水の温度が上がりすぎないように、また下がりすぎないように制御しているサーモスタッドという部品があります。
サーモスタッドは、冷却水の温度が上がってくると開き、ラジエーターへ冷却水を流して温度を下げます。
逆に、冷却水の温度が下がったときは、サーモスタッドを閉じて、冷却水の温度を上げるようにします。
問題は、開きっぱなしになってしまった時です。
冷却水が冷たいうちから、ラジエターで冷却され続けるので温度が上がらないのです。
ヒーターは冷却水を利用してるため、このような状況になったら効かなくなってしまいます。
冷却水の不足
先ほどヒーターはエンジンの冷却水を利用しているという話をしました。
ということは、そもそも冷却水量が不足していては温まるはずがありません。
冷却水路が満たされていなければ、車内にまで冷却水は回ってきませんので、いつまで経っても暖かい風は出ません。
怪しい場合は、冷却水がきちんと入っているか点検しましょう。
ヒーターコントロールの不具合
温度を上げ下げするときは、ダイヤルなどを回して調整しますが、このユニットの不具合も多いのです。
ノブを回しても手応えが無かったり、作動音などが一切しない場合は故障してる可能性があります。
以上が代表的な不具合になります。
もちろんその他にも様々なパターンが考えられますので、整備工場などで点検することをおすすめします。
車のヒーターが効かない時の応急処置は
サーモスタッドの不良やヒーターコントロールの不良の場合は、部品交換や修理をしなければならないので応急処置は難しいでしょう。
しかし、冷却水量の不足であれば補充することでヒーターも復活します。
まずは、冷却水のリザーブタンクを確認してみてください。
リザーブタンクはボンネット内などに設置されていて、緑やピンクの液体が入っています。
下限値を下回っているようであれば、ラジエーターキャップを開けて冷却水を補充してください。
そして、補充時の注意点が一つあります。
それはエンジンが熱い時は、絶対にラジエーターキャップを開けないことです。
エンジンが暖まっている時は冷却水路内に圧力が掛かっているので、ふいに開けてしまうと冷却水が吹き出し火傷を負う恐れがあります。
補充するならば、必ずエンジンが冷めてから行うようにお願いします。
車のヒーターの修理費用はいくら?
サーモスタッドの場合5千円から3万円くらいです。
部品自体はそれほど高額では無いのですが、工賃がそれなりにかかります。
金額に差があるのは、作業が楽か大変かの差だと思ってください。
続いてヒーターコントロールです。
ユニット自体を交換する場合は2万円から5万円くらいです。
ただし、リンク機構が外れているなどの修正で済む場合は5千円以内くらいで済むでしょう。
車のヒーターの修理はディーラーとオートバックスどっちが安い
修理費用に関してはディーラーとオートバックスではあまり差がないでしょう。
ですが、私はディーラーでの整備をおすすめします。
なぜかというと、ディーラーはそのメーカーの車に関しての情報が豊富だからです。
この車種はここが弱い、この部品が壊れやすい、対策品がある。
などメーカーならではの情報をディーラーは持っていますので、間違いなくスムーズに修理が完了します。
さらに、近年の車はコンピューター制御が主流となっており、ヒーターのシステムも例外ではありません。
コンピューター制御が故障の原因となると、ディーラーでしか直せないでしょう。
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まとめ
今回は、車のヒーターが効かない原因、修理費用や応急処置、修理をするならディーラーかオートバックスどっちがいいのか、などを紹介しました。
ヒーターの故障は、年式や車種によって様々です。
故障した際は、是非信頼のおけるディーラーなどで点検してもらうことをおすすめします。