4tトラックは、大型トラックよりも小さい中型のトラックで、車両総重量が8t未満のトラックです。
最大積載量が4t未満であることから4tトラックと呼ばれることも有ります。
簡単に説明しますと4tトラックは、全長12m以下、全幅2.5m以下、全高3.8m以下で定められています。
それぞれ使用する目的や荷物によって変わります。
今回は、4tトラックの大きさなどの車両について細かく説明していきます。
トラックの大きさ
4tトラックの大きさは、使用する用途でその大きさが変わってきます。
運転席部分をキャブと言い、このキャブの大きさはボディタイプによって変わるのが特徴です。
荷台の大きさも、ボディタイプが運ぶ荷物によって変わります。
例えば…
ダンプ ⇒ 車両長さが短め
一般貨物 ⇒ 車両長さが長め
寸法は大きく分けて2つになり、車両寸法と荷台寸法とに分けられます。
ボディの種類ですが、標準ボディ~ショートボディまで5種類あります。
ボディタイプによってそれぞれ大きさが変わります。
4tトラックの幅や高さ・長さの寸法
ボディタイプは運ぶ荷物によって違い、そのボディタイプによって4tトラックの大きさが変わります。
種類は5種類あり、詳しい寸法は以下の通りです。
・標準ボディ
荷台寸法:長さ6200㎜×幅2130㎜×あおり高さ400㎜
・ロングボディ
荷台寸法:長さ7200㎜×幅2130㎜×あおり高さ400㎜
・スーパーロングボディ
荷台寸法:長さ8200㎜×幅2130㎜×あおり高さ400㎜
・ワイドボディ
荷台寸法:長さ6200㎜×幅2340㎜×あおり高さ400㎜
・ショートボディ
荷台寸法:長さ4350㎜×幅2040㎜×あおり高さ400㎜
※車両によっては細かいサイズが変わります。
4tトラックの荷台の寸法は?
4tトラックは運ぶ荷物でボディタイプが違い、荷台の大きさが変わります。
それはボディタイプで分類されています。
ボディタイプ別の荷台寸法はそれぞれ以下の通りです。
・標準ボディ
・ロングボディ
・スーパーロングボディ
・ワイドボディ
・ショートボディ
※車両によっては細かいサイズが変わります。
4tトラックの積載量は?
4tトラックの荷台の部分に『最大積載量4000㎏』と表示されていますが、実際には荷物が4000㎏積めない場合が有ります。
積載量とは、トラックに積み込める荷物の重さの基準で、最大積載量とは、その荷物が積める最大値の事です。
配送する時は最大積載量以上の荷物を積むことは出来ません。
積んで配送してしまうと、法律で会社やドライバーが罰せられますので、十分に気を付けましょう。
最大積載量は条件によって変わってくる場合が有ります。
計算式が以下の通りです。
※車両総重量や車両重量、乗車定員が変われば積載できる荷物の量(重さ)が変わってきます。
4tトラックの価格はいくら?
メーカーやボディタイプで値段は変わってきます。
ほぼ同じと考えてよいかと思います。
但し、トラックにユニック(クレーン)や保冷が付いた特殊車両は、その分価格が高くなります。
メーカー別の価格が以下の通りです。
・日野:約910万円~1200万円
・三菱:約900万円~1100万円
・いすゞ:約810万円~1200万円
トラックのグレードによっても違ってきますが、4tトラックの価格はどのボディタイプでも一般的に1000万円ぐらいだといわれています。
まとめ
4tトラックの大きさや寸法は、それぞれのボディタイプによって変わってきます。
積載量に関しても車両総重量や車両重量、乗車定員が変われば積載できる荷物の量(重さ)が違ってきますので注意しましょう。
価格自体もユニック・保冷・ミキサーなどの特殊車両を除けば約1000万円ぐらいです。