車の板金塗装の値段の相場はいくら?かかる日数やDIYのやり方について!ディーラーとカーショップどっちが安い?

板金塗装の値段相場

鈑金塗装はちょっとした修理でも高額です。

それは修理に使う塗料が高額であることと、作業工賃が高いためです。

また、破損カ所の修理には、大きな場合と小さい場合で値段が変わるほか、破損の程度で修理日数も大きく異なります。

ここでは、鈑金修理費用の相場とかかる日数、そしてDIYについて解説します。

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車の板金塗装の値段の相場とは

クルマの鈑金塗装は、破損した程度と部位により同じ車種であっても修理費用は全く異なります。

そのため、鈑金修理費用の相場がどれくらいかと問われても答えるのは難しいでしょう。

また、車種により部品価格は大きく異なります。

それは新車車両本体価格が異なるからです。

例えば、150万円の軽自動車と、1000万円の高級車では、同じような破損状況でも修理費用は全く違います。

それは、ドア1枚とっても部品価格が全く異なるほか、高級車になると多くのパーツが取り付けられており、その脱着時間が長くなることから工賃も高くなるためです。

しかし、部位ごとである程度の相場費用は語ることはできるでしょう。

サイドドア

クルマのサイドドアには、4枚ドアのセダン、2ドアモデルのクーペ、スライドドアのミニバンなどがあります。

そして、ドアの大きさも、一番大きいのがスライドドアであり、サイドドアの破損で一番高価なのがスライドドアの鈑金修理です。

サイドドアを板金塗装する場合、交換になる破損は、一般的にパネルの3分の1以上破損がある場合ですが、場合によっては半分へこんでいても交換ではなく鈑金になることもあります。

ここで、サイドドアのパネル面積が広いスライドドアの鈑金塗装相場を見ると、10万円前後の費用が掛かるでしょう。

もちろん、塗装する色の種類でさらに値段は大きくい変わります。

また、へこんだ大きさがこぶしより小さく、ソリッドの白いボディカラーであれば、5万円前後で修理されることもあるでしょう。

バンパー

バンパーの鈑金修理は、樹脂なのでへこんでいる場合と裂けている破損があると交換になります。

しかし、軽微なへこみで切れや裂けなどがないソリッドカラーであれば3万円前後の修理費用が相場です。

しかし、パールホワイトでかなりへこみが大きい場合は、新品交換よりは安いですが、5万円を超える修理費用も珍しくありません。

ボンネット

ボンネットの鈑金塗装は、広い面積でプレスラインも少ないため、修理技術はかなり高度になります。

また、ボンネットは小さいへこみやキズであっても、修理でその範囲が広がることから、3分の1程度のキズまでしか修理は難しいでしょう。

そして、先端が折れてしまった場合は、手のひら以上大きな折れ曲がりは、修理費用が高額になります。

一般的にボンネットの鈑金修理は、塗装でボカシをしません。

それはボカシを入れることは、人間の目の錯覚を利用するので、一番目につきやすい高さで広い面積のボンネットのボカシ塗装は修理後の時間の経過で、ボカシの境目があらわになる可能性があるからです。

そこで、ボンネットは、広い面積を塗装するので、7万円前後の鈑金修理費用が相場でしょう。

しかし、修理する場所、へこみの状況次第ではすぐに交換を提案されるのもボンネットです。

ボンネットの新品交換は、部品だけでも5万円を超えるクルマもあるため、すぐに10万円以上の鈑金修理費用になります。

トランク

トランクの鈑金修理費用相場は、ゲートタイプとセダンタイプのトランクとで、修理できる度合が異なるほか費用も違います。

というのも、リアゲートのSUVやミニバンは、平らの面積が小さいので、鈑金修理できる破損が多いでしょう。

しかし、セダンのトランクは、上部の平らな面積が広いため、修理には高度な技術が必要になることから修理費用が高めです。

トランクの修理費用相場は、リアゲートの場合3万円前後からといったことが多いですが、テールレンズやガーニッシュの取り外しがあるとリアゲートの内張を外しての脱着になるので、工賃は高くなるでしょう。

そして、セダンタイプのトランクで、テールレンズの周辺を板金塗装する場合は3万円前後から、上面の広い部分になると一気に値段が上がり7万円前後からの修理費用になることが多いでしょう。

車の板金塗装にかかる日数は

鈑金塗装にかかる修理日数ですが、指の爪程度であれば1日で終了します。

しかし、フロントやサイド、リアから大きくぶつかると、修理には1週間程度の日数を要すことが多いでしょう。

特にフロントからの衝突の場合、見た目はそれほど程ではなく、バンパーやヘッドライト、グリル、そしてボンネットを少々鈑金すれば済みそうだと思っても、クルマの内部骨格まで損傷が及んでいる場合が少なくありません。

クルマは1トンを超える重量があり、そのクルマが時速数十キロで衝突します。

当然、大きな力が衝突部位にかかるため、見た目はたいしたことがないように見えても、内部に深刻なダメージがあり1週間以上の修理期間と、100万円を超える修理費用になることも少なくありません。

車の板金塗装のdiyに必要な道具は

クルマの鈑金塗装をDIYで挑戦するには、硬い骨格や溶接の必要がない破損状況だけと考えたほうが良いでしょう。

というのも、外板部品の鉄板の厚さは1mmにも満たない薄さなので、人の手で叩いて形を整えられますが、骨格は1mm程度の厚みの鉄板を使用していることも珍しくなく、また、薄い鉄板を何枚も重ねて強度をだしているため、人の力だけでは叩いて修理できないからです。

まず、必要な道具は、一通りクルマのパーツを外せる工具です。

プラスドライバー、マイナスドライバーをはじめ、ボックスレンチやコンビネーションスパナ、プライヤー、内張外しなどでしょう。

そして、実際に鈑金する場合、ドアやボンネット、そしてトランクは袋状になっているのでへこんでいる部分を裏側から叩いて修正できません。

そのため、それらの部位を鈑金するには表から引っ張り出す道具が必要です。

そのため、鈑金種類でDIYできるとすれば、フロントフェンダーとバンパー程度です。

そして必要な道具は、鈑金用ハンマーあて板、そしてバンパーを修正するためのヒートガンです。

車の板金塗装のdiyのやり方や手順は

クルマの鈑金塗装のやり方は、鉄板の場合は一番低い部分に後ろからあて板を当てて押し出しながら、へこんだ回りの少し盛り上がった部分を静かに叩いてへこみにゆがみを戻していきます。

ある程度へこみが戻ったら、あて板を裏から当てながらナラシハンマ―で全体を平らに修正します。

しかし鉄板は叩くと伸びてしまうので、叩き加減が重要であることと、叩く位置も経験がなければ難しいでしょう。

その点、バンパーの場合はヒートガンでへこんだ部分を手で触れなくなるほどの熱さまで温め、裏から押し出します。

そして、エアブローなどで一気に急冷して形を整えます。

板金塗装はDIYでは難しい

鈑金塗装は、熟練した技術が必要です。

へこんだ部分を闇雲に叩いても、キズを悪化させるだけで治すことはできないでしょう。

また、塗装も非常に難しいため、DIYでは安易に鈑金塗装を考えない方が得策です。

仮に、DIYで鈑金塗装しキレイにできずに最後にプロに依頼すると最初の破損状況の修正より工賃が多くかかり、結局自分で修理しない方が安く修理できることになるでしょう。