車の顔といっても過言ではないボンネット。
傷やヘコミがあると、車の印象を大きく下げてしまいます。
逆にボンネットが綺麗で艶があると、車が引き締まって見え綺麗に見えます。
そんなボンネットですが、傷がついてしまったりヘコミや飛び石がつきやすい部品でもあります。
今回は、ボンネットに傷などがついた場合の修理費用や、それに伴う時間を詳しく解説させていただきました。
ボンネットの傷などで困っている方は、是非最後までご覧ください。
目次
車のボンネットの傷の修理費用とかかる時間は
修理費用は、磨きで直る傷か、それとも塗装を要する傷かによって金額と時間が変わってきます。
まず、磨きで直る傷の場合ですが、ボンネット1枚磨いて5,000円(税別)前後が修理費用です。
時間は30分~1時間で直すことが出来ます。
次に、塗装を要する修理の場合ですが、費用としては、50,000円(税別)~65,000円(税別)になります。
時間は、5日~7日かかります。
磨きで直せる傷か、塗装を要する傷の判断基準ですが、爪がその傷に引っかかるか引っかからないかで判断が出来ます。
爪が引っかからなければ、磨きで修理することが可能です。
爪が引っかかる場合は、塗装が必要となります。
以上の基準で、塗装費用と時間を目安にしてください。
車のボンネットのへこみの修理費用とかかる時間は
ボンネットのヘコミを修理する費用は、およそ60,000円(税別)~70,000円(税別)になります。
1枚のボンネットの中に何ヵ所のヘコミがあるかでも金額は変わりますが、ヘコミ1か所5,000円(税別)の修理費用が加算されるのが相場です。
ですので、1か所のヘコミの場合は60,000円(税別)~70,000円(税別)ですが、ヘコミが2か所になると、65,000円(税別)~75,000円(税別)になります。
修理にかかる時間は、およそ5日~7日間かかります。
ヘコミを直したのちに塗装工程が入りますので、その分時間が多くかかります。
車のボンネットへの飛び石の修理費用とかかる時間は
ボンネットの飛び石の修理費用は、60,000円(税別)~70,000円(税別)になります。
時間も5日~7日間かかります。
修理工程として、ヘコミを直す修理の仕方と、ほとんど同じ直し方になります。
塗装工程も入りますので、金額、時間共にヘコミを直すのと同じ金額と時間が必要になります。
しかし、補修程度でいい場合、金額を安く済ませる方法もあります。
飛び石のところは、色が欠けて下地や鉄板が見えていると思いますが、その色さえ見えないようにし第一印象をわかりにくくするレベルの補修で良ければ、タッチペンで飛び石がある場所に、色を塗布してあげると、かなりわかりにくくなります。
ですので、タッチペンで簡易的な補修をし、安く尚且つ、時間もかけずに補修をすることは可能です。
これは、飛び石だからわかりにくくできる方法になります。
車のボンネットが閉まらない原因と修理費用は
ボンネットが閉まらない原因は大きく分けて3つあります。
1.ボンネットのロックが下がってしまっている
なんらかの衝撃などで、ロックする部分がずれてしまい調節が必要になっている状態です。
そして、原因に伴う修理費用ですが、この原因の場合は調節で済みますので、無料もしくは、1,000円(税別)で調節をしてもらえます。
2.ボンネットのロックがオープンの状態のままになっている
これは閉めようとしても、オープンの状態なのでロックされずにまたオープンしてしまいます。
修理費用ですが、注油してロックの稼働を滑らかにする必要があります。
修理費用は無料でやってもらえる場合がほとんどです。
3.工具などの異物が挟まっている
一度、エンジンルームに工具や、異物が挟まっていないかを確認しましょう。
これも修理費用はかかりません。
上記3つのうち、どの修理方法を試しても直らない場合は、ロックする部品の交換が必要になります。
その場合は、10,000円(税別)前後で修理が可能になります。
車のボンネットの交換費用の相場はいくら?
ボンネットの交換費用ですが、新品に交換する場合と中古で交換する場合で値段が変わります。
新品の場合
部品・35,000円(税別)前後
塗装・40,000円(税別)前後
脱着・4,000円(税別)前後
中古の場合
部品・20,000円(税別)前後
脱着・4,000円(税別)前後
となります。
ただ、中古の場合は美品であれば塗装の必要はありませんが、傷があったり塗装が必要な場合は塗装費用がかかってきます。
以上が、ボンネットの交換費用の相場になります。
ボンネット修理の判断基準を明確にしましょう
いかがでしたか?
ボンネットに傷や、ヘコミ、飛び石がついてしまった場合の直し方、修理金額、時間を解説させていただきました。
さらに、ボンネットが閉まらないトラブルについてもありましたね。
ボンネット修理は安いお買い物ではないので、傷がついたりへこんでしまった場合どこまでを直すかを決めるための判断基準として役立ててください。